皆様こんにちは、桐生でございます。

北海道の短い夏が始まりましたね。
先日はビアガーデンイベントに参加させて頂き、夏らしい気分を満喫致しました。
飲める方も飲めない方も、雰囲気を味わうだけでも一興かと思います。
これから行かれる方は楽しんで下さいね。


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皆様は本や音楽の記憶が季節と結びついているという経験はございますでしょうか。
季節が巡るたび、夏が来るたびに読み返したくなる物語、聞きたくなる音楽…。
また逆に、本や楽曲から、季節の記憶や匂いが呼び覚まされることもありますよね。

私は夏になると決まって読み返したくなる本があるのですが
(実際に読み返すこともありますし、「読みたいなあ」で終わる年もあります)、
作品の内容と実際の季節が必ずしもリンクしていないことに最近気づきました。
なんとなく自分の中で「夏のイメージ」を持っていた本を読み返してみたところ、作中では初冬が舞台だったんですね。

たぶん最初に読んだのが夏だったんでしょう。

うまく表現できませんが、読後に(もしくは観終えて、聴き終えて)
後に引く作品、記憶と密接に結びつくほどの印象を残す作品に出会いたいなと感じます。
作品の世界を身にまとう、自分の血肉となるような感覚は、優れたファッションと同じで、その後の自分自身を形作るものとなるのではないでしょうか。

そんな訳で「オススメの夏の曲」や「オススメの夏らしい本」については、自身の経験に基づいてオススメすると「夏関係ないじゃん!」となってしまうため、皆様がそれぞれ季節に合った素敵な作品と巡り合えますように、という趣旨の本日のブログでございました。

全然季節は関係なくても結構ですので、皆様が大好きな本や、影響を受けた音楽について、オススメがあれば随時教えて下さいませ。

自分の視野だけでは見つけられない、素敵な出会いがあれば幸いに思います。


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本日のメモワールは16時開館、私桐生と白鴉がお迎え致します。
次回開館日は明日7/27(月)、白鴉と朝日が従事予定です。

皆様のご帰宅、心よりお待ちしております。