みなさんこんにちは~^^
本日が最終日となります。
半袖モノなどはそのままセールプライスでご提案するブランドもございますので、完売する前にどうぞ~。それでは今週も宜しくお願いいたします~^^
ってことで本日はCORONAのちょっと前のショーツを今のスタイルでご提案したいと思います。
【CORONA】”FATIGUE SLACKS TIGER SHORT SLACKS/M-51 NYCO BLOCKS”
長く履ける良いショーツとなれば、それなりの値段がしてしまうというのは頭では理解しているのですけど、それでも3万円を超えてしまうとちょっとお勧めし難くなってしまいます。そんな理由もあって、こうしたショーツの入荷も控え目となってしまっている昨今でございますね。でも、やっぱカッコ良いのが欲しいよね、ということでちょっと前に入荷したショーツを今の気分で履いてみましたよ。こんなコンセプトでございます、それではやっていきましょう~^^
このショーツを語る上で最も推しなポイントとなるのは、やはりこの”コットンナイロン/ブロックス”の生地になると思います。通称ブロックスと僕らの間で呼ばれていた高密度生地は、他では見られない生地感でお店でも大人気の生地だったと記憶しております。既に、このブロックスの生地を使ったアイテムは、このショーツくらいしか存在しなくなっております。
この生地の説明文をどうぞ。この生地は、1950年代・USMC(米海兵隊)仕様のM-51フィールドジャケットに使用されていたナイロン混の薄手の生地を再現した、コロナのオリジナルのテキスタイルとなります。BLOCKS(ブロックス)と呼ばれる生地で、緯糸に細番手・80番のコーマ糸(糸の段階で毛羽を取って綺麗に整えているもの)を使って高密度に織った生地です。また、通常ナイロン混の生地では使わない連続染色機を使い染めと後加工をしています。非常にテクニカルな工程で、この処理をすることで綿ナイロンの生地特有の凸凹した表情をフラットで綺麗な面に仕上げています。 今、この手間の掛かる生地を1から作ってパンツを縫製したら一体幾らになってしまうのでしょうか(笑)
そんなこんなで、この生地をはじめとするCORONAオリジナルの生地で作られたミリタリーなパンツたちが、業界内外で評判となっていくのをしっかりと見てきた気がします。一言で、こんなにテンションの揚がる軍パンは初めてだった気がしますね(笑)
そんな僕らの大好きな最高の生地を使って作られたショーツは、1960年代のベトナム・タイガーストライプパンツをショーツにリメイクしたもので、画像の様に左膝下にシガレットポケットの付くマルチポケットのカーゴショーツとなっております。
これがそのシガレットポケットですね。この小さいポッケがやや正面向きに取り付けられているのが興味深いですね。
タイガーはアシンメトリーなデザインとして知られております。こちらの逆サイには大き過ぎないカーゴポケットが付いております。剥き出しのボタンや味のあるステッチなども、このブロックスな素材感とマッチしております。
後のフラップ付きポケットも印象的ですね。例によってボタン剥き出しでマチの広い立体的なポケットが2つ付いております。
ブランドの資料には、実在したミルスペックショーツのようなリアルさと、左右非対称なポップさとが混在する独自の存在感があります。と書いてありましたね。しかし、元々タイガー好きな方には堪らない出来栄えとなっているのでは。
CORONAですので、裏の作り込みも最高ですよ。
ヒッコリーが最高ですな。結構しっかり目な生地がまた良いのです。
ジップもアレを使っております。
それでは履いてみましょう。
少し大きめのサイズ感なのでMサイズを履いております。
アシンメトリーなショーツなので両サイドを見てみましょう。こっちは左側にシガレットポケットの付いた方ですね。
こっちは小振りなカーゴポケットの方ですね。
シンプルに、2025年バージョンのシーアイランドコットンのTシャツと。足元はアサヒのスニーカーですね。
変わって、これも2025年ならではのセントジェームスの半袖ウェッソンルーズでございます。こうしたゆったり目なカットソーにはこれ位のゆったりなショーツが良い感じ。
良いショーツだなぁ。倉庫に2年以上仕舞っていたので存在を忘れておりましたが(笑)コットンナイロンブロックスのアイテムがまだ存在していただなんてね。今の気分で履けるカッコ良さがしっかりありますよ。是非お試しくださいね~^^
【CORONA】”FATIGUE SLACKS TIGER SHORT SLACKS/M-51 NYCO BLOCKS”
・BEIGE
・サイズM/L
・80%コットン、20%ナイロン
・日本製
・¥23,000
tanaka