みなさんこんにちは~^^

 

本日はリゾルトフェアに向けて林田君のリゾルトを比較してみましょう。5年前の710と昨年買ったやつを比べてみました。

 

ムチムチ感が凄いですが(笑)これは初めて買ったリゾルトだったかな。W29L30だった気がします。確かに、この時代は結構ピタッとしたサイズ感で履きたい気分だったのかも知れません。林さんが、シュッと履くのは良いけどムチムチ過ぎるのはアカンで、と言うのをちゃんと聞いてはいたけど、片方の耳だけで聞いていたのかも知れませんね(笑)時代的にそんなムチっとした流れもあった様な気がします。

 

そんなこんなで林田君が昨年購入したW31L30でございます。一気に2インチアップでございますよ、奥さん。ウエストは緩いみたいですが、太もも部分は大して履いていないのでまだ伸び切っておりませんね。それでも多少は伸びたみたいで、特にウエスト部分の余りが気になるみたい。本人はベルト無しで履きたい派なので、そこには拘りがあるみたいですね。そうなるとW30を履きまくって伸ばせば良いのか、はたまた気持ちは分かるけど太い太股を受け入れてこのサイズで行くべきなのか。そんな所も林さんに聞いてみたいじゃありませんか。

 

 

って事で本日のご紹介は、そんなリゾルト710との相性も抜群なこちらのニットを。

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】 ”COTTON CREWNECK”

真面目にオリジナルニットの作成に取り組んでいるからこそ、このブランドの凄みがわかるのかも知れません。似たような物は作れるし、その品質だって何処に出しても恥ずかしくないと思ってはおりますが、アンデルセンは数少ない本家はやっぱ凄いな~と思えるブランドなのです。同じ畦編みニットでも、ここまで来るともはや別物?そう感じていたりもします。

 

アンデルセンの持つ魅力って色々と語られておりますが、個人的に最も凄いと思うのは”強撚”になります。最初こそね、強く捻っているだけでしょ、みたいな感じでおりましたが、このアンデルセン並みの強撚糸がそう簡単に紡績出来ないと聞いて見方がガラッと変わるのです。

 

アンデルセンのニットの畦編みは、畦の編み目がとても綺麗なのですね。目が立っているとでも言いましょうか、とにかく綺麗で美しい編み地なのです。これも強撚糸ならではでして、しなやかな糸だとこの編み目がしっかりと立ちません。それなりの強撚糸なら、身近にもございますので、それを使ってオリジナルの畦編みニットを編み立てているのですけど、この目が詰まった独特の風合いだけはどうしても出せないのですね。見た目だけは、綺麗な畦の編み目は出来るのですけど、この海のアイテムだよと感じさせる様なガシっとした風合いがどうしても出せないのです。ニットに詳しい人に聞いたら、ここまでの強撚糸は紡績する機械自体が違うはずとのこと。だから市場にこのレベルの強撚糸が存在しないのですね。アンデルセン夫妻の作るニットがかなり拘っているとは聞いてはおりましたが、そこまでしているのかと知りかなり驚きました。

 

そんなこんなでね、他のブランドでも出来ないだろうし、ましてや自分たちで作るなんてとんでもない高さのハードルだよと知る事が出来れば、後は丁寧にアンデルセンを売って行こうとなるのです(笑)

 

と言う事で色々見てみましょう。

クルーネックなんだけど独特のボリュームがございますね。それはコットンバージョンでも同じです。この少し盛り上がった首元がならではですしカッコ良いのです。

 

着てみました。アンデルセンならではの首元のボリュームです。色も良いでしょ?白じゃないのですよ~

 

袖のリンキングや減らし目も物凄く綺麗なのです。イタリアのファクトリーが編み立てております。

 

着るとこんな感じ。畦の編み目もとても綺麗。良いモノは良い、かなりの説得力があります。

 

5ゲージの方畦のパターンってメリノにあったかな。両畦じゃなくて方畦なのはコットンだからでしょうね。伸縮性などに考慮したのでしょう。

 

そうそう、アンデルセンのコットンバージョンは拘りのオーガニックコットンを大量に使っております。トルコ原産のオーガニックコットンを使っている事で知られております。このRAW COTTONってのは生成り(ナチュラル)の事を意味しております。この春はこのお色だけをチョイスしました。

 

どうでしょうか。綿ならではの風合いを生かしたお色が堪らないですね。これは1枚は持っていたくなります。簡単に伸びないですし、長年着れるのは間違いがありませんからね。ちなみにサイズSを着ております。

 

色落ちしたリゾルトにマッドガードの組み合わせでございます。このボリュームですし、アンデルセンメインの着こなしでよろしいかと。

 

こうなりますと、いつもの感じで合わせましょうか。恵比寿のアーミーチノに、オイルドヌバックのミカエルを履いて、ニット帽は新作のハイランド2000でございます。

 

カーゴパンツでも良い感じ。生成りがオリーブにエエ感じで映えますね。靴に少しボリュームのあるものを使っても良さそうですね。

 

最後はちょっと上品なスタイルを。FOBのピケパンを履いたら靴は何でも良さそうですね。季節的にローファーが良さそうです。しかしコットンなのにちょっとした艶もあって品がありますね。

 

このボリュームを。コットンですが、ボリュームがあるので今の季節から使えて便利なのです。幅広い季節で役立ってくれる事でしょう。あ、ショーツで合わせるのを忘れてた。そのうちやりますので、それまでは皆様の脳内でお願い致します。是非着て見て下さいね~^^それだけの価値はあるセーターだと思います。それではお店でお待ちしております。

 

 

明日2/21(水)は定休日となります。何卒宜しくお願い致します。

 

 

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】 ”COTTON CREWNECK”

・RAW COTTON

・サイズXS~L

・コットン100%

・イタリア製

・¥45,000

 

 

tanaka