パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -83ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

新型コロナウィルス対策として、

東京、大阪、京都、兵庫の4都府県を対象に、

緊急事態宣言を発令すると

政府が正式に発表しました。

期間は25日から5月11日まで。

オリンピック前ということもあり、

今回はもっと徹底的に行うのかと思いきや、

この期間の短さにまず驚いてしまいます。

国は金を出したくない、

通常の経済活動だけは回しておきたい、

ただゴールデンウィーク期間の人の流れは

一応止めておきたい、

そんな政府の優先順位の曖昧さが

今回の決定にも

繋がっているのではないでしょうか。

トップの最優先事項が明確でないと、

決定が全て後手後手になってしまい、

受動的で一時的なものになってしまいます。

 

そもそもなぜ前回は

緊急事態宣言が解除されたのか、

疑問に思っている

国民も多いのではないでしょうか。

変異株による感染が猛威を振るい出し、

その後ピーク時の感染者数からは

減少傾向にあったものの、

まだまだ予断を許さない状況だったはずです。

一方他国では、

どういう状況になれば規制を強化し、

どの数値になれば徐々に緩和していくという

基準がはっきりしていると聞きます。

基準が明確だから国民は納得をして

決定を受け入れる、という流れが

すでに常態化されているようです。

日本の場合、基準が明確化されておらず、

その上、国民が納得出来るような説明も

なされていません。

国のトップ、中枢には、

国民が把握していないようなデータや情報、

有識者のテレビコメントでは聞けないような

リアルな意見や見解が

集約されているはずなのに、

なぜこれほどまでに決定やそのプロセスが

国民にはお粗末に見えてしまうのでしょうか。

 

ただこの状況下で、単純に、

オリンピックは中止にすべきという意見には

違和感も持ってしまいます。

オリンピック招致に関わってきた方々の

努力はもちろんですが、参加する選手たち、

特にマイナースポーツのアスリートにとっては

オリンピックが全てという方々も多いはずです。

技術習得の努力だけではなく、

資金集めの苦労であったり、

中には借金をして競技に取り組んでいる

選手もいます。

オリンピックが目標であったならば、

それを少なくとも4年間は続けていたわけです。

安全が確保出来なければ中止というのなら、

プロスポーツはどうでしょうか。

日本ではプロ野球やJリーグ、

世界ではMLBや各国サッカーリーグが

無観客や制限付き有観客などで

開催されています。

無観客にする、

選手、コーチ以外の関係者の入国は制限する、

徹底した安全管理など、

あらゆる手を駆使して、

開催に可能性が見出せるのであれば、

何とか開催させてあげられないだろうか。

金儲けのことしか頭にない連中と

一緒ではなく、

私自身も以前は競技をし、

今はトレーナーの肩書のある身として、

そう思います。

 

海外に比べて日本はどうだとか、

そういった言い方は

私はあまりしたくありません。

以前は私も海外好きの海外かぶれで

(今もそうかもしれません)、

そういう見方、考え方をしていたことは

否定出来ませんが、

日本には日本の状況ややり方が

あると思います。

ただこの新型コロナウィルスに関連した

日本の一連の対応を見ていると、

外国人や海外に住む日本人など、

外部から俯瞰して見ている人たちからすれば、

そのお粗末ぶりは異様に感じるかもしれません。

最優先事項が決まっていない

トップの決定は全てが中途半端で、

受動的で短絡的なものに堕する。

そのメンタリティーや概念は、

アベノマスクで何百億円を無駄にした前政権と

何も変わっていないのではないでしょうか。