みなさんこんにちは~^^

 

 

愛する"ASAHI"から新作のスニーカーが届きました。お、これはナイキのウィンブルドンタイプじゃありませんか。

 

ニューカラーとなるのは金茶スウェードなのでした。好きなので思わず発注してしまいましたよ。これで¥13,000って安くないですか?

 

 

ってことで本日のご紹介はアンデルセンのニットですよ。

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】"7G SAILOR TURTLENECK"

アンデルセン-アンデルセンでございますよ。このブランドに寄せたニットを作りたいと、ゼニア・バルファの毛糸を使うまでして作っていた位なので当然思い入れもありますし、仰いでいた部分がかなりあるので、こうしてお店で取り扱うとなると感慨深いものがありますよね。まぁ僕の想い出話は置いておいて、まずはブランド紹介と行きましょう。

2009年にアートディレクターであるピーター ケアー アンデルセンと彼のパートナーであるキャサリン ラングレン アンデルセン夫妻によって設立されたブランドです。拠点は、海洋国でありその深い歴史が刻まれ、プロダクトデザインの巨匠を多く輩出してきたデンマークです。独特の気候や風土が育み受け継がれてきた文化、そして優れた独自の感性などこれら全てが集約されたデザイン。それが世界最高水準とうたわれるデンマークのプロダクトデザインです。その特徴は”高品質”であり”機能美”であるということ。デザイン大国としてのプライドと優れた職人技術による渾身のウェアがANDERSN-ANDERSENなのです。(資料が長かったので巧みに編集を致しました)

 

そんなアンデルセンには色々なモデルのニットが存在しております。最も知られている5GのNAVYシリーズは後日ご紹介するとして、本日は昨年から気になっていた7Gのタートルネックをいきましょう。これはこれでかなり使えそうなのです。

 

畦編みのタートルネック自体は特に珍しくは無いのですが、それがアンデルセンになるとまた違いますよね。まず触れるべき7ゲージとは、1インチ(2.54cm)の間に針と言うか、毛糸が7本入っていると言う意味合いを持ちますので、少しだけ細い毛糸を使って編み立てている事になりますね。細いと言っても5Gと比べての話ですので、度詰めで編み込まれているアンデルセンはやはり凄い重量感だと思います。

 

そしてこの7Gは方畦編みなのです。一方の5Gは両畦編みなので、ここにかなりのボリュームの違いが生じます。最大のボリュームを持つニットの一つとして記憶されている5Gの両畦ほどのボリュームが無くても良いのよね、といった考えや好みもありますので、伸縮性にも優れているし何かと扱い易い7G、そんなイメージで見られる傾向があるのです。

 

これは方畦の裏側です。此方の方が編み目が立っておりますが、これも方畦の特徴なのです。両畦はこれが両方になるので、とんでもないボリュームになりますね(笑)

 

 

使っている毛糸にも相当な拘りを持っております。南米産のメリノウールをイタリアに持ち込んで紡績をしているのですが、恐らく相当に強撚していると思われます。勿論企業秘密なのですけど、アンデルセンならではの手法と聞きます。そんな特殊な毛糸を使って編み立てられたニットは、とても梳毛とは思えないゴワ付きがあったりしますが、毛玉はほぼ出来ないって言うし、この何とも言えない張りも魅力ですし、色気のある艶や美しい編み目を見ていると思わずニヤッとしてしまうのです(笑)

 

少し横に広い首元もまたアンデルセンならではですね。

 

こんな感じに、タートルネックの高さが少し低い位置になるのですね。お客様がこのバージョンのアンデルセンのニットを着てくると一発でそれと分かります(笑)このボリュームと先述した編み目の美しさ、そして首の高さなど、これらの条件を備えているニットが別に無いのですぐに分かるのです。

 

しかし美しい。ボリュームに圧倒されるだけではなく、編み地の美しさと存在感は圧倒的ですね。

 

これは脇の下から袖に掛けてですね。古くからのセーラーセーターの作りを忠実に、そしてデンマークデザインの機能美も併せ持っているのです。

 

お馴染みとなった袖部分ですね。糸の本数取りを変えているリブは、身頃よりも目が詰まっていて頑丈に作られております。そしてデンマーク海軍のセーターから取り入れたサムホール(指穴)がございます。

 

これね。これこれ。

 

穴を通したくない人は折り返すとよろしいです。

 

と言う事で着てみましょう。今シーズンは分かりやすい2色をご用意しました。

 

まずはオフホワイトです。程よい白さがまた魅力となるオフ白ですよ。

 

美しい。そして方畦でも凄いボリュームです(笑)

 

サイズMを着用しております。本人も納得のベストサイズみたいですね。

 

Pt.Alfredのドレスチノを履いております。足元はレザーのスニーカーなんてよろしいかと。品の良いカジュアルになりました。

 

羽織ったのは、只今誠意作成中であるウールヘリンボーンのダッフルコートを羽織ってみました。これは最高の組み合わせの一つとなりますね。カシミヤ100%のストールもエエ感じです。

 

リゾルトは濃いめをチョイスしてみました。CORONAのB.D.Uジャケットのインナー使いに。なんて贅沢な組み合わせなのでしょうか(笑)足元は、こんなスタイルが好きなお客様がよくJM WESTONのローファーを履いて現れるので寄せてみました。

 

ちょっとゆったりしていても良いかなとオリーブのチノパンをチョイスしてみました。このままでも充分画になりますが~~

 

愛するインバーティアのリバーシブルコートを羽織って登場した林田君です。全部自前にしたいと申しております(笑)

 

最後は林さん別注のウールライクなトラウザースで〆ましょうか。上品なスタイルならこのパンツでしょうか。

 

 

もう1色はネイビーです。NAVY BLUEと名付けられた深みのあるネイビーですが、当店のオリジナル作成にかなり影響を与えた素晴らしいネイビーなのです。

 

まずはネイビーから。アンデルセンの購入を検討する方が必ず言う台詞ですね。結果的に違うお色になっても、必ずテーブルの上に乗せるネイビーなのです。

 

濃いめのリゾルトと。濃いめのジーパンにも合うと思うし品があってむしろエエ感じですよね。この手の保温性抜群のニットをインナー使いにするのであれば、まず思い付くのがシェルパーカですよね。インポートのウールリッチをチョイスしてみました。これで万全の態勢でございます。

 

CORONAのアウターは”UTILITY WORK COAT”と名付けられております。かなり名作の予感がしますが、そのインナー使いにアンデルセンでございますよ。上品に振ろうとチョイスしたドレスチノもエエ感じですね。

 

オリーブのパンツは程よい太さですね。早く裾上げしないと(笑)

 

ノースバイも羽織っておかないとですね。これで相当暖かいですからね。

 

こちらも最後は林さんの別注トラウザース。早くご紹介したくて早速裾上げしてきましたよ。別注のトリッカーズもエエ味出しております。

 

いつもならタグはポイッと捨ててしまう方なのですけど、これは取っておこうかな(笑)デザイン的にもカッコ良いのよね。そんなこんなで、カッコ良くて使い易いアンデルセンのタートルニットでした。プライスもかなりしますので、5Gと7G両方なんて贅沢だなぁと思っておりましたが、これは何時かどちらも揃えたくなるかもですね。まずは着てみてください、そして圧倒的なオーラに包まれてみるのも悪くないですよ。それではお店でお待ちしております~^^

 

明日10/10(水)は定休日となります。何卒宜しくお願い致します。

 

 

【ANDERSEN-ANDERSEN】"7G SAILOR TURTLENECK"

・2色

・サイズS~L

・メリノウール100%

・イタリア製

・¥42,000

 

 

tanaka