アマゾンが日本で電子書籍事業に参入!?
アマゾン、年内にも日本で電子書籍:日本経済新聞
インターネット通販で世界最大手の米アマゾン・ドット・コムは日本で電子書籍事業に参入する。小学館、集英社など出版大手と価格設定などで詰めの交渉に入っており、年内にも日本語の電子書籍を購入できるサイトを開設。スマートフォン(高機能携帯電話)などに配信し、自社の電子書籍端末「キンドル」も投入する構え。
ソニーの電子書籍リーダー『Reader』の新機種が発売された日に、電子書籍に関するなかなか気になるニュース。
遅々として普及しない日本の電子書籍だが、何と言っても問題なのはその品揃え。以前も書いたが、現時点での各社の電子書籍ストアではあまり読みたいと思う本もコミックもない。これなら近くの書店に行ったほうがよっぽど読みたい本が見つかる。
また、携帯性や電池の持ち、価格、圧倒的な読みやすさなどを考えると、ソニーの『Reader』はなかなかいい製品なのだが、ただでさえ『Reader』に対応している電子書籍ストアの品揃えは少ないのに、マガストアなどで扱っている電子書籍を『Reader』で読むことは出来ない。
iPadやiPhoneは比較的いろいろな電子書籍を読むことは出来るし、電子書籍以外のこともいろいろと出来るのだが、まだまだデカくて重く携帯性はよくないし、価格も高め。
さらに液晶モニタは『Reader』が採用している電子ペーパーと比べると、長時間文字を読むのはかなりシンドイ。電子ペーパーは実物を見てきたが、かなり無理なく活字を読むことが出来る。
つまり電子書籍をメインに考えると、ソニーの『Reader』のほうがいいのか、iPadをはじめとする液晶タブレットがいいのか悩むところなのだ。どちらも一長一短ある。
そこで冒頭のアマゾンだ。アマゾンが日本で電子書籍を本格化してくれれば、そういった悩みはほとんどなくなると思っていいだろう。
アマゾンで取り扱っている本のほとんど……いや、せめて半分くらいでも電子書籍でも読めるようになってくれれば、品揃えの点でも、ストアの使いやすさという点でも、だいぶストレスが軽減される気がする。
それにアマゾンが取り扱っている電子書籍リーダー『Kindle』が日本でもガンガン販売されるようになれば、電子書籍リーダー問題もほぼ解決する。
なにせ『Kindle』はモノクロの電子ペーパー版に加えて、最近カラー液晶版の『Kindle Fire』も発売されたのだが、どれも携帯性(大きさ)もいい感じだし、価格もかなり手頃だ。何なら電子ペーパー版とFireを両方買って、読む本の種類によってリーダーを変えてもいいくらい(活字中心=電子ペーパー、ビジュアル中心=Fire)。
それに恐らくだが、アマゾンは「『Kindle』じゃないとアマゾンで買った電子書籍は読めない」といったようなケツの穴が小さいことはしないはずだ。
「すでにiPadやiPhone、Android端末を持っているので、『Kindle』を買うのはちょっと」という人には従来通りリーダーアプリを提供し、マルチプラットフォームで展開……ってことを日本でもやってくれることを期待している! そうなれば、さすがに日本でもそこそこ電子書籍が普及するだろうに。
【参考記事】
Amazonが年内に電子書籍を日本で販売するため大手出版社とも交渉中 - GIGAZINE
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