約2年前、docomoのバリューコース施策によって、端末割賦販売にてSH-04Aを契約するに至った。
当時過剰な端末価格割引にメスを入れる施策として導入されたが、今現在どうだろうか？
現在では新規契約やMNPであれば0円とかを平気で見かけるようになった。(稀に買い増しも)
2年間で端末代総額6万円を支払い、その間アップデートされたのはフリーズ現象の修正、と発表されているが、アップデート後も所有する端末では再現性が不明瞭で稀に起きる現象であるが、カメラ起動や画像表示からの待ち受け画面復帰でフリーズが発生していた。
タッチパネルでの入力操作が非常に使いにくかったが、その部分については終ぞ修正される事はなかった。
せめてフリック入力でも追加されるのであればまだ使い続けていたかも知れないが、ガラケーにおいては致命的な不具合以外は修正される事は皆無で、機能追加は望めそうにない。
新サービスにはソフトウェア的に対応する事もないし、あまりにハイエンドな端末を高価格で入手するのは非常に馬鹿らしいと感じるようになった。
結局、基本的にはワンセグとBluetooth、ついでにGPSさえ搭載してあれば文句はなく、それら条件を満たす安価な端末があれば契約したいと思うようになった。
前置きが長くなったが、2010年末にSoftBank端末を1台docomo端末にMNPしてみた。
スパボ一括で購入した3台の内の1台だが、最近全く使っていないのでdocomo回線を増やした方が使い勝手が良いと判断し、MNPを行った。
契約したのはdocomo Prime Series P-04BでMNP 0円。
全てのオプションを解除し、月額基本使用料を980円まで落とし、別途、MNP手数料2,100円(SoftBankへの支払い)、事務手数料3,150円(docomoへの支払い)が徴収され、2年間の縛りで980円×24＝23,520円を支払う事となる。
端末代金9,800円の新規契約と比べるとMNPだと約5,000円お得だったかな、と言ったところ。
SoftBankのままであれば月額8円だったのにdocomo回線になって月額980円とコストアップしたが、1,000円の無料通話料が2ヶ月後に分け合えて繰り越されるので実質無料に近い。
想定外だったのは、SoftBank回線は解約月の月月割が割引対象外となり日割り計算で料金を徴収された(451円)
事と、docomo回線はｉモードプランを解除する前にMyDocomoの一括請求に申込み忘れたので番号ごとのIDでログインが必要となり手間がかかる事。
DSでもｉモードをつけないと設定変更はできないと言われた。
docomo回線だとファミリー割引のグループ内しか無料通話対象とならないが、こっちの方が色々と都合が良いのでこれを子供たち用のトランシーバ回線として利用させてもらう。
もちろん、SIMは差し替えたので自分はP-04Bを利用する。
さてP-04Bだが、Panasonic製のSoftBank 830Pも触っているので特に違和感なく操作できた。
カメラが高速起動する点やアンテナなしでのワンセグ視聴も問題なく、結構使い勝手が良い。
830P(左)とP-04B(右)
ただ、おサイフケータイの移行でたっぷりパケット代を取られた。
パケホーダイダブルに加入しているので無料通話分からの補填がない。
結局、端末を安く買ってもキャリアはしっかり儲かる仕組みになっている。
今後も各キャリア様々な施策、サービスを展開するだろうが、しっかりと内容を見極め、お得に新端末を入手できるよう情報収集を行っていこうと思う。
■docomo PRIME series P-04B | 製品 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/product/foma/prime/p04b/index.html