みなさんこんにちは~^^

 

林さん別注のツイードライクなトラウザーズの反応が良く喜んでおります。

良いモノは良いって事で皆さんテンションが上がっておりますね。このノースバイを使ったスタイルがツボでございました。インナーに使ったタートルネックのセーターも上品なスタイルに一役買ってくれております。それを言ったら金茶スウェードの靴もそうなるのか。色々揃っているので是非見に来て頂ければと思います。

 

って事で本日のご紹介はアンデルセンのアレいきましょう。

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】 ”THE NAVY CREW NECK”

真打の登場でしょうか。言い過ぎなのかも知れませんが、最近の畦編みニットの流れを作ったブランドなのかな?と思ったりもします。畦編みのニット自体は昔からありましたが、ここまでのボリュームは無かったような気もします。どちらかと言うと方畦でフワッとしたニットが多かったのかな。現在の市場を見ると割と度詰めな畦編みニットを多く見掛けますので、少なからずこのブランドの影響を受けていると思ってしまうのです。と、ユニクロに並んだ畦編みニットを見て思ったのでした(笑)

 

アンデルセンのブランド紹介は長いので割愛致しますが、よろしければこちらを。前回は7ゲージのタートルネックをご紹介させていただきましたね。本日は最大のボリュームとなる5ゲージでございます。僕らはハイネックと呼んでいたりしますが、アンデルセンではクルーネックと表現をしておりますよね。

 

このオレンジのブランドネームを見るだけでテンションが上がってしまうのです。

 

それをペラッとめくると素敵なメッセージが添えられておりますね。粋ですね。

 

見るからに目が詰まっていそうでしょ?これがこのTHE NAVYの最大の特徴となります。

 

そのまま首元に寄ってみました。少し盛り上がっているのですが、僕は所見でこの部分に惹かれてしまいました。

 

両畦をチェックしてみましょう。

こちらが表側の畦編みですね。

 

こちらが同じ感じで編み立てられている畦編みです。裏表交互に編み立てられているので、もの凄いボリュームになるのですね。しかししっかりと編み目が立っていて、これぞアンデルセンですね。意外と、この畦が潰れているニットが多かったりします。

 

それを実現しているのは、南米産のメリノウールをイタリアで超が付くほどの強燃で紡績している事になりますでしょうか。ややこしいですけど、この風合いを出す為に相当糸を捻じっているはずなのです。糸が頑丈になるだけでなく、アンデルセンならではの独特の風合いも出ますし、毛玉が出来ないってのも凄い事だと思います。出来れば1回工場を見学してみたい(笑)

 

これだけボリュームがあるセーターですので、重量も相当になりますよね。大体が1キロオーバーになっております。

そんな重いセーターを、繰り返し何年も着る事が出来て~と言うのもコンセプトになりますので、頑丈に着ていただくための工夫がございます。画像中央部のカンヌキが見えますでしょうか?

 

こちらは裾にあるカンヌキです。こんな感じのカンヌキステッチが何か所かあるのですね。目立たないけど、大切に作られているのが分かる仕様ですね。

 

こちらにも指抜きがあります。重いセーターですので指抜きを通して着る事で、綺麗なフィッティングになると誰かが言っておりました。言われてみれば確かにそんな気がします(笑)

 

まぁ両畦と方畦の違いはあっても基本的には5Gも7Gも大きな違いはありませんので、細かい違い等は店頭で感じて頂ければと思います。と言う事で早速着てみましょう。かなりカッコ良かったですよ~

 

まずはネイビーです。NAVY BLUEと呼ばれておりますね。深みと何とも言えない色気のあるネイビーなのです。

 

しつこいようですが、綺麗な畦の編み地をアピールしておきます。梳毛ならではの艶も感じられますね。

 

サイズSを着ております。絶妙なサイズ感ですね。Mの方はSを基本着れば良いと思います。

 

首元もどうぞ。まぁ盛り上がっているけど、言われてみれば確かにクルーネックですね。

 

色落ちしたリゾルト710に合うのは他のブログでも散々見ていると思いますが、マッドガードを履いてあえてやってみました。

 

その上にノースバイを羽織って12月以降も行けちゃいますよ~ってのも他で見てますかね(笑)でもやっておかないとね。

 

恵比寿のドレスチノを履い上品なスタイルを。この感じに艶のあるシャンボードがまたよろしいですね。

 

羽織るのなら・・・とイメージしたらこれかなと。肉厚のヘリンボーン生地のダッフルコートになります。この組み合わせ最高でしょ?

 

オリーブのパンツもいっておきましょう。FOBのバックサテンをチョイスしたのですが、気分的にワンサイズ上げて履いております。ボリュームのあるセーターを着る時には良いのかも知れませんね。

 

ビデイルを羽織ってみました。流石にこれだと相当暖かいでしょうね。

 

変わってこちらはどうしてもやりたかった原毛シリーズです。ナチュラル トープなんて名付けられておりますが、ネーミングも雰囲気だけでは無くて的を得ておりますね。

 

ポルトガル原産のメリノ種の羊毛を採取して、ウール本来のそのままの色を生かしているのですね。刈り取った後は、洗浄だけでそのままイタリアで紡績しているのだとか。所謂、染色の工程が無い訳ですね。原毛って響きも悪くない。

 

原毛の方が耐久性にも優れていると聞きましたが、言われてみれば如何にも強そうなゴワゴワ感があります(笑)着心地云々はともかくとしてですね、まずはこれを着てみなはれって事ですね。

 

どうしてもこの原毛が欲しかったので発注しましたが、数名のお客様がその魅力に気が付いてくれて嬉しく思います。

 

と言う事で濃いめのリゾルトで。イイねこの感じ。

 

羽織るのならやはりこれかな。説明不要のコートですね。足元のトリッカーズもエエ雰囲気出してくれます。

 

こちらでもドレスチノを。イイねこの感じ。

 

羽織ったのは昨日ご紹介したニューバーレイです。バブァーの雰囲気と良く合うニットですね。

 

最後は太めのパンツを。リカルドメッサの2018年分が届きました。

 

こちらでもノースバイを。しかし一気に冬気分になれますね。

 

憧れだけでは無く、実用性も高いブランドなのです。梳毛のメリノウールを畦編みにしたブランドってだけでも価値がある様に思えます。染色されたネイビーも魅力ですが、原毛ってのも気になってしまうのです。単なる響きだけではないはず(笑)とりあえずは着て色々と感じたいと思います。話はそれからですね。それではお店でお試しください。お待ちしております~^^

 

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】 ”THE NAVY CREW NECK”

・2色

・サイズXS~M

・ウール100%

・イタリア製

・¥45,000

 

 

 

tanaka