みなさんこんにちは~^^

不安定な天気だったりしますが
過ごしやすくなったのは事実でございますね。
新作のシャツの入荷が待ち遠しくなりつつ、
着なれたシャツを着て過ごしております。
つくづく自分はシャツ好きなんだなと思います。

って事で本日のご紹介は、
何気にチラ見せレベルでしかご紹介していなかった
パラブーツの不朽の名作シャンボードです。

おさらいみたいなものですね。
 
【Paraboot】 CHAMBORD
パラブーツは1908年創業者レミー・リシャール・ボンヴェール氏によって
フランスのイゾーと言う町で誕生します。
当初は山岳労働者用の登山靴を製造しておりましたが、
アメリカ滞在時に初めて見たゴム底靴に感動します。
当時のヨーロッパでは革底の靴が主流だったので、
その実用性の高さと最高のクッション性に魅了されるのです。
最高のラテックスソールにはやはり天然ゴムで無ければならないと
わざわざ遠いブラジルから天然ゴムを取り寄せます。
その時のブラジルの港の名前が『パラ港』であった事から、
パラブーツと名付けられたのです。

シャンボードはそんな創業以来変わらぬ物作りへの
熱い想いと厳しい基準の下に生まれた名作でございますね。
リゾルトの公式靴なんて一部では言われたりしておりますが、
本日は自分がシャンボードを選ぶ理由を書いてみたいと思います。
価値観は人それぞれでございますが、
やはりそれなりに高額な靴ですから、
ちゃんとした理由があっての話しだと思うのです。

最高のクッション性がもたらす履き心地の良さ。
 
いきなり履き心地からですけど、
立ち仕事な自分にとってはかなり重要な要素です。
ラバーソール、コルクの層、そして製法と。
フィットしたシャンボードは一日立ち続けても
疲れ知らずでございます。
軽くてクッション性があるスニーカーが最も疲れない、
と信じていた自分は、
こんなに重い靴が疲れない事に感動しました。
振り子の原理みたいな感じみたいですね、どうやら。

実用性に溢れたリスレザーです。
 
お次はリスレザーになりますね。
革に詳しい人に聞けば、それ程高級って訳では
無いみたいですけど、油分がしっかりと染み込んだ
リスレザーは最高の実用性とアジになると思います。
クリームを塗って磨き上げたリスレザーの輝きは、
3年以上履き続けた今でもテンションが上がりますね。
悪天候に強いのも有名でございますね。
製法自体が雨に強いのもありますが、
オイルたっぷりで雨染みが出来にくいリスレザーは、
結果的に革を痛めにくくなります。
欧米ではジャーナリストシューズと呼ばれている
みたいですけどそれも頷ける実用性の高さです。

当然見た目は重要。
 
そしてこのぼってりとした愛嬌のあるフォルムでしょうか。
外羽根でUチップの丸みのあるフォルムは、ならではですよね。
店頭で聞いているとこの見た目が最も好き、
って人が多いですよね。
クラシカルなんだけど、シャンボードにしかない雰囲気があります。

この靴の魅力は他にもありますけど、
こうして書いていると自分が如何に実用性重視なのかが
分かりますねぇ。まぁ当たり前だと思うのですけど(笑)

やっと3色揃いました。
 
ノアール(黒)です。

 
カフェです。

 
そしてマロンと。

履いてみましょう。
 
やはりリゾルトの丈と雰囲気がエエ感じです。

 
これはマロン。
こんな感じの太陽光の元ではもっと深みのある茶色になります。

 
R君自前のカフェでございます。
3ヶ月くらい履いているのかな?
履きシワがエエ感じですね。羨ましい(笑)

 
登山靴ならではのノルウィージャン製法。
屈強な作りでございます。
長年とは言わず、一生履けますよね。

 
賛否の分かれるタグでございますが、
磨いていけば普通に目立たなくなり、
そして最後はほどけて無くなります。
残す派の人は大事に磨いておりますね。

 
やはり合いますよね。
履き心地優先,みたいな事を言っていても
この見た目はいつもうっとりしてしまいます(笑)


 
しっかりと作られたとても良い靴ですね。
もっと高級な靴を知っている人からすれば、
そこにしかない世界観も色々とあると思うのであれですけど、
シャンボードはもう少し身近な存在だと思うので、
憧れだけで終わる事無く、
大切に履いていただきたいですね。
是非お試しください。
それではお店でお待ちしております~^^

Paraboot CHAMBORD
・3色
・サイズ5.5~8.5
・Made in FRANCE
・¥63,000

tanaka