みなさんこんにちは~^^
ハイぺリオンに作ってもらったツイードジャケットとステンカラーコートがかなりカッコ良いのです。と言う事で今日の1枚を。もちろん、ツイードジャケットを使ったやつですよ。
濃い目のリゾルト710を使ったスタイルも基本となりますでしょうか。ベビーアルパカのタートルもこれに合わせて作ったのではと思わせる出来栄えになっております。そうなると靴は別注のトリッカーズでしょう。しかしジャケットの出来が素晴らしい。画像越しでも分かりますね。そんなこんなで本日もお待ちしております~^^
って事で本日のご紹介はフィルメランジェの凄いのをいきましょう。
見た目は普通だけどちょっと”ぶっ飛んだ”コンセプトだと思うのです。僕はそう思うけど、フィルメランジェ的にはこれも普通なのかな。そんなポールは、2018年秋冬シーズンの新作となるのですが、しかし良くこんな事を考えるなと思うのです。凡人の僕には想像も付かないのです(笑)
まずはこれを見ていただきたい。
まぁ見たまんまのフリースですよね。毛羽がちょっと立っているのかな?それのお蔭でかなり暖かそう。こんなイメージを凡人なら抱きます。しかし、これがメリノウールだよと聞いたらビックリしてしまいますよね。だってフリースってポリエステルを主流とした化繊が原料なはずですから。そうなのです。フィルメランジェはメリノウールでフリースを作ってしまうのです。
そもそもfleeceって、一度に刈り取った一頭分の羊毛の事を意味します。1970年代にアウトドアブランドから、ポリエステルを使ってこの羊毛の様なアウターが開発された歴史がありますので、このフィルメランジェの企画もナルホドと思うのですね。それでもポリエステルじゃなくて、高級なメリノウールを使ってフリースを作っちゃうだなんてぶっ飛んでいて面白いですね。
こうして見ると、ちょっとデザイン性のあるフリースかな?と思うのですが、驚く事に切り替え部分も含め全てが天然繊維を使って作られているのですね。言われてみれば艶も化繊のアレとは違う品の良さがあるのかも。
それでは上から見ていきましょう。
首元や肩の切り替え部分も、当然メリノウールが使われております。同じ糸で編んだスムース生地だとの事。
面白い。この角度はそんなあれこれがよく分かりますね。独特なカッティングとメリノのフリースのあれこれは新しいなぁ。
昔っぽいロックステッチもまた雰囲気があります。
袖の切り替えも面白い。これもメリノウールだよと聞くと、本当に?と言ってしまうのです。
実際のお色はコチラです。
袖口のパイピングも当然ウールですよ、奥さん。とことんやりますね(笑)
裾のパイピングも同様。とても綺麗ですし、この仕様がフリースのアウターらしくて良いのです。
フリースのアウターらしさはコチラにもあります。温度調節を~と言えばのベンチレーションですね。
この周りのパイピングもウールなのですよね・・。流石にジップは違いますけど、拘りを沢山感じます。
脇のベンチレーションはそのままデザインになっているのですね。
ちょっと開けてみたりするとシルエットがまた変わります。
こんな感じ。裾が軽く広がってこれもまた面白いなぁ。
インナーに着たアイテムがチラッと見えるのも上手く使えそう。
〆は後ろの独特なステッチをどうぞ。
とは言え、やはり一番の魅力はこのウールフリースのボリューム感や艶でしょう。そんなところも見ていただけると良さそうです。
着てみました。サイズ4を着ております。何色かありましたがこのスペックですし、それなりのプライスがするので、長く着れそうなネイビーをチョイス。置きに行ったとか言わない様に(笑)
色落ちしたリゾルトと。今の季節ならばTシャツの上にそのまま羽織りましょう。着るだけで何とも言えない雰囲気がしますね。
寒くなったらノースバイ辺りを重ねましょうか。
好評な林さん別注のトラウザーを履いてみました。ツイードライクな生地感とまたウールフリースが合いますね。同じくフィルメランジェのタートルRUCAをインナーに使ってみました。ボリュームがあるので、こんな重ね着も面白いのでは。
羽織ったコートは、ハイぺリオンのMOONツイードのやつね。贅沢だなぁ(笑)
ハイネックのインナーを使って着てみました。チノパンは恵比寿のドレスチノで、羽織ったコートはインバーティアね。これも良い感じ。
インナーを着ないスッキリな感じもよろしいですね。羽織ったのはチェックのコートでございます。
最後は太めのパンツで。リカルドメッサのコーデュロイパンツにそのまま着るだけで充分ですよね(暖かいし)
CORONAのチェックコートも入ってきたのだった。コートばかりじゃないか!と叱られそうですが(笑)まぁこのポールの雰囲気が、何となく長いのを着させるのですよ。
ベストショット。フリースらしいギミックなんだけど実はメリノウールなのですよ、的なね。ぶっ飛んだなんて言ってしまいましたが、ここまで出来ちゃうのも流石はフィルメランジェって所でしょうか。この絶妙なボリュームのお蔭でアウター的に使えるだけでは無く、ニットやスウェットの様な使い方も出来ちゃうのですよね。こんなに暖かいスウェットは無いでしょうけどね(笑)それではお店で見てくださいね~^^きっと驚くと思います。
・NAVY
・サイズ3(S),4(M),5(L)
・ウール100%
・Made in NIHON
・¥38,000
tanaka