セコンドアウト! -755ページ目

これから新しいプロレス雑誌を立ち上げたいという奇特な方々がいた

 たまたま、あるキーワードでググっていたら、面白いサイト(ブログ)を見つけた。
 『新しいプロレス雑誌を創ります!』というサイト。どうやら編プロ(?)の社長さんと編集部員さんが、「新しいプロレス雑誌を創刊する」ために日々邁進している様子を綴るブログのようだ。新雑誌創刊に向けて、毎日メルマガも発行されてる。すごいバイタリティだなぁ。

 今の時代、正直雑誌は厳しいだろうなぁと思う。多くの老舗雑誌が廃刊し、一方で雑誌は広告が取れるので、大手出版社は次々に新雑誌を創刊しているが、そのほとんどが3号雑誌だったり、1年持たずに廃刊していく。売れない雑誌をリニューアルして続けていくくらいなら、廃刊にして、新雑誌を創刊してしまえ!ということか。下手な鉄砲数撃ちゃ当たる作戦か?
 プロレス専門誌は大手出版社のように、売れないから廃刊にして、新雑誌創刊というわけにもいかず、『ゴング』と『週プロ』は細かいリニューアルを繰り返しながら何とか頑張っている。それでもかなり厳しい状況のようだ。プロレス人気自体が停滞しているので、毎週毎週500円近い専門誌を買うくらいの“マニア”も減っているのだろう。
 そんな中で「こんなときだからこそ、面白いものが作れるんですよぉぉぉぉぉ!」とターザン師匠は一人気を吐いている。確かに私が企画した『Sportiva』での浅草キッドさんとの対談や、『ゴング』の1.4新日本ドームの増刊号なんかは「さすがは師匠!」と思わされる面白さがあったが、だからといってターザンさんが新雑誌を立ち上げたり、ターザンさんが『ゴング』の編集長にでもなったら、その雑誌はもの凄く売れるかと言われると正直微妙だ……。いまのターザンさんはあくまでもフリーのスタンスから、あれこれ言ったり、好き勝手に書いてくれたほうが面白いと思うからだ。それにプロレスや格闘技だけにターザンさんを縛るのも惜しい。競馬とか音楽とか、いろいろなジャンルに「ターザン山本!」というプロレス発の特異キャラを送り込んだ方が、結果的にターザンさんを面白くさせることになる。

 すっかり話が逸れたが、厳しい状況だと思うが、ぜひとも『新しいプロレス雑誌を創ります!』さんには新雑誌を作ってもらいたいなぁ。ターザンさんの言う通り、こんなときだからこそ面白いプロレス雑誌は作れるような気はする。『ゴング』『週プロ』『ファイト』『紙プロ』には、もう歴史や事情やしがらみみたいなものがあって、大きく雑誌のスタイルを変えることはできないだろう。だからこそ既存のプロレス専門誌とは違うスタイルの新雑誌を出してほしい。その際は私にお仕事を振っていただければ、なお嬉しいな(笑)。