みなさんこんにちは~^^
本日はマムートの展示会へ。
きっと売れまくっているのでしょう。会場も大盛況でございました。
チラッとお見せするべきはゴブリンの気になるニューカラーでしょうか。このブルーは最初に目に飛び込んできましたし
このオリーブも渋くてカッコ良かったです。どちらもやるべきなのでしょうか、悩むところでございますね。目の覚めるようなレッドもあったけど、流石にこちらはちょっとあれなのかな(笑)それでは本日もお待ちしております~^^
って事で本日は素敵な靴を。
【Paraboot×FilMerange】”MOJINE LAPIN”
フィルメランジェのディレクターさんは靴好きなのです。それは愛用している靴のラインナップだけではなく、フィルメランジェが別注している靴からも感じられるのですが、とうとうこんなのを作ってしてしまいましたね。フィルメランジェもパラブーツもどちらも好きな僕からすれば、非常にウェルカムなこの様な取り組みですよね。そんなこんなで入荷の待ち遠しい1足となっていたのでした。
ベースとなったのはモジーンでございます。事前に、パラブーツとの取り組みの告知があったのもあり、フィルメランジェのアイテムと相性が良さそうなミカエルの色別注とかかなと予想をしていたのですが、そんな僕の安易な予想の遥か上を行く企画でございました。
パッと見はミカエルですけど
この3本線のステッチを見ると、モジーンである事が分かります。山で働く人たちの為に作られた靴で、踵の強度を高める為に革を2重で貼っているのですね。その3本のステッチがそのままモジーンのアイコンとなっております。
モジーンのモカ部分はハンドステッチです。パラブーツの職人が手掛ける温かみを感じられるモデルですね。
ミカエルの元となったモデルですので、見た目はソックリですよね。こうして見ると、ミカエルより履き口が広い事が分かります。足にも色々ありますが、この広めな履き口のお陰もあって、甲高な僕がワンサイズ下げて履く事が出来ました。
この辺は一緒ですね。ミカエルでもお馴染みなギザギザのウェルトとノルウェージャンならではのステッチですね。
これも好きな角度ですが、個人的に最も気に入ったのがこのブラックのヌバック素材なのです。
既存のラインではほぼ見掛ける事の無いブラックのヌバックは、光の加減でダークネイビーにも見えたりもします。高級感もあるし、何とも言えない表情を醸し出しております。アタリが付くとその部分が光ったりしてこれがまた良い感じに育っていくのです。
そしてラパンですよ。うさぎちゃんの毛はふわふわでゴージャスなのです。流石にラパンは初めての経験となりますが、こんなスペシャルな企画であれば喜んで履こうと思います。
ラパンのボリュームもさることながら、ブラックのヌバックにブラウンのレザーのコントラストが良い感じ。
良いですねこれ。モジーンには、フィルメランジェも大切にしている、人の手の温もりを感じられる物つくりの一面を感じ取れるのです。
アウトソールはMARCHEⅡでございます。
衝撃吸収性が高く、疲れず安定性にも優れているアウトソールに感じます。
履いてみました。自然光だとブラックヌバックの深みも感じられて良いですね。
ちょっとずつアタリが出てきておりますね。ヌバックならではの独特な色抜けも楽しめると聞きます。どんな風に育つのだろうか。
このまんまのヌバック感を残すのには、ブラッシングだけではなくサフィールのスプレーを使ったりも良さそうですね。マイスターに聞いておきます。
普通のスタイルで履いてみました。太めのパンツを使ったり、フィルメランジェのアイテムを使ったコーデもそのうち載せたいと思います。
ケアの基本はこれらで良いのかな。スウェード用のブラシだと強いみたいなので、豚毛のブラシを使ってホコリなどを落としましょう。補色や栄養はスプレーで。寝てしまった毛を起こすのにはヌバック用の消しゴムなどもサフィールにはあるみたい。その手のケアもしてみたいので発注してみる事にしました。お楽しみに。
この2つのブランドが並んでいると何だか不思議な気がしますね。でも結果的にスペシャル感満載な素敵なコラボになったのではないでしょうか。両ブランドとも、熟練の職人が手掛けた製品で知られておりますので、製品に対する捉え方などの共通点は結構多いのです。僕らの好きな普通な着こなしから、靴が主役となりそうな着こなしまでを楽しめると思います。まぁインパクトは凄いのですけど(笑)是非見に来てくださいね~^^それではお待ちしております。
【Paraboot×FilMerange】”MOJINE LAPIN”
・BLACK NUBUCK
・サイズ39H~41
・フランス製
・¥72,000
tanaka