『知りすぎた、私』の表紙作成裏話 | セコンドアウト!

『知りすぎた、私』の表紙作成裏話

知りすぎた、私/草間 政一

¥1,470
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 お陰様で、私が手がけた新刊『知りすぎた、私』(草間政一/著、東邦出版/刊)がご好評いただいているようだ。
 で、この本のタイトルが『知りすぎた、私』となっているのだが、草間サンはよく「あの人はプロレスを知らない」と言われていた。草間サンがプロレスを知っているのか、知らないかについては、この本を読んでみて判断していただきたいところだが、今までプロレス村とは一切関係のないところで働いてきた“根っからのビジネスマン”である草間サンが、新日本プロレスという業界の盟主である団体の社長になったことで、草間サンはプロレスに関する知らないくてもいいこと、聞かなくていいことをずいぶん見聞きしたそうだ。そういう意味で「知りすぎた、私」というのは正しい。

 で、表紙をどうしようかという話になったとき、いろいろな案が出たのだが、「知りすぎてしまったことで、新日本から追放されてしまった草間サン」というのが、この本のコンセプトとしてあったので、「逮捕されて、車に乗っけられて、送検されているところを激写された報道写真のような表紙はどうか?」という案が出た。別にいくら“知りすぎた”といっても、草間サンが逮捕されるようなことをしたわけではないのだが、まぁプロレスファンからすると草間サンは“ヒール”に見られている部分もあるので、面白いかもいうことで決定。
 そんなわけで、8月某日の夕方、草間サンには車の後部座席に座ってもらい、刑事役の2名がその脇を固める形で乗車。その場面をカメラマンの方に撮影していただいた。
 表1側にはノーネクタイで、やや呆然とした草間さんを車正面から撮影。表4側には車の横から後部座席を激写した写真を使用している。

草間本の表4 ちなみに表4側の写真で、草間サンの左隣に座り、カメラマンを遮ろうとしている刑事役の男。右手首にLIVE STRONGのリングをしているが、これ、私です。恐らく刑事役をやるなんて一生のうち、これが最初で最後でしょうな。いい経験をさせていただきました。