みなさんこんにちは~^^

 

どうでも良い事ですけどね、お店のトイレットペーパーの残りがあと2つになりました。まぁ僕らの使っているペースなら、楽々来週まで持つとは思うのですけどね、こんな状況になると色々考えちゃいますよね。この騒動も何とも日本人らしい話だな、と傍観者の様に眺めていたのですが、自分の所のトイレで残り2ロールになると不思議と焦りますよね(笑)いやいや、こんな事で焦ってはいけないよ、もっとどっしりと構えていようじゃないか。まぁ無くなったら無くなったで、ティッシュもあるし何とかなるでしょう。と、最も分かりやすい代用品を思い付いたのでこれで解決かと思いきや、当店には慢性的な鼻炎野郎が居たのを思い出しました。普段から男子高校生が2,3人居るのではないかと言う勢いでティッシュが消費されていくのです(笑)ティッシュは3箱残っておりますが、多分こっちの方が先に無くなるのでしょう。どうせ買えないし、折角だから普段の生活をしながら、どっちが先に無くなるのかを見てみようと思います。

 

愛用してる1.5倍のエリエールです。この騒動でちょっと得した感を味わえます(笑)

 

 

って事で本日はトイレットペーパーからの靴のご紹介です。なんか現状のトイレ状況をダラダラと書いていたら、もうやり切った感が出て来ちゃいましたね(笑)気を取り直して。

 

【ZDA】”2400FSL”

スニーカーが好きになった切っ掛けって、人それぞれ色々あると思います。僕は、中学生の頃にナイキのスウォッシュに心惹かれて、その後にニューバランスに辿り着いたと言うとても分かりやすいルートを歩んでおります。同じルートの人も多いのじゃないでしょうか。まぁそれを言いだしたら年齢がすぐに分かっちゃいますよね(笑)その心惹かれた当時の2ブランドに共通するのが、クラシカルな面持ちのスニーカーと言うことでしょうか。レトロ(懐古)と言うよりは、クラシカル(伝統的)なランニングシューズの方がピッタリなのかな。本日ご紹介するZDAのマラソンシリーズもそんなクラシカルなランニングシューズなのです。

 

そんなこんなで初登場となる”ZDA”のご紹介です。1950年代~1980年代、まだチェコスロバキアだった時代のパルチザンスケという小さな町で生産されていたシューズブランドのZDA。当時のソールや木型、そして製造していた機械が現存していたことが今回の復活の大きなきっかけとなりました。そのファクトリーに協力を仰ぎZDAは2016SSシーズンより復活することができました。当時の機械を用いて、ひとつひとつ丁寧にハンドメイドで生産されています。 ZDAのラインナップから、マラソン、クライマー、トレーナーシリーズをリリースしています。との事です。

 

公式にあった文章をそのままお借りしてきましたが、スロバキアなどの東欧には今もこうした古いシューズファクトリーが存在しているみたいですね。軍用のトレーニングシューズも手掛けていたと聞きますので、タフで素朴な感じのするスニーカーを作ってくれそうですね。その年代物の機械を使い、当時の木型から忠実に再現しデザインされるのですが、そこに現代版の素材を使って作ると聞けば、自ずとテンションは上がるのではないでしょうか。この絶妙なバランス感がまた魅力なのです。

 

クラシカルなランニングシューズでございます。ニューバランスで言う所の900番台とか1700とかを思わせるカッティングが印象的です。同じ様にレザーをふんだんに使っているので高級感もありますね。

 

濃淡2色のスウェードに同じグレーの表革ですね。上質なイタリアンレザーを使っていると聞きます。

 

そこに同色のメッシュです。お馴染みな素材の組み合わせですが、何とも言えない雰囲気を味わえます。

 

そしてこの複雑なカッティング。

 

これかわいいでしょ。この”Marathon”シリーズのデビューって今から50年前の1970年代になるみたい。NBの初代990が1982年デビューだし、その990が革新的なカッティングになるのはもうちょっと後の事だから、そのかなり前からZDAではこの複雑なカッティングのスニーカーを作っていた事になります。

 

このサンドイッチソールを最初に採用したのは、60年代後半から70年代にかけてのナイキであると、当時のアサヒ久留米工場の人に聞いた事があります。スウォッシュに鮮やかなサンドイッチソールが印象的だった初代コルテッツのデビューが1972年だから、まぁ時代的にもピッタリなソールが採用されております。配色が結構気に入っております。

 

本当に沢山レザー使ってます。

 

履き口も滑らかで良いのです。

 

ブルーで統一されたインソールも印象的です。包み込むようなフィッティングを味わえますよ。

 

アウトソールは”HONEY SOLE”と名付けられております。マラソンソールとも呼ばれているのかな。

 

ゴムのお色はベースカラーによって変わりますが、レトロな感じがして良いのでは。クッション性も高いのです。

 

と言う事で今シーズンは2色ご用意しております。

まずはホワイトです。白系のそれぞれの素材の組み合わせの妙にやられてしまいました。早速買って履いております。

 

真っ白じゃなくてオフ白の組み合わせね。ブルーのMarathonロゴが際立ちますね。

 

アウトソールのレトロ感も相まって良いですね。

 

レザーが多いので質感が高いのは当たり前で、ボリューム感も結構あって好印象でございます。

 

色々なスタイルで活躍してくれそう。

 

白のレザーを使ったスニーカーって万能選手ですからね。

 

もう1色は外せないグレーを。グレーのスニーカーをNBで覚えた世代の人に是非。

 

グレーの濃淡、そして当時としては革新的なカッティングに惹かれます。

 

スタイリングで悩む事は無いでしょう。

 

彼らが当時の機械に拘って作っているのが分かります。

 

普通のスタイルで。縦のボリュームも感じられて良いですね。

 

如何でしたでしょうか。思わずNBの900番台を引き合いに出したくなる素敵なスニーカーなのです。真夏のスタイルとなると、安易にビルケンを履いている僕にとってかなり嬉しい納品となりました。このスニーカーにカーゴショーツを履いたスタイルでも楽しもうかな。それを言ったらモーシャンのショーツを持っている人にも、是非お勧めしたくなりますね。そんなこんなで是非見に来てくださいね~^^お待ちしております。

 

*明日3/4(水)は定休日となります。何卒宜しくお願い致します。

 

【ZDA】”2400FSL”

・2色

・サイズ40~43

・スロバキア製

・¥21,800

 

 

tanaka