みなさんこんにちは~^^

 

早いものでもう来年のピーターブランスの発注をしないといけません。年々早まる傾向にありますが、限りある工場のキャパをしっかりと押えないといけませんから仕方がないですよね。

 

特に当店で取り扱うピーターブランスは、希少なシェットランド島生産になりますので個人的にもかなり敏感になっております。状況は決して良好と言う訳ではございませんが、これは後世に残すべきニットですので、出来る限りの発注をする事でMade in SHETLAND ISLANDを守る一翼を担えればと思っております。まぁ微力も微力ですけど(笑)頑張って発注をしていこうと思います。

 

ご予約を頂いてもまれに欠品する事もあるので、正直どうしようかと思いましたが折角ですので今年もご予約を受け付けたいと思います。今週の週末までこちらの貴重な資料をお借りしているので、是非声をかけていただければと思います。見るだけでも楽しいですよ~。サイズ感についてはご安心を。

 

こちらは原毛シリーズですね。これをシャギードックにしても面白いかな。シャギードックにするとちょっと色が薄くなるので、そんなこんなをイメージしながら注文するのも楽しいのです。それではお待ちしております~^^

 

 

って事で本日はピーター繫がりでこちらのニットのご紹介を。

 

【Peter Blance】”saddle shoulder crew-neck knit”

ご存知の方も多いとは思うのですが、ピーターブランスにはシャギードックではないセーターもあるのですね。当店では基本はシャギードックですが、このサドルショルダーも多少仕入れているのですね。そんな理由はそれなりにあって、歴史を感じるサドルショルダーって事と、1万円台で手に入るシェットランド島生産のシェットランドセーターと言うのが主な理由になるのですが、これだけでも充分な動機になりませんか。

 

オーセンティックなセーターでございますね。サドルショルダーのシェットランドセーターと言うと、やはりブルックスを連想させます。そんなブルックスでは1900年の初頭には、シェットランド島で編み立てたセーターをアメリカで提案していたみたいです。色々探してみましたが、どうやら80年代位までは、シェットランド島生産のブルックスのシェットランドセーターがあったみたい。その後は皆様の想像通りに流れになると思います(笑)

 

サドルショルダーです。当店のオリジナルでもサドルショルダーを採用しておりますが、歴史のあれこれを鑑みると、シェットランドセーターはやはりこれだなとしっくりくるのです。

 

7Gの天竺編みですね。ミドルゲージのシェットランドセーターは、適度なボリュームで使い勝手が良いのです。

 

袖部分や裾のリブなどもしっかりと編み立てられております。

 

長く着る事をイメージさせてくれるのです。スコットランド製などの1万円台のニットと聞くと、糸量も大した事が無くて~と思ってしまいますが・・・

 

おお、400gオーバーでございます。流石はピーターブランドでしょうか。しっかりと編み立てられております。

 

と言う事で早速着てみましょう。欠品やらで今シーズンは2色のご提案でございます。

 

シェットランドブラックです。これはあの原毛なのですね。染色をしていないそのままの羊さんのお色なのです。

 

ブラックと言うけれど、ブラウンっぽさもあったりして中々の高級感がります。このお色かなり楽しみにしていたのに、サイズ欠品があってちょっとしか届きませんでした。

 

ね、ブラウンみたいでしょ。この色良いなぁ、深みがあって堪りません。そんな林田君はサイズ40を着ております。MからLサイズといったイメージでしょうか。

 

色落ちした710には鉄板ですね。靴はトリッカーズのマッドガードを。これも英国繫がりですね。

 

羽織ったのはCORONAのウールのアップダスターコートです。これで寒い冬も安心ですね。

 

チノパンにも良い感じ。ドレスチノならではの適度な上品さがよろしいじゃありませんか。

 

羽織ったのはバブァーのインターナショナル。黒違いのそれぞれを楽しんでおります。

 

最後はウールギャバのパンツで。足元のトリッカーズも重厚感があってよろしいのでは。

 

もう1色はロイヤルです。所謂ロイヤルブルーね。明るめのお色は昔から続くシェットランドセーターのイメージそのものですよね。

 

色つやもエエ感じ。ウールならではの深みもありますね。

 

こちらもサイズ40を着ております。少しの緩さがエエ感じに。

 

色落ちした710にオイルドヌバックのシャンボードを。基本スタイルでしょうか。

 

羽織るのならばやはりこれでしょうと、ダッフルコートでございます。着丈もエエ感じですし、暖かそうなのがよろしいと思います。

 

ドレスチノバージョンもどうぞ。靴はオイルドヌバックの磨いていない方になりますね。こんなシンプルなスタイルだからこそ色が映えますよね。

 

お気に入りのウールリッチのダウンを羽織りました。シェットランドセーターとダウンの組み合わせは結構好きだったりします。

 

最後はウールギャバのパンツで。スウェードの靴を履きたくなりました。

 

こんなピーターブランスも魅力的でしょ。歴史や製品の素晴らしさはもう言うまでもありませんが、プライスも中々優秀なのです。シェットランド島生産とは思えない¥18,500でございますよ、奥さん。スコットランド製のブランドでも2万円を超えている所が多い中優秀じゃありませんか。是非お店でお試しくださいね~^^お待ちしております。

 

明日12/19(水)は定休日となります。何卒宜しくお願い致します。

 

 

【Peter Blance】”saddle shoulder crew-neck knit”

・2色

・サイズ38/40

・シェットランド島産

・¥18,500

 

 

 

tanaka