セコンドアウト! -85ページ目

「だから、遅すぎたと言ってるんだ!」(by後藤喜一)

【海保職員「流出」】11日も警視庁が聴取、容疑が固まり次第逮捕へ 「私が持ち出した」 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
【主張】海上保安官聴取 流出事件の本質見誤るな - MSN産経ニュース

 尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突のビデオ映像流出事件。例のビデオ映像をYouTubeに流したのは、神戸海上保安部に所属する海上保安官で、単独で行ったと証言しているらしい。
 他国の領土に勝手に入ってきた上に、見つかった途端船で体当たりしてくる輩から、せっかく海保が命懸けで日本の領土を守ったというのに、逮捕した向こうの船長は勝手に釈放しちゃうし、まるでこっちが船をぶつけたみたいに言われたら、さぞかし腹立たしいというか、自分の仕事が空しく思えるだろうなぁと思う。

 しかも少なくともこっち側がぶつけたワケじゃない、向こうがぶつけてきた証拠のVTRがあるのに、お偉いさん方が「まぁ向こうの国をいたずらに刺激するのもねぇ」みたいな感じで公表しないのだからお話にならんわな。
 そんなわけだから、ビデオの流出は弱腰の政府に対するクーデターなんじゃないのかと言われるのも分かる。ただでさえ近くの国はバブルで羽振りがいいようで、軍事にもバンバン資金を投入して軍備を拡張している。その中で公式には“軍隊ではない”人たちが日本を守っていかなきゃいけないのよね。しかも一応友好関係を結んでいる大きな国の顔色を伺いながら。

 それって相当ストレス溜まるだろうなぁなどと思いつつ、さらにお偉いさんがトンチンカンなことをやっているのだから、「この平和ボケどもが! 現場ではこれだけ危険な目に遭っているんだ!」と分からせる意味でも、あの緊迫した衝突ビデオを国民の目に晒したことはインパクトがあったと思う。
 だからといってお偉いさんたちがいい感じに変わるとも思えないし、私なんかは難しいことはよく分からないんだけど、強いて感じたことと言えば「わー、パトレイバーみたいなことが本当に起こるかもしれないなぁ」ってことくらい。

 『機動警察パトレイバー』といえば『躍る大捜査線』にも多大なる影響を与え、ロボット+警察という男の子が大好きな二大要素を合わせたゆうきまさみの名作マンガ。アニメ化もされているが、中でも初期OVAシリーズ(アーリーデイズ)の第5話と第6話の「二課の一番長い日」と、劇場版二作目の「機動警察パトレイバー2 the Movie」は、どちらもあの押井守氏が監督を務め名作として有名だ。
 どちらも日本国内でのクーデターがストーリーの軸になっているのだが、約20年前の作品にも関わらず、いま見たほうが妙にリアルに感じる。当時は所詮アニメの世界の話だったのだが、20年経ったら日本がアニメの世界のようになってしまったのかもしれない。まだ見たことがない人は、一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

 ただし、現実の世界にはパトレイバーなんていう格好いいロボットはまだ存在しない。後藤隊長や南雲隊長のような切れ者もいな……あ、そういう人はいるかもしれないが、アニメの中のようにすべてを解決してしまうほどの行動力と覚悟があるかどうかは分からないなぁ。

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