みなさんこんにちは~^^
ブランドにオーダーしているので、何が届くかってのは予め分かってはいるのですね。メールでのお知らせがあったりしますし、そろそろだな~と心の準備をしているモノもあったりするのです。そのどちらでもないパターンがあったりして、お知らせが無かったもしくは見落としていた(笑)とか、予定していた納期より早めに届いたなんてパターンもあったりします。何が言いたいかと言うと、不意打ちを食らった納品と言うか、段ボールを開けたらこんなのが入っていてかなりビックリしたと言う話がしたいだけなのです。
そんな段ボール箱の中には~
CORONAのJUNGLE EASY SLACKSが中に入っていてビックリしました。もう少し後での納品だと勝手に思っていたのと、お知らせを見落としていたパターンでございますね(笑)こんな感じで思い掛けなく素敵なパンツが届いて嬉しかったのです。早速履いてみましたけどこれ良いですねぇ~何とも言えない緩さが絶品で今の気分にさせてくれるのです。是非履きに来てくださいね~^^それでは本日もお待ちしております~。
って事で本日はそんなジャングルスラックス系のパンツにもピッタリなカバーオールのご紹介でございますよ。
【LE TRAVAILLRUR GALLICE】”LA VESTE”
LA VESTEとはフランス語でジャケット的な意味合いがあります。まぁそのまんまなのですが、折角のフランス製のカバーオールなのですから、これに〇〇WORKJACKET~みたいなネーミングをするよりは、シンプルなLA VESTEで良いのかなと思ったりもします。個人的にも、無駄を削ぎ落としたようなミニマルなカバーオールが欲しかったので、一目見てこれはピッタリだなと。また今春のテーマにも掲げているベージュの風合いが絶妙だったので、これはフランスから届くのが待ち遠しかったのです。まだブランド紹介もしていませんけど、素敵な納品となりました。
ル・トラバイユール・ガリスと読む事にしましょう。トラヴァイユールかなと思ったのですが、簡単な方でも良いみたいなので、読み書きしやすい方で。ブランド名を直訳すると、フランスの労働者とか働き者のフランス人なんて感じみたい。その歴史はかなり古く、1895年にフランスで創業したEtablissments Gallice社の手掛けたワークウェアなんてのがルーツみたいですね。資料なども見せて貰いましたが、ビンテージ感がプンプンする素敵なブランドだったりします。
鶏はフランスの国鳥ですね。ガリスで使われている鶏の雰囲気がまた絶妙ですね(笑)そしてフランスは言わずと知れた生地大国ですね。デニムやスウェットを作ったのはフランス人で、フランス人の前で生地の話をすると長くなる、なんてエピソードもある位。そしてですね、このガリスがアイコン的な位置付けで提案しているのが、フランス発祥の”モールスキン”なのです。
ワークウェアなどでお馴染みなモールスキンもフランス発祥なのか、恐るべし生地大国でございますね。彼らの拘りは、フランス製のモールスキン生地を使う事なのです。想像に容易いと思いますが、現在フランス製のモールスキンを生産している生地サプライヤーなんてほんの数える程しか存在しないと思います。もうね、自国生産のモールスキンを使ってフランス生産をしているブランドってだけで生唾モノでございますよね(笑)
フランス製の証もトリコロールなのね。でも、そんなマニアも垂涎の生産背景で作られているとなると嘸かしお高いのでしょう?となりますが、実はそんな事が無いのですよね。ちょっとした日本ブランドよりもお安いプライスタグが付いております。これには驚くのではないでしょうか。
素敵なブランドネームが付いております。サイズ表記は数字なのね、2はMサイズでございます。
これも歴史を感じるブランドネームじゃありませんか。ヨーロッパのブランドにはこんな感じの歴史を感じさせるブランドネームがあって素敵ですね。
そんなこんなでやっとカバーオールの本体へと辿り着きました。
ワークウェアとして成立している必要最小限のポケット数と言いましょうか、大小3つのポケットがございます。サッパリなカバーオールが欲しかったので、腰ポケットだけでも良かったのですが、まぁそれだとちょっと寂しいかななんて思ってもいたり。この感じ良いですねぇ~
パリッとした襟は流石はモールスキンでしょうか。かなり分厚い生地感をイメージしていただいて大丈夫かと思います。これがね、着込んで洗っていくと絶妙の表情になるのですよね。古着で買うのも良いけど、比較的アタリや表情が出やすいので、ここはひとつセルフで行こうじゃありませんか。
久々のガシっとしたワーク縫製を見ております。これにはこれでしょう。
シンプルなステッチが良いですね。そんな胸ポケット。
フラップっぽいステッチがまた面白い。そんな腰ポケットです。
ボタンのチョイスも良い感じ。
袖口まで付いている大き目なエルボーパッチが良いですね。
ワークウェアなんだけど何処か洗練されている気もします。不思議ですねこの感じ。
裏はこんな感じ。赤い糸のステッチがまたアクセントに。
ね、雰囲気があって良い感じでしょ。
ネームにはポケットが付いておりました。大きめなのもそれっぽくて好印象。
と言う事で着てみましょう。今シーズンは、フランスのワーカーらしいブルーを外してのベージュのチョイスでございます。
これでサイズ2(M)ですね。洗うとちょっと詰まるのでその辺もイメージしてくださいね。
まずは届いたばかりのCORONAのジャングルスラックスを履いてのスタイルです。フランス製のボーダーのバスクシャツとの相性の良さは間違いがありません。フレンチトレーナーを履いても良かったのですが、ベージュに寄せてブリティッシュトレーナーをチョイスしております。
何処か品のある雰囲気がありますので、ニットパーカを使ってスタイリングをしてみました。シャツを着ないでTシャツとのパーカスタイルは何処かリラックス感があって良いですね。靴はいつものシャンボードです。
スウェットのパーカも良いけど、ニットパーカの控えめなボリューム感のフードも捨てがたい。
アーミーチノを履いての1枚です。ベストもあるので、セットアップで組み合わせてみました。シャツはシャンブレーがエエ感じ。こうなると足元はキュッと引き締めたくなりますね。やはりモールスキンは何とも言えないボリューム感があります。
良いでしょ。でも新品時よりも数カ月後ですよ、奥さん。
細いパンツも履かないとですね。となると恵比寿のドレスチノが登場です。折角ですので、タイドアップしてみました。足元はコードバンのアビニョンです。
ベージュ系の合わせになりましたがこれ結構気に入っております。
着てみて感じたのは、やはりこれは着捲ってナンボだと言う事でしょうか。汚くなり過ぎない程度にベージュがくすんだら良さそうですね。それでもワークウェアなのに、何処かスタイリッシュな感じがして、流石はフランスブランドだと感心してしまいます。まぁフランス好きだし、ちょっとしたフランスフィルターが掛かっているのかも知れませんが(笑)それ抜きにしてもこれはきっと良いハズと思っております。ですので、ご自分の目でお確かめ下さい。初年度ですので少量入荷でございます。それではお店でお待ちしております~^^
【LE TRAVAILLRUR GALLICE】”LA VESTE”
・BEIGE
・サイズ2(M)、3(L)
・コットン100%
・フランス製
・¥16,800
tanaka