初めまして。


HIV感染発覚から約9年が経ち

今年から治療を始めようと病院に行く決意をした


「イマサラ」です。


いや、本当に今更ですよね。


HIV感染を知っておきながら

生きることに希望を感じれず


でも

自分で死ぬ勇気もないから

病気に頼って

限りある寿命の中で生きれたらいいかと

過ごしてきました。


きっと

いろんなご意見があるかと思いますが


今回が

初投稿ということで


どうして

ブログを始めようと思ったのか


「イマサラ」とは何者なのか


今後どうしていくのかなど


簡単に書いていこうと思います。



まず

プロフィールとかを見てくれた方には

重複した内容になってしまいますが



ブログタイトルにもあるように

私はHIV感染が発覚してから約9年間

治療から逃げここまで生きてしまいました。


HIVに関して詳しい方は

運のいいやつだと思われるかもしれません


個人差はありますが

HIVとは免疫力が下がり

通常重症化しないような病でも重症化し

死にいたる病で


約7年から10年で発症することが多く

早ければ5年でAIDSを発症してしまうこともある。


ほぼ完治することのない後天性の免疫疾患です。


世界では骨髄移植や

血液の交換で完治した事例もありますが


それはほぼ奇跡のようなお話で


基本的には現代医学では薬治療で

HIV染色体の増加を防ぎ

免疫力の維持をすることしかない病です。


治療をすれば普通に寿命まで生きれることも多くなり

むしろ免疫力が維持できるようになるので

逆に長生きできた事例もあるらしいです。


だから、この9年

なんの治療もせず

死を待つことを選んだ私に嫌悪感を抱く方も

たくさんいらっしゃると思います。


ですが

HIVという治らない病の名前が先行して

恐れてしまっている方も多くいるんじゃないかなと思います。


僕は怖くて

感染を知った時

心臓が感じたことのないくらい

苦しく締め付けられる感覚を覚えました。


なぜか

自分とは無縁だと思っていたんですよね。。。


この9年間

なんの治療もしてこなかったからこそ分かる

HIVの症状や疑い

これからの治療のこと

どうして生きようと思えたのかなど


色々思いつく限り書いていこうと思います。


偉そうに語るつもりはないです。


検査を促すような言葉も好きじゃないです。


ただ

これを見てくれた方々に

まだ時間があるなら頑張ってみようと思っていただけたら

それがここまで生きてしまった僕の意味になる気がしています。


ここからは私について書いてみます。


私は

30代半ばに差し掛かるゲイの男です。


人生でカミングアウトしたことはないので

ここが初めてのカミングアウト場所となりました。


元々は普通に異性のことも好きになれる

バイセクシャルだと思っていましたし

女性とお付き合いをしたこともある

見た目普通のそこら辺にいる男だと思います。


ですが

いろんな環境の変化や

関わる人間たちの影響で

普通の人生からは一つも二つも外れた生き方をしてきた気がしています。


みなさんも薄々は気づいているとは思いますが

私のHIV感染は同性間性交渉が感染経路です。


当時20代前半~中盤にかかる男子

調子乗っていたというか

バカだったというか


性病感染に気をつけていたにしても

いっときの気の迷いから荒れてしまった時期がありました。


まぁ、この事に関しては

また詳しく書いていこうと思いますが…


過去の自分に言えることがあるのであれば

何をしても寂しさは拭えないし

強い後悔と罪悪感と悲しさと寂しさを抱えて生きていく事になるから

慎重に生きてくれと伝えたいです…


今更何を言っても無駄ではありますが


そんな懺悔の気持ちを込めて

この場でみなさんの力になれたらと思っています。


言葉足らずだったり

伝え方が拙い部分もあるかもしれませんが


今日から

何卒よろしくお願いいたします。


「今更」という感情が

「今からでも大丈夫」だと思っていただけますように。


イマサラ