破壊王に対して私なりの追悼文 | セコンドアウト!

破壊王に対して私なりの追悼文

87615a28.jpg 激動の一週間だった。何せ週のはじめ、月曜の昼過ぎに人気プロレスラー故・橋本真也さん(享年40)が亡くなったというニュースが飛び込んできたのだ。事前に「具合が悪いらしい」とか「入院している」といった情報が入ってきていれば、ある種“覚悟”みたいなものもあったかもしれないが、とにかく何も知らない状態で突然舞い込んできた訃報だった。
 こういうとき、1プロレスファンとして自分の気持ちというか、思い出みたいなものを何かしら残したいというか、公にしたい気持ちになる。私の場合、橋本さんが1番好きなレスラーというわけではないが、私が1ファンとして積極的にチケットを買って、よくプロレスを見に行っていた頃、橋本さんは「新日本プロレス最後の砦」と言われ、IWGP王座を長く防衛し、Uインター(高田)に流出したベルトを取り戻したり、G1に初優勝したり、小川直也と数々の激闘を繰り広げている頃だった。これらの試合を私はほとんど生観戦している。

 私はここ数年プロレス・格闘技業界の仕事をしているが、幸か不幸か橋本さんを直接取材したことはない。なので、橋本さんに対してはあくまでも1ファンとして「よく見ていた」「好きなレスラーの1人だった」程度のつながりしかない。
 そんな私だが、仕事上で橋本さんと絡む直前までいったことがある。それもそんな昔の話ではない。どちらかと言うとごく最近の話だ。それだけに今回の橋本さん急死のニュースは1ファンという部分以外にも「え!」と驚く部分があった。
 その辺のエピソードをiモード公式サイト『バトル三昧』で連載しているコラム『編集者は見た!』で「破壊なくして創造なしを地でいった破壊王」という題名で書かせてもらった(7月15日更新分)。この仕事をしていて偶然に訪れた橋本真也というレスラーとの絡み(正確には絡みそうで絡めなかったエピソード)を公のメディア上に書くことができただけで、ちょっとこの仕事をしていてよかったと思えた。
 僭越ながら今回の回「破壊なくして創造なしを地でいった破壊王」を私なりの追悼文とさせていただいた。心から橋本さんのご冥福をお祈りします。