みなさんこんにちは~^^

 

先週末はお馴染みさんが多く楽しく過ごさせていただきました。いつもありがとうございます。もちろん新しいお客様も見掛けたのですが、よくよく聞いてみると昨年も同じ時期にセーターを買いにきてくれていたみたい。このプライスなのに色も良かったしかなり頑丈なので良かったよと、1年後に褒めてもらうのも悪くないですね(笑)そんなこんなで今週もお願い致します。

 

久々のイベントになります。

今週の17(土)に伊藤さん主催のシューケアイベントを開催致します。

こちらは当店でやっていただいていたときの画像ですね。そんな伊藤さんは既にプロになったので、流石にもう無料でと言う訳にはいきませんが、割とお安いプライスで磨いてくれる事になりました。

 

通常の靴磨きやシューケアなどの相談を含む形で¥1,000になります。ハイシャインは¥2,000ですね。革靴のケアの事で悩んでいることがありましたら遠慮なく相談していただけると良さそうですね。

 

店の軒先を使って開催致します。ひさしも付きましたし、気候的にも爽やかで丁度良いですよね。当日に来れない方には、預かりサービスで対応させていただきます。シューケアのコメントもしっかりと聞いてお渡し出来ると思います。それではご質問等がありましたらお気軽にどうぞ~^^

 

 

って事で本日は今シーズン最後のバブァーのご紹介となります。

【Barbour】”HAYDON JACKET”

ハイドンと書いてヘイドンと読むバブァーのコートでございます。今シーズンのバブァーのトリを飾るのに相応しい顔付きと、圧倒的な存在感でございます。1つだけキャンセルになってしまったモデルがありましたが、結果的に今シーズンは着丈の長いバブァーだけで3モデルも展開している事になります。まぁ今シーズンの気分でもありますしね、下手に絞り込むよりは色々見て楽しんでもらった方が良いのかなと、流れに逆らわずに発注書を切った次第でございます。お陰で僕も楽しめました(笑)やっぱバブァーって良いよね、となるはず。

 

今シーズンのバブァーの傾向としては、メチャクチャ着丈が短いやつか長いのかの両極端な提案がなされております。短いのは来年やるとしましてね、奥さん。今シーズンは着丈が長いのをバサっと着て街を歩こうじゃありませんか。その長いモデルの殆どが復刻バージョンになるのですね。この資料は輸入元が持っていた資料でしてね、昔のカタログをまとめたモノなのです。このヘイドンジャケットはフライフィッシングの時に着ていたのね。でも良く見ると現行のシルエットやディテールとそこまでの違いは無いのかな。割と忠実に復刻モデルを作ったと言う事になりますよね。

 

ダブルなのがまたよろしいですね。今の気分で着れますでしょ。このモデルのルーツは約100年前の1911年まで遡って、英国のヘイドンさんが若い頃からこのコートを愛用し続けて、亡くなった時にバブァーに寄贈した事でその名が付いたのですね。 英国の上流階級に属するMacpherson-Fletcher家が80年以上も保管していた後に寄贈したみたいですね。

 

いつものオイルドコットン生地でございますね。心なしか油分がちょっと多めに感じるのですが、これは輸入元も”何故だか分からない”そうです。相変わらずバブァーのオイルドコットンの成分等に付いては謎が多いのですけど、匂いはしないしベト付きもすぐに無くなってしまいますしね、そこまで気にする事はなさそうです。ラーメンで言う所のアブラ多めみたいな感じがしますけど、まぁこれでもワンシーズンも着たらエエ感じでオイルが抜けるのでしょうね。

 

クラシカルなモデルを割りと忠実に復刻しているので、身幅もゆったりしているのです。他は至ってシンプルな作りでございますね。

 

アイコンとなるコーデュロイの襟元は

 

襟を立ててこんな感じに寒さも凌げますしね。

 

シンプルなフラップポケットですね。

 

お、レザーを使った雰囲気のある補強ですね。

 

ベンチレーションもクラシカルな雰囲気ですね。

 

袖の仕様を見ていても昔のコートをベースにしているのかな、と感じたりもします。

 

裏地はセージグリーンならではのエイシェントタータンチェックですね。

 

バブァーならではのタータンチェックとして認識されているのではないでしょうか。

 

裾部分はちょっと変わっているのか、いつものナイロンではなくコットン素材のものが使われております。

 

と言う事で着てみましょう。ダブルのコートを探していた人の選択肢にも成り得るのかな。

 

サイズ38を着ております。しっかりと膝丈くらいあってエエ感じ。程よい緩さと綺麗なAラインが見て取れますね。

 

色落ちした711を履いております。足元はビルケンのチョコレートブラウンのアレですね。ゆったりしていると言ってもそこまでの緩さはなく使いやすいイメージですね。

 

濃い目の710にベビーカシミヤのタートルネック、足元には別注トリッカーズをチョイスしております。これも雰囲気があって良いですね~

 

アップで。色々と画になるコートですね。

 

そうそう、このコートはバサっと羽織って前を開けるのもカッコ良いのですよ。むしろこっちが好きだと言う人も多いでしょう。

 

恵比寿のドレスチノを履いてカシミヤのクルーネックを。シンプルなスタイルだけど色々な高級感が伝わってくるのです。

 

もうちょい綺麗めに振ってみましょう。と言う事で林さんの別注トラウザーに16Gのタートルネックをチョイスしました。品の良いパープルがまたよろしいのですが、寒かったらインナーダウンを着て下さい。

 

着ていく中で分かったのは何を着ても画になるんだなぁと言う事。それならばとノースバイをインナーダウンにしたスタイルもよろしいのでは。渋くしたいとベビーカシミヤのタートルネックをチョイス。黒のタートルを何かと着ている今シーズンでございます。

 

僕らが思っていた以上にカッコ良いコートでした。これだけ着丈が長ければオイルドコットンですし、真冬も問題なく着ていただけると思います。その際は是非、相性の良いセーターを使ってくださいね。それではバサっと羽織ってくださいね~お店で見ていただけると嬉しいです。

 

 

【Barbour】”HAYDON JACKET”

・セージグリーン

・サイズ38/40

・¥59,000

 

 

 

tanaka