みなさんこんちには~^^

 

SLOWから色々届きました。

まずは防水スプレーですね。これは良いと張り切っていた割には久々に追加したと言う・・・。お待たせしてしまいました。

 

こちらもSLOWの新作たちなのです。レザーのブックカバーや手帳カバーなどに混ざって革の栞も新登場なのです。出来るだけ早めにご紹介したいと思います。

 

 

 

【Peter Blance】”Shetland Knitwear”

今年もこうして無事にご紹介出来る事に喜びを感じます。数少ないシェットランド島での生産、と言うかブランドとして提案出来ているのは、ほぼこのピーターブランスだけだと思うのですね。そんなピーターブランスでも明るい話と言うよりは暗い話の方が多いみたい。高齢化による後継者問題は前から言われている通り解決する雰囲気が全く無いみたいですし、ウール自体の価格も上がるばかりでまぁ下がる事は無いでしょうしね。そんなこんなで僕らが毎年抱えている不安は2つございます。一つは現実的なプライスで収まってくれるのかと言う事。歴史的にも価値があるシェットランド島生産のニットと言えど、何とか2万円台で収まっていて欲しいじゃないですか。もう1つの不安は、オーダーするのは良いけどちゃんと届くのかしら?と言う事ですね(笑)輸入代理店もしっかりと対応してくれているのですが、こればっかりはどうしようもないみたい。基本的にはちゃんと届くけど、運が悪いとその色やサイズが欠けた状態で届く事もあるのだとか。現状の、作って貰っていると言う立場を理解しながら大事に売っていくべきセーターなのです。

 

そんなこんなで今シーズンはコチラの4色をチョイスしております。どれもシャギードックならではの風合いと色目になっております。本当はもう何色かオーダーしていたのですけど、見事に欠品しております(笑)まぁ懲りずにまた来年にオーダーしようと思います。

 

このフワフワがシャギードック(ムク犬)の最大の魅力でしょうか。良く知られている事ですけど、このフワフワはアザミの総苞などにあるトゲに引っ掛けて作るのですね。アザミの総苞が沢山付いたローラー同士の間に入れるとこうなるのだとか。こうすれば、ボリュームが増すだけではなく空気の層をしっかりと作ってくれそうですよね。ウールの特性を上手く利用していているなと毎年感じるのです。

 

ね、かなりのフワフワでしょ?アザミってスコットランドの国花なのですって。その危険なトゲが外敵から国土を守ったのだそう。花言葉は、独立、厳格、復讐、満足、そして触れないでですって。そりゃ安易に触れると怪我をしてしまうでしょうね(笑)

 

程よい詰まり具合とボリュームの首元ですね。

 

ピーターでは、このシャギードックはサドルショルダーではありません。

 

シームレスなのですね。肩の部分の接ぎとこちらの脇にもリンキングの類がございません。これが身体にまたエエ感じでフィットするのです。

 

袖と裾のリブもしっかり編み立てられております。

 

毎年チェックしていますけど、この弾力が変わる事はありません。

 

この"SHETLAND ISLANDS"これが大事なのです。

 

と言う事で着てみましょう。ファンの多いピーターブランスですからね、出来るだけシンプルに雰囲気をお伝え出来ればなと。

 

まずは定番”GRANITE”です。エエ感じの杢グレーなのですが、これが毎年真っ先に無くなります。

 

良いモノは良い。杢感も上品でよろしいのでは。

 

サイズ40を着ております。いつしか38が着れなくなった林田君なのです。

 

濃い目のリゾルトに。まぁ間違いありませんよね。

 

恵比寿のドレスチノを履いてみました。こちらもエエ感じ。

 

羽織るのならこれですよね。早めにご紹介したいダッフルコートなのです。

 

もう1色定番チームから。こちらも皆様に愛される”DARK NAVY”なのです。

 

この濃さが堪らない。是非1着どうぞ。

 

良いね。こちらもサイズ40です。

 

濃い目のリゾルトに

 

ドレスチノでも良い感じ。若干着丈が短いのもピーターブランスならでは。

 

こりゃ堪りませんなぁ。

 

お次はアクセントカラーチームです。”WILD VIOLET”でございます。綺麗なピンクと言った印象ですが

 

裏を見たら品の良いラベンダーと言った印象を受けました。これがシャギードックになると、色の雰囲気がガラリと変わるから面白い。

 

独特のメランジ具合もシェットランドウールならではですよね。

 

この手の発色が良いニットは濃い目のデニムと合わせたくなります。

 

チノパンでもエエ感じですよ。靴もよろしいでしょ?これビルケンのアレです。

 

最後は”MOSS”でございます。モスグリーンのシェットランドバージョンでしょうか。

 

まるで森ですね(笑)色が映えるシェットランドならではのお色ですよね。俺が着てやろう、と言う仲間を募集しております。

 

MOSS GREEN【モスグリーン】苔のようなくすんだ黄緑色のこと。ってそのまんまじゃないですか。

 

思った以上に明るかったけど、まぁこれもシェットランドセーターと言えばそうですよね。自分の分を発注済なので、ガンガン着てやろうと思います(笑)

 

後ろの緑と違和感が無いなぁ。深緑なグリーンを発注したつもりだったけど届いたのは新緑の方だった。これもインポートあるあるですね。これも嫌いじゃないので着ますけど。

 

これは新緑。このセーターを着れば敵に見つかる事は無さそうです。新緑って5月じゃないか、と言わないように。


貴重なセーターでございます。パッケージも中身からもインポートな雰囲気がビシビシと伝わるニットってなんか良いですよね。こちらのシャギードックも、購入したシーズンよりも次のシーズン、そのまた次のシーズンの方が暖かいニットに育っているのですよ。ニットって奥が深いなぁと思うと同時に素晴らしい歴史も感じられるニットなのです。それではお店でお試しくださいね~^^お待ちしております。

 

 

 

【Peter Blance】”Shetland Knitwear”

・4色

・サイズ38/40

・ウール100%

・シェットランド島 生産

・¥27,700

 

 

tanaka