みなさんこんにちは~^^

 

素敵なミニカーをいただいたので、ペンドルトンのお皿の上に乗っけてみました。フランスとは全く関係がありませんけど、エエ感じに収まりました。なんか良いですね~こう言うのって。ミニカーで思い出しましたが、15年以上前にVWビートルのミニカーにお店のロゴを入れて、お客さんに配っていたのを思い出しました。当時は4店舗とかあったはずだから、結構な数を作ったのでしょうね。担当したのは当時在籍していた女性スタッフで、毎回あれこれと面白いノベルティーを作ってくれていたなぁ。その大部分が思い出せない僕の記憶力も困ったものですけど、やっている事は今と大して変わらないのですね(笑)Kさんありがとうございました。彼らには大切に店番をしてもらいます。それでは本日もお待ちしております~^^

 

って事で本日はバブァーから最後の刺客でございます。

 

【Barbour】”DESPATCH RIDERS WAX”

今シーズンのバブァーの最後を飾るのは、こちらのデスパッチ ライダースでございます。名前が長いので、僕らは殺し屋コートと呼んでいるのですが満更じゃない雰囲気もしますよね(笑)

バブァーって、ビデイルやビューフォートを買った後には、着丈の長いモノが欲しくなる傾向があったりします。それには色々な理由があるのですが、独特の男っぽい見た目や暖かいと言うのも大きくあると思います。ビデイルを着て気が付く訳ですよ、あれ?オイルドクロスって中綿が入っていないのにかなり暖かいなと。そこそこの肉感がって風を通さない生地ってのがよろしいのでしょうね。これで着丈が長くなったら真冬も楽勝、そして長くなったことで何とも言えない大人っぽさも感じるのです。これはバブァーでしか味わえないと思います。

 

こちらのデスパッチ・ライダースは、第二次世界大戦時にイギリス軍が実際に採用していた、モーターサイクルコートを復刻したモデルになるのです。資料を見せて貰ったのですが、司令部間の伝達などをメインに行っていた兵士たちが着ていたコートをバブァーで作っていたみたいですね。古着でもモーターサイクルコートを多く見掛けますが、このバブァーのオイルドコットンでとなると、とても理に適っている気もします。

 

英国軍の復刻モノをイメージさせるとても大きめな襟が付いております。そこをコーデュロイ生地を使って表現している所がバブァーっぽいですよね。肩周りの仕様も、当時のモーターサイクルコートに倣っております。

 

襟裏から前立て裏に掛けて、裾まで結構な面積で貼っているコーデュロイ生地ですけど、実はそこまでくどくないのですよね。

 

こうきましてね、あとは見えているスナップボタンをはめるだけですね。

 

ボタンを留めるとこんな感じ。以前あったモデルに、コーデュロイがやけに目立つコートがありましたが、やはりあれはやり過ぎじゃないかと思える、丁度良いコーデュロイの見え方ですね。見えている分は、これ位でもう充分なのです。

 

左胸には大きなマップポケットがあります。この存在感抜群なポケットがまたカッコイイのです。何気にパッカリングも良いですね。

 

そして2つのバックルが付いたベルトです。

 

面倒な2つバックルですが、昔っぽい本格的なディテールにくすぐられます。慣れると割と簡単かもですね。

 

バサッと裾が広がるコートなのもあって、腰ポケットはちょっと横についているイメージもします。この塩梅がまた良いのです。

 

スナップボタン式で、ポケット裏にはセージグリーンではお馴染みのタータンチェックが。

 

脇の下にはバブァーっぽいベンチレーションがありますね。

 

袖もスナップボタン式で全部外すと、簡単に袖が捲れます。

 

袖口裏にはコーデュロイが貼ってあります。

 

ベントの長さはMサイズでなんと43センチでございます。乗馬だったり、モーターサイクルだったりをイメージさせてくれますね。

 

裏はお馴染みのタータンチェックです。

 

内ポケットはレザー使いでカッコイイですね。

 

裾の部分にはナイロン生地が貼ってあります。ボタンは外したままで良いのかな。

 

と言う事で着てみましょう。長いバブァー良いですよ!

 

半身だと良く分からないレベルの長さを誇ります(笑)と言う事で全身でいきましょうか。ベルトを巻くとキュッとウエスト部分が絞られて上品な面持ちになりますね。絞った時のカッコ良さはまた格別ですし、これでしか味わえない武骨さもありますね。

 

個人的には、こんな感じでそのままバサッと羽織った方が雰囲気があるような気がします。楽ですしね(笑)元々の生地のボリュームも凄いですしね、これはこれで画になりますね。

 

色落ちしたリゾルト710にアンデルセンの5Gを着ております。お色は今年っぽいグレーをチョイスしました。シンプルに羽織っただけですがこれがまた大人っぽくも見えますね。

 

濃い目の710に16Gのタートルネックを着ております。少し寒いかとインナーにライナーチックなベストを重ねておりますが、これがまたまた良い感じ。

 

16Gのニットは大人っぽい落ち着きをもたらしてくれますね。同色の中綿ベストはCORONAでございます。贅沢だけどカッコイイですね。

 

最後は太めのパンツで。リカルドメッサのコーデュロイパンツはブラウンをチョイス。中に着ているのはクリケットセーターでございます。こんな合わせも良いじゃありませんか。

 

緩めなサイズ感も今っぽくて絶妙だなぁ。生地感が凄いですよ(笑)

 

そんなこんなで憧れのモーターサイクルコートを見事に現代版で復刻させたデスパッチ・ライダースでございました。ホワイトレーベルの括りになるのですね。コラボや別注が目立つバブァーですが、全体的に出揃って感じる事がありました。このホワイトレーベルでは、当時のアーカイブからの復刻モノが楽しみになりました。バブァー本体が手掛けているのもあって、プライスも安定していて良いですね。来年度の復刻モノがかなり楽しみです。逆に別注品は、複雑な仕様などが関係しているのか、プライスが少々アップしているイメージがありますね。それでもそのブランドが好きだったり、純粋にカッコ良かったら欲しくなりますよね。そんなのもあって不思議な感じでバブァーの市場が広がっているイメージがあります(笑)それではお店でご試着くださいね~^^圧巻な見た目に驚くと思います。お待ちしております~。

 

 

【Barbour】”DESPATCH RIDERS WAX”

 

・SAGE

・サイズ36/38

・6オンス ワックスドコットン

・¥69,000

 

 

tanaka