彼女のことならなーんでも知っておきたい。
だって、好きで好きでたまらないから。
隠し事なんてない方がいい。
お互いに理解し合って、二人で仲良くやっていこう。
そんな男を「マネージャー男」と呼ぶ。
彼女は、売れっ子芸能人じゃないから、マネージャーは要らない。(-_-;)
この手の男は、相手を束縛していることに気付いてない。
「あれ駄目、これ駄目。」と言うわけでもなく、「今何してるの?」と1時間おきにTELしてくるわけでもないが、
「日曜は何してたの?」
「パソコンしてた」
「パソコンで何してたの?」
「メルマガ書いてた。」
「その他には何してたの?」
「買い物行った」
「どこに行ったの?」
「ジャスコ」
「何買ったの?」
こうやって、その日の行動を全て聞きたがる。
だって、マネージャーだから。(笑)
これも、立派な束縛に繋がるのを、こいつは解っていない。
マネージャーが知りたがるのは、行動だけではない。
食べ物や洋服、家族のこと、なーんでも聞きたがるのが特徴である。
そして、聞くことで理解したと、思い込む。
ちょっと待て!
おまえは「聞いた」だけで「理解」はしてない。
マネージャーは特徴として、この後に「レールを引く」という作業をする。
あたしの好みに合わせて、デートのスケジュールを組んでくれる。
「デート」というレールだわね。
マネージャーは解っていない。
人の好みは変わるということと、人は同じことばかりだと飽きるということを。
彼女は、だんだんつまらなくなってくる。
何でも先回りされて、レールを引かれてることに束縛を感じる。
マネージャーからすると、彼女がだんだん我侭に感じてくる。
「自分は一生懸命理解しようとしてるのに。」と、勘違いしたままで。
彼女は、ますますマネージャーがウザクなる。
そして、彼女はマネージャーを解雇したのでした。
めでたし、めでたし。
始めから全部知っちゃうなんてつまらないじゃない。
と、思わないのがマネージャー男の悪い癖。
刺激がなくなっちゃうと、マンネリ化してくる。
その道を自ら進んで選んでしまうのね。
いくら、知ることは出来ても、人は全てを理解し合うのなんて無理な話。
お互いのことを、徐々に知って、解ろうとして譲り合うことしか出来ない。
愛情の大きさって「どこまで許せるか」ってことで測れるともいうよね。
でも、この愛情の大きさって、お互いの大きさに差がありすぎると、片方が負担を感じるんだけどね。
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