百花繚乱、紅月夜

百花(ひゃっか)繚乱(りょうらん)、紅月(あかつき)夜(よ)

紅月

蓮巳敬人(CV:梅原裕一郎)

鬼龍紅郎(CV:神尾晋一郎)

神崎颯馬(CV:神永圭佑)

颯馬:結末(けつまつ)読(よ)めるような

颯馬:容易(たやす)い道(みち)はもう選(えら)ばぬだろう

紅郎:諸行(しょぎょう)無常(むじょう)という波間(なみま)へと身(み)を委(ゆだ)ねる

敬人:始(はじ)まる宵(よい)の宴(うたげ) 音色(ねいろ)に耳(みみ)澄(す)ませ何(なに)を歌(うた)う？

颯馬:毅然(きぜん)と鳴(な)り渡(わた)る

紅郎:この志-おもい-(おもい) 導(しるべ)になれ

敬人:水面(みなも)に浮(う)かんだ影(かげ)絵(え)のように

颯馬:(一世(いっせ)一代(いちだい))

紅郎:(咲(さ)かせようか)

紅郎･颯馬:凛(りん)と心(こころ)合(あ)わせうたかたへと

All:花(はな)ひらいて魅(み)せましょう

All:夢(ゆめ)よ咲(さ)く華(はな) 百花(ひゃっか)繚乱(りょうらん)

All:空(そら) 艷(あで)やかに舞(ま)い踊(おど)る

颯馬:永久(とこしえ)の

紅郎:月(つき)にならん

All:紅(くれない)、染(そ)まれ夕月(ゆうづき)夜(よ)

All:響(ひび)き渡(わた)れ丁々(ちょうちょう)発止(はっし)

All:今(いま) 花(はな)びら散(ち)るように

敬人:閃(ひらめ)きを焼(や)き付(つ)けよう

All:刹那(せつな)の夢(ゆめ)を

All:篤(とく)と···皆々(みなみな)様(さま)ご覧(らん)あれ！嗚呼(ああ)！

颯馬:高(たか)みを極(きわ)めるため

颯馬:見上(みあ)げし道(みち)のりは···険(けわ)しきもの

紅郎:大和(やまと)の魂(たましい) この胸(むね)に刻(きざ)みつけて

敬人:眠(ねむ)りを覚(さ)ますように

敬人:零(こぼ)れる薄(うす)明(あ)かり何(なに)を思(おも)う？

颯馬:斬(き)り結(むす)んでいく

紅郎:この志-こころ-(こころ) 真(まこと)になれ

敬人:群雲(むらくも)に姿(すがた) 隠(かく)されぬように

颯馬:(千変(せんぺん)万化(ばんか)を)

紅郎:(乱(みだ)れ打(う)って)

紅郎･颯馬:天(てん)さえも従(したが)えこの言霊(ことだま)

All:轟(とどろ)かせて魅(み)せましょう

All:星(ほし)の宴(うたげ)よ森羅(しんら)万象(ばんしょう)

All:空(そら) 満(み)ちてゆく綺羅(きら)の海(うみ)

颯馬:直中(ただなか)を

紅郎:燃(も)え照(て)らせよ

All:笛(ふえ)の音(ね) 響(ひび)く三日月(みかづき)夜(よ)

All:花(はな)合(あ)わせて思(おも)いのままに

All:今(いま) 扇(おうぎ)を翻(ひるがえ)す

敬人:幻(まぼろし)と消(き)えぬように

All:契(ちぎ)りを交(か)わす

All:蝶(ちょう)のようにくるり舞(ま)う夜更(よふ)け嗚呼(ああ)···

敬人:季節(きせつ)の窓辺(まどべ)を彩(いろど)り浮(う)かぶ

紅郎:(風情(ふぜい)残(のこ)して)

颯馬:(巡(めぐ)りゆく)

紅郎:影(かげ)になぞらえて夢(ゆめ)を実(みの)らす