少し久しぶりの更新になってしまいました。

すみません汗


実はこのブログを始めたタイミングから

体調に明らかな変化が見え

病院での検査を繰り返していました。


そして先日

容態悪化とともに緊急入院ということに…


また後日詳しく書こうと思いますが

約1ヶ月病院生活です…


でも

今日も前回の続きから書いていこうと思います。


前回はHIVに感染したと知らされたとこまで書いたと思いますが

その後

他の病気はないかと採血を大量に取り

レントゲンを取った覚えがあります…


HIVはAIDSへの通り道


併発している病もしっかり的になる

ドラクエのボス戦前のサブボス的感覚ですかね?


一つずつが強敵になるから

慎重に検査を繰り返していました。


それに伴って

治療をするための国のサポートの話を伺い

そこで初めてHIVというものは身体障害なんだと知らされました。


だから、身体障害者手帳を発行することで

国からのサポートを受け金銭的負担も減ると…


でも、身体障害者の方々を見下すとかではなく

数日前まで普通の体だと思っていたのに

急にあなたは身体障害者ですと言われても

なかなか受け止めきれず

話半分も頭に入ってこなかった…


しかも

国民の税金を

身勝手な行いで病にかかった人間が使用していいのか

もっと困っている人はたくさんいるんじゃないのかって

なんでもネガティブに考えるようになっていました。


こんな自分に生きていく価値があるのか

社会貢献していけるのか

生きてて良かったって思えるのか

そんな生き方出来るのか

分からなくなっていました。。。


今思えばさっさと障害者手帳取って治療しとけと

心から思います。


あーだこーだやらない理由ばかり探して

認めたくないから知らないふりをする

最悪です。


是非

同じような状況の方がいるなら

早く行動して欲しいし

障害者手帳を取るためには

ちゃんと確定申告とかもしなきゃです。


めんどくさくても

きっと後悔はしないと思います。


まぁ

でも当時の僕はその現実から逃げたんですよ。


同時期に隣人トラブルで裁判沙汰になったり

大学も仕事も家を全部変える事になり

いろんな分岐点すぎて純粋に病院への足が重くなっていきました。


心の中ではずっとソワソワしてました。

早く治療しなきゃって


でも日が空くと

どう戻っていいのか分からなくて

ずるずると月日が経っていきました。


そして

何故か僕が出した決断が

「残りの余命を全うしよう」でした。


生きることに執着せず

やりたいことをやって

運命に任せてくるべき時を待とうと…


理解してくれとは思いません

ただこの時の僕は諦めることで自分を楽にしていたんだと思います。


一度にうけいれられない情報量

逃げて逃げて逃げてました。


ただ、少しだけ生きる事に貪欲になれたようにも思います。


ずっとやりたいと思っていた学校に入り

20代半ばから全く学んだことのないことを学び

それを元に個人事業主として企業

その後なんとか今まで食べてこれています。


HIVのおかげとは言えませんが

人生にリミットが見えた時

僕には不思議と未練があまりなかったんです。


友達も恋人も家族も多くはない

唯一親より先にってのは苦しかったけど

HIVじゃなくても死ぬことはザラにある。


自分本位な考えだけど

たくさん感謝を伝えていこうと思えました。


毎日を必死で生きて

嫌なことも

楽しかったことも

嬉しかったことも

イラついたことも

泣きたくて仕方なかった日も

全部愛おしく思えました。


それから

親の姿を見るたび

「あぁこんなに白髪生えてたっけ?」

「背が小さくなった?」

なんて思ったり


「昔の思い出」

「あの時の親の想い」

「お互いにどんなふうに思ってたのか」

答え合わせのように色々話すようになりました。


親がどうして未婚の母として僕を産んだのか

死んでも守ろうと思ってくれたのか

そんな本音も聞くようになり


俺はなんってバカなことをしているんだろうって思いました。


「この人のためにちゃんと生きなくちゃ」って


今更かもしれないけど

すでに発覚から9年

むしろまだ生きてるのも不思議だけど

最後のチャンスがあるならと

思い切って2023年1月中旬

自宅近くでHIVの治療ができると表記されていたとある病院へ行きました。


そして

初めて自分の手でHIVの治療をしたいと書き

混み合う病院の中

深刻そうな面持ちで案内された診察室で

当病院から2年前にHIV専門医師が離職したため

治療が難しい…


そういって

どうしようって

その場で色々調べ始め

今現在もしっかり治療をしてくれる病院をリストアップしてくださり

紹介状を書いて下さりました…。


正直

もう遅いから諦めなと言われてるんだなと

思っていましたが


その紹介された病院が

まさかのHIVを見つけてくれた病院でした。


なんの偶然かわからないけど

ここでちゃんと治療しようと言われてる気分になりました。


単純ですよね汗


でも

すごく希望に感じたのを覚えています。


その後すぐに予約をとり

5日後に見てもらえることに


多分ほんとちょうど9年ぶりでした。


当時は不安と後悔と反省とネガティブしかなかったけど

今はダメならダメだし

その時はその時だって気持ちで

若干の恐怖心はありながらも前向きに病院の門をくぐりました。


先生は当時と違う方でしたが

症状的に「カンジダ」は出来てるから

それ用の薬を処方して頂き


今までの経緯や

当時の思い

なんでまた治療しようと思えたのかなど

少しずつ聞いてくださりました。


更に久しぶりなので今の状況を知るためにも

採血とレントゲンを再度取り直し

次回の日程を決めるとこまでスムーズに行けました。


なんだ、何を怖がっていたんだって

ほんと自分バカだったなって

心から思いました。


きっとHIVだってことを受け止めるのに9年もかかったんだとは思います。

ゲイだってことも正直当時はバイセクシャルだと思っていたし

今ほどLGBTQsって言葉も広まってなかった


いろんなところにズレができて

溝が埋まらないまま

1人で彷徨っていた感覚


今の時代が

そうじゃないことを願いますが。


このブログに辿り着いた方は

是非どんな不安も解ったほうが

人生楽しめると思います。


そんな気持ちを抱えるようになってから

カウンセラーの方とも面談


なんとこの方は以前担当してくれた方が健在で

優しい笑顔で「おかえりなさい」って言ってくださいました。


「すごく心配してました」って

逃げた僕なんかに声かけてくれる人がいるなんて思ってもいなかった…


なんなら怒られる覚悟で

相手は仕事だもんなって

どこか思ってたけど


今の僕には

それがすごく救われた言葉で


この方には本当に感謝だなと思っています…


その人と再会できたから

今度こそ本気で治療したいと

今思っています。


さて、今回も長くなってしまいましたが

次回もこの続き


多分今の状況に近い内容になっていくと思います。


思ったことをバーーーっと書いてしまっているので

文脈とか色々見ずらかったりしたらすみません汗


でも

必死で伝われーーーって思いながら書いてます。


これを読んで

今悩んでたり迷ってることがある方も

一歩踏み出してみるきっかけになれたらと思っています。


ここまで読んでくれたみなさん

ほんとありがとうございます!!!


みなさんなら大丈夫!!!


一緒に頑張りましょう✨


イマサラ