大阪で桜庭が笑顔を見せるちょっと前、後楽園の記者席は怪獣に襲われていた | セコンドアウト!

大阪で桜庭が笑顔を見せるちょっと前、後楽園の記者席は怪獣に襲われていた

 25日は昼からDDT後楽園ホール大会の取材。この日は大阪で『DREAM.12』が行われていて、初のケージマッチ、さらにLaughter7入りした柴田勝頼が、憧れの先輩である石澤常光(ケンドー・カシン)に挑むプロレスファン注目の一戦や、『DREAM.11』に続きまたも緊急参戦することになった桜庭和志が強敵のゼルグ“弁慶”ガレシックと対戦するってことで、出来れば大阪まで行って見届けたい心境。



 だが、DDTもそういったDREAMとは180度違うベクトルでガンガンに気になる試合がラインナップされていた。何て言ったってメジャー団体からも絶賛される、いまや日本プロレス界の宝とまで言われる飯伏幸太の持つKO-D無差別級王座というDDTではトップの証であるタイトルに、あのヨシヒコが挑戦するのだ。

 「あのヨシヒコ」と言われたところで知らない人にとっては、「誰? 強いの?」って感じだろうが、そういう人は一度Wikipedia辺りをご覧いただければと思う。

ヨシヒコ - Wikipedia

 Wikipediaには「ヨシヒコはDDTプロレスリングでプロレスラーとして出場するダッチワイフ」とある。まぁ、いわゆる空気を入れると人の形になるアレである。
 私も長年プロレスを見てきたが、ダッチワイフとタイトルマッチを行って、24分にも及ぶ“プロレス”をキッチリやってのけた光景は初めて見た。ヨシヒコがカウント2で返すと観客が「おー」と声を挙げるのだが、そこには説得力があるのだ。

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 まぁ文字で説明しても実際の素晴らしさの半分も伝われないだろう。ある意味、活字で伝える限界を感じさせる試合だった。
 さらにこの日は東京・水道橋の後楽園ホールに、なぜか怪獣が束になって襲撃してきたのだ!

 幸いにも円谷プロ公認で怪獣退治の専門家であるウルトラマンロビンさんがいたので、怪獣たちにはロビンさんが立ち向かっていったのだが、ロビンさんと怪獣たちはリングから抜け出し、私らがノートパソコンで試合展開を打っている記者席に雪崩れ込んできた。
 パソコンを持って慌てて逃げる記者たち!(当然私も)そして目の前で怪獣たちとウルトラマンロビンの大立ち回りが繰り広げられる。いやぁ~、子供の頃見たウルトラマンショーを思い出したなぁ。

 しかしプロレス会場において、記者席は決して安全圏ではないということを再認識させられた。いつ何時怪獣が襲ってくるか分からない、油断大敵、常在戦場だってことだ。でも今回はロビンさんのお陰で記者席の平和は守られました!? ありがとう、ロビンさん!

 そんなわけで個人的には大阪に行けなくとも、後楽園の試合で大満足! その面白さを少しでも伝えようと原稿にも熱が入った。
 深夜、『DREAM.12』の地上波放送を見たが、いかにも桜庭らしいハラハラさせながらも極めの強さを遺憾なく発揮して会心の勝利! そして笑顔! いやはや素晴らしい! やっぱりちょっと生で見たかったけど、ヨシヒコのタイトルマッチや怪獣から逃げる体験はなかなか出来るものじゃないのでノープロブレム。

 そんなわけであとは気分よく寝て、26日はK-1MAXの取材で横浜アリーナに行ってきます。FEGの方々はDREAMの大阪大会を終えて、その翌日にK-1MAX横浜大会なんだな。大変だなぁ。