やっぱりキン肉マンは楽しかった

29日、JCBホールで行われたキン肉マン30周年記念イベント『キン肉マニア2009』の取材に行ってきた。先日もここで書いたが個人的にはキン肉マンはプロレスファンになった入り口であり、言ってみれば原点みたいなものだ。思い入れもたっぷりだったので非常に楽しみにしていた。
やはり子供の頃毎週毎週楽しみに見ていたアニメの主題歌『キン肉マンGo Fight!』を、いきなり生で聞いたのでテンションが上がる。タッグリーグの決勝でこの歌を口ずさみながら、場外で剣に刺さって血まみれのキン肉マンがリングに戻ってくるシーンは個人的に大好きなシーン。
そしてゆでたまご先生が2人揃って生で見られるのもなかなかレアだ。マンガにはいろいろな影響を受けたし、手塚先生にも赤塚先生にも藤子不二雄先生にもいろんなことを教わったが、やはりゆでたまご先生に与えてもらったものは大きい。
そして“煽りVアーティスト”佐藤大輔氏がキン肉マンを素材にして作り上げた煽りVは、何だか不思議な感覚だった。PRIDEの煽りVも山ほど見てきたし、PRIDEの世界観も大好きだが、まさかその世界観をキン肉マンで見ることになるとは思わなかった。声優さんとしても活躍されている立木文彦氏だが、あの声をキン肉マンの世界で聞くとやたら重厚なものになっていたなぁ……。
続いて試合に突入すると、さすがは演出を担当しているのがマッスル坂井さんなだけあって、今度は一転して完全に『マッスル』の世界。大会終了後に嶋田先生もおっしゃっていたのだが、超人だけだったら微妙だったかもしれないが、超人の中に現役バリバリのプロレスラーを入れることでいいアクセントになっていた気がする。
それでいてキチンと超人が作中に出てくる必殺技をやってくれるのがよかった。中でもウォーズマンのスクリュードライバーは秀逸だった! あと、永田サンがアシュラマンの腕を引きちぎるという“原作にはない、キラー永田っぷり”は何かハマっていたなぁ。さすがは永田サンだ。キン肉マンだろうが、マッスルだろうが、永田サンは永田サンなのだ。オイシイところは持って行くぜ、ペイッ(敬礼)
大会終了後、プレスルームでもやはりこういう仕事をしていることもあって、キン肉マン好きな記者さんが結構いて、アレコレとキン肉マン話をしてしまった。こういう大会(雰囲気)も珍しい。通常のプロレスや格闘技にはあまりないことだ。
まぁキン肉マンに触れていない人にとっては、あまり引っ掛かりがないんだろうし、私のようなキン肉マンど真ん中の人間でも「これはちょっと違うな」と思った人もいるとは思うが、個人的には結構楽しかった。見終わったあと、いろいろ思い出すことがあったし、機会があったら全巻読み返してタイムスリップしたいなぁ。