続いて紹介するのは、
正規3集について
日本で発売されるアルバムは「1stアルバム」「4thアルバム」などと呼ばれますが、
韓国では「正規○集」と呼びます。
東方神起の正規3集「“O” ー 正・反・合 ー」に収録された曲「風船」。
可愛らしいポップな歌で、MVでメンバーが着ぐるみやカラフルな制服を着ていたり、メンバーの幼少期そっくりな子役が出演していたりと話題になった隠れ名曲です。
その着ぐるみ衣装にご注目!
見覚えありますね?
これは、以前メンバーを紹介した際に一緒に載せた、メンバーの好きな数字です。
ユノ とら ⇨ 5
ジェジュン ねこ ⇨ 33
ジュンス ひつじ ⇨ 10
チャンミン ばんび ⇨ 2
そしてもう1人。
このうさぎの衣装と0の数字の関係が今回のカギです!!!
「0」は韓国語で「オー」と言います。
また、「オー」はアルファベットでは「O」ですよね。
東方神起の曲で「O」があるもの。
「“O” ー 正・反・合 ー」という楽曲。
以前「9095」とともに掲載した、謎の曲です。
ここで、「正反合」について少し説明しますね。
トンペン界でよく、この言葉は曲のために作った造語だという話がありますが、誤解です。
これは哲学の言葉なんです。
「弁証法」という理論の中で登場する言葉なんだそうです。
意味は、
「正 (テーゼ)」
命題。
「反 (アンチテーゼ)」
テーゼを否定したもの。
「合 (ジンテーゼ)」
テーゼとアンチテーゼを合わせたもの。
…難。笑
要するに、
「あるものと、それに反対するものがあって、それらを合わせること」
的なニュアンスです…(ちょっと自信ない笑
それが「正反合」の意味です!ハイ!←
哲学なんてワカラナイ。。。
さて、以前「9095」と一緒に載せた「“O” ー 正・反・合 ー」の日本語ver.歌詞。
いくつかマーキングしていたところがありましたよね?
まずは、「その全部Oになるまで」の歌詞。
この「O」は「ゼロ」と読むことは説明したかと思います。
「その全部ゼロになるまで」だと。
なぜかというと、先ほど言ったように、
「オー」は韓国語で「0」を意味するから。
その名残というか、そのような意図かと思います。
日本語の歌ですけどね^ ^
ここで、「0」は韓国語で「オー」と読むと言ってますが、
実は「オー」は「5」という意味もあるんです。(ややこしいw
さぁ難しくなってきました!笑
整理してみましょう。
まず、この歌の曲名は
「“O” ー 正・反・合 ー」
歌詞の内容は
正反合の為の努力を
しなくてはならない。
つまり、「世の中肯定的なものと、それに反対的なものがあるが、上手く合わせてやっていくのがベスト」であると。
また、「O」は英語で「オー」と読み、
「オー」は韓国語で「0」または「5」を意味する。
ここで皆さん疑問に思いませんか?
なぜ曲名は「“O” ー 正・反・合 ー」なのか。
歌詞の内容的に「正・反・合」で良くない?
なんで「“O”」が付いてんの? …と。
そこで、この「O」に数字を当てはめてみましょう。
この「O」が「0」を意味する場合…
「正反合で0になる」
つまり、
「肯定意見と反対意見が合わさったとき、0になる」
ということ。
また、この「O」が「5」を意味する場合…
「正反合で5になる」
つまり、
「肯定意見と反対意見が合わさったとき、5(東方神起)になる」
ということです。
(5は東方神起を表す数字です。
…となると?
正反合により「0」か「5」になる彼ら。
いや、
正反合により「0」になった彼らが、再び「5」に戻ることを意味しているのか?
はたまた、
正反合により「5」だった彼らが、「0」になってしまうことを意味しているのか?
ところで、
東方神起が2人体制となって帰ってきた2011年。
干支は何だったでしょうか?
正解はうさぎです。
うさぎといえば、ユチョンの衣装ですね。
番号は0。
うさぎの番号が0…
つまり、うさぎ年は0の年。
2011年は0の年だったんです。
これを前回登場した9095の法則に従うと、
10000(東方神起) ⇨ 9095
⇨ 0←ここ
0になってしまった東方神起…
そこで登場するあの歌詞。
「その全部Oになるまで」
何度も言いますが、この「O」は「0」を表してます。
その全部がゼロになるまで、彼らは何をしていましたか?
この歌では、その全部がゼロになるまで何の為の努力をしなくてはならないと訴えていますか?
正反合の為の努力ですよね。
0になるまで正反合の努力をしなくちゃいけないと、この歌詞は訴えているんです。
正反合の努力をした結果、東方神起は2011年に0になってしまったんです!
正しい意見(東方神起を支持した2人)と
その反対意見(東方神起を抜けた3人)が
合わさって5人だった東方神起…
「東方神起としての活動」という正の意見と
「個人活動の展開」という反する意見を
なんとか合わせようともがいて
0になってしまった彼ら…
この曲は、ずっとずっと前から
彼らがこうなることを予言していたというのです。
また、他にもマーキングした歌詞がありますね。
それは実際、この都市伝説には関係なく
ただ、彼らの心情の歌詞だと言われています。
「感じる I'm a afraid 君のアンチテーゼ」
(チャンミンパート)
「I'm a afraid」=「僕は怖い」
「アンチテーゼ」とは冒頭で説明したように、「テーゼ (とある命題)」に対する反対意見です。
正反合でいう、「反」の部分。
この歌詞では、チャンミンが
「3人の僕らに対するアンチテーゼが怖い」
と訴えています。
「傷を背負った trial は暗闇にいるようで」
(ユノパート)
「trial」=「裁判」
………。
…そのまんまですね。
ドロ沼化した彼らの裁判を表しています。
また、ユノパートでもありますから
2人の活動休止期間中のどん底生活を物語っているような気もします。
「後悔しそうになるもしても絶対 Don't stop the way!」
(ユチョンパート ~)
「Don't stop the way」=「その道を止まるな」
ユチョンパートということで3人側の訴えでしょうか。
「東方神起を抜けて後悔しそうになるとしても、絶対僕らは立ち止まらない」と。
そして、
「What is justice?」
(サビ)
「justice」=「正義/公正」「裁判」
2つの意味があります。
サビということで全員が歌うパートです。
「正義って何?」
「公正って何?」
「裁判ってなんのため?」
5人が訴えかけています。
もっとも、この歌の冒頭には「正義はホントは何なの?」という歌詞もあります。
いかがでしたか?
少しわかりにくい説明で申し訳ありませんでした。
この歌、結構難しい上に深いんです笑
本来は、
「世間には正と反があって、それを合わせていくことでより良い世界を」
というような、社会的なメッセージの曲なんですけど、
トンペンからしたらこーゆー…ってゆーね笑
韓国語の歌詞はもっと哲学的で難しく、面白い歌詞ですので、よかったらググってみてくださいㅋ
あ、
そういえば、以前この歌詞を載せた記事で
最後の方に「東方神起の応援カラーである赤は、共産主義者を表す色でもある」という話をしました。
どういうことか?
東方神起は、共産主義なんです。
メンバー5人で平等にギャラ(言い方w)を分け合うという主義…
しかし、抜けた3人は共産主義主義ではなく、頑張った人が頑張った分だけもらおう!と…。
また、共産主義を表すのは…
赤い星。
東方神起はよく星で例えられます。
(韓国のファンクラブ名は「カシオペア」。カシオペア座は星が5つ。よって、東方神起は5つの星が集まった集団…と言われる)
赤い星は共産主義。
東方神起は共産主義。
こんな偶然、ありますか?
そして、この「赤は共産主義者を表す」というのは、戦時中に使われた表現です。
なぜ戦時中の表現が東方神起に関連するのか。
この「“O” ー 正・反・合 ー」という曲が、
そして「東方神起」というグループ自体が、
戦争に関係してしるから…なのです。
それはまた違う機会に。
あんにょん。