はじめまして

 

実野千咲(みの ちさき)です

 

このブログの作者?筆者?です。

 

現在は大学院生としてゆるく生きてます。

 

物語は、わたしが大学生の時の話です。

 

 

読者の方々にとっては信じられないような話かもしれないし、意外とありふれた話なのかもしれないです。

 

なんとなく始めたので、このブログで何を伝えたいとか、どう収拾をつけようとかもありません。みなさんが感動したり、驚くような大ドンデン返しはありません。

 

ただ、浮気に関するノウハウは多少学べるかもしれないです。(笑)

 

目標は、大学生時代の恋愛遍歴を辿りつつ、本命、浮気相手との二重生活記録を記し、自分がなぜ浮気を始めたか明確にすること。

なるべく時系列に語っていきます。

 

身バレ、特定に備えてフェイクを交えて綴っていきたいと思います。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「実野ちゃんさ、俺と浮気してみない?」

 

一つ上の先輩、研也さんのこの一言から、全部始まった。

 

サークルの有志でコテージを借りて、バーベキューをしに来た日

 

研也さんに会うのも久しぶりだった。

 

 

 

「はあ、私も結婚を誓った彼氏がいるんですけどね。まぁでもいいでしょう。

その浮気、付き合いましょう。」

 

「え?何その彼氏の話??俺知らなかったよ?」

 

当然だ。だって私は2ヶ月前まで

私と研也さんの後輩である、陸人と付き合ってた。

 

 

 

………ことになってるんだから。

 

 

「誰にも言ってませんもん。」

 

 

ややっこしいことになったなー。と思いつつ

枕の下に両手を入れ体勢を変える。

 

枕の下は温まって柔らかい布団の中と全く違う感触がする。

 

うつ伏せになって両手は枕の下に、枕の上にはあごをのせる。

研也さんを見てなんていなかった。

 

 

「でも、浮気はしますよ。なんなら、添い寝でもしてあげましょうか、いま。」

 

 

 

階下でみんな寝てる。一緒に旅行に来てるみんな。

私の同期の宮林もみきっぺも、研也さんの同期の悟朗さんも、美和子さんも。

後輩の陸人も。

 

………研也さんの彼女の桧山さんも。

 

 

 

「添い寝してあげましょうか。」

 

 

言われた男は無言だ

 

でも分かる。この男が何を言いたいのか。

どうするつもりなのか

 

 

気がついたらわたしの温めた領域に、返答が入り込んでいた

 

もう少し、この距離を楽しめばいいものを……

 

 

「キスしてもいい?」

 

 

研也さんとの思い出を頭に駆け巡らせながら、うなずいた。

 

 

 

大学での初めてのサークル。

 

そこで研也さんの背中を見て、育ってきた。

 

同期たちと少し毛色の異なる私だった。

優しい教授ばかりの緩い学部、新歓一発目に引き当てたこのサークルに私は一目惚れし、新歓期間中通い詰めた。

 

先輩方と仲良くなるのは必然で、一番年下の、しかも女の子のわたしはかわいがられた。

よく遊ぶ先輩グループの中で学年が一つしか変わらないのは研也さんだけ。

 

同じ妹分、弟分

 

 

研也さんもそうだったように、わたしもそうだった。

こないだまで高校生だったわたしは、全て

 

知らない遊び方、そこそこの大学生としての時間の使い方

全て教わった。

 

 

大学生として、そこで育った。

そういう言い回しがぴったりだ。

 

 

どんなに長い間一緒にいても、どんなに酔っ払っても、研也さん家の何度泊まっても

 

こんなことしたことなかった。

 

 

研也さんと、唇を合わせている。

 

 

(この人、こんな風にキスするんだ……。)

 

そんなことしか考えられない。

 

 

当たり前のことかもしれないけど、そんな感想しか浮かばない。

 

 

どんな人もそうかもしれない。

もしも、長年恋愛対象ではなかった人物に、浮気を申し込まれたら

 

みなさんはどうしますか?