みなさんこんにちは~^^
涼しくなって来ましたね。朝晩はもとより日中も何かを羽織らないと肌寒く感じるようになってきました。
そんな中HRD君が北海道のお土産を。一目で何処へ行っていたのかが分かる定番お土産ですね。白いボタンダウンシャツと同じレベルと言っても差し支えないと思います。早速いただきましたが、かなり美味しかったです。久々ですしやっぱこれ良いですね。HRD君有難う!
入荷のあれこれでございます。時間があったら、もしくはちゃんと届いたら編集して載せようと思います。
って事で本日のご紹介は今シーズンはコレでしょうと、テンションの上がったバブァーをどうぞ。
【Barbour】”NEW BURGHLEY”
これでニューバーレイと読みます。今シーズンの気分と言うか、何かと集め捲くっているバサっと着れるコートのバブァー版といったところでしょうか。シンプルな見た目ながらにかなりの存在感がありますよね。そんな所に惹かれてしまいました。今シーズン、当店がご提案するバブァーは数型ありますが、こちらのニューバーレイがオイルドコットンを使って作られている中で最も着丈が長いモデルとなります。では色々見てみましょう。
僕の記憶が間違っていなければ、このニューバーレイは今シーズンに復活を果たしていたはずなのです。2010年に廃盤になったと聞いております。人々の記憶の中ではメチャクチャ着丈の長い殺し屋みたいなコートが”BURGHLEY”で、それにNEWを付けて、着丈を少し短くして現代版にアップデートしたのがこの”NEW BURGHLEY”となるのです。そんなバーレイは元々は乗馬用のモデルなのだとか。人気のあるボーダーと違ってこちらは知らない人もかなり多いみたいなのです。輸入代理店の担当者もあまり売った記憶が無いらしく”あの着丈が長いやつですよね”と言った具合ですし、ヴィンテージのバーレイを見た英国人が”あの長いのは何だ?”と聞く事も珍しくないのだとか。このマイナー感溢れるエピソードが堪らない(笑)
とは言え、今は2018年です。その頃のバーレイをそのまま持って来てもかなり野暮ったいだろうと、着丈はバッサリと短くしております。膝が軽く出る程度の着丈に抑えられているのですけど、オイルドコットンってかなり重いし見た目にも重く見えるのでこれ位の着丈で丁度良いと感じます。
元々が乗馬用だったのを感じさせるディテールは、この深めのセンターベントでしょうか。ビンテージのバーレイは、このベントがかなり長いので、これも雰囲気を残しつつも現代版の長さへと変更されておりますね。確かに、日常で馬に乗らないですしね。
なるほど広がる訳ですね。
センターベントの裏になります。素材こそ進化しておりますが、この膨らみは昔と変わらない。
バブァーらしいコーデュロイの襟元に、いかにも風の侵入を防いでくれそうな前立てですね。
袖はラグランスリーブです。
お馴染みとなった脇のベンチレーションと
ゴージャスな感じがするゴールドのジップですね。
シンプルに大き目の腰ポケットが2つ付いております。
ちゃんと頑丈に縫われているのですね。
シンプルな感じのする袖口ですが。
中を見ればお馴染みの仕様なのです。
これも風の侵入を防いでくれるのです。納得。
裏はセージグリーンではお馴染みとなったタータンチェックです。
内ポケットもございます。
袖は滑りの良いナイロン素材が貼られております。
3つのロイヤルワラントですね。
おっと忘れちゃいけないボタンです。
さぁ着てみましょう。着丈も丁度良いし、これは気になる人も多いはず。
サイズ38を着ております。林田君にとってはベストサイズでしょうか。程よいゆとりがあるので、これから厚手のニットを着ても大丈夫でしょう。
これは開けて着た感じです。バサッと羽織れておりますでしょ?
この手のバブァーを見るとどうしてもこんなスタイルから始めたくなるのです。色落ちした710にリバースパーカを着てね。その上にバサッと羽織りたいのです。あるお客さんがこのスタイルで釣りに行っているって言っていたので、そっちに寄せた靴はアサヒのスニーカーです。
最近大人気の恵比寿のドレスチノを履いたスタイルです。折角なので綺麗なスタイルをやってみましょう。ロンストのシャツに総針の赤いカーディガン、ここまで見て気が付く人も居るのかもですが全部自前なこの日の林田君でした。
寒かったら閉めて着れば良いのです。しかもかなり暖かいですよ~これ。
3Gの極厚ケーブルニットを上品な味付けで着ております。勿論グレーのパンツは昨日ご紹介した林さん別注です。
上品ついでに、裾上げが完了した恵比寿チノのネイビーバージョンです。これもかなりエエ感じですよ!そのうち特集したいと思います。インナーにはコットンのタートルネックに畦編みのジップアップニットです。これかなり暖かいので一冬行けるでしょう。
バブァーって何でも様になっちゃうので、こうした撮影がかなり楽しいのです。太めのパンツも履いておこうとチョイスしたのはメイプルのコーデュロイです。短めにロールアップした足元はバートンと。
インナーには撚り杢のタートルネックに林さんの2ndでございます。Gジャンを使った重ね着が楽しいのもバブァーあるあるですよね。
シンプルなコートですので、たまにはバッジを付けてみるのも悪くないのでは。珍しい形だと思うし、ボリュームもエエ感じのコートですのでね。まぁ付けた所でビデイル程は目立たないのでよろしいかと思います。そんなこんなで久々に復活したニューバーレイのご紹介でございました。古着ではバーグレーなんて言われている事もありますが、現代版で甦ったニューバーレイも中々ツボを付いていてよろしいのではと思います。それではお店で見てくださいね~^^お待ちしております。
【Barbour】”NEW BURGHLEY”
・SAGE
・サイズ36/38/40
・¥59,000
tanaka