ポルトガルサッカーリーグがすでに
先週末から開幕しています。
どういった経緯かは分かりませんが、
冠スポンサーが変わったため、
ここ数年続いていた“LIGA NOS”から
“Liga Portugal bwin”に
呼び名が変更になりました。
ホームページも、
“LIGA NOS”の方は昨季のまま停止しており、
今季の結果は“Liga Portugal”の
ページで確認出来ます。
(ポルトガル語か英語)
昨季の覇者スポルティングやベンフィカ、
ポルト、ブラガの4大クラブが順当に
開幕戦を白星で飾る中、
2部からの昇格組のエストリル・プライアも
1部復帰戦勝利を収めました。
このエストリル・プライアに
今季から加入したのが、食野亮太郎選手。
昨季はリオ・アヴェに所属していたものの、
チームが2部落ちし、
去就が注目されていましたが、
開幕ギリギリでエストリル移籍が
決まりました。
参照 「Estril Praia SAD」 Twitter
「エストリル・プライアに来れてとても嬉しいし、
自分たちのスタジアムでファンとともに
戦えることが楽しみです。
このクラブとチームのために
ベストを尽くします」
とコメントをしています。
ポルトガルメディアによると、
所属先であるマンチェスターシティからの
買い取りオプション付きの
レンタル移籍とのこと。
エストリル・プライアはとても小さなクラブで、
この移籍には私も少々驚いていますが、
2部でプレーするよりは、
よりレベルの高い相手と戦うために
1部でプレーし続ける方が
本人のためだという判断だと思います。
この食野選手は
チームが勝利を収めた開幕戦で
途中出場し、いきなりのゴールを挙げ、
強烈なアピールを果たしています。
2戦目も途中出場となり、
先発の座はまだ先になりそうですが、
今後の活躍が楽しみです。
このエストリル・プライアは
どんなクラブなのか―。
首都リスボンから西に
電車で約30分ほどのところにある都市、
エストリルを本拠地とするクラブで、
17-18シーズンで1部最下位となって
降格した後、
昨季は2部優勝を果たして4季振りに
1部昇格を決めました。
前述の通り、
エストリル・プライアは小規模のクラブで、
私は降格前の2016年に
ホームスタジアムである
アントニオ・コインブラ・ダ・モタ・スタジアム
を一度訪れています。
Estadio Antonio Coimbra da Mota/2016年筆者撮影
当時スタジアムは寂れていて、
売店でタダで手に入れたチケットに
表示されている座席番号も、
座席がボロボロで文字が分からず、
どうせ観客も少ないので
適当に座った記憶があります。
立地もエストリルの駅からかなり離れている上、
地元の人でさえ
はっきりと場所が説明出来ないほど、
知名度も低いものでした。
私も当時行き方が分からず、
道を歩いている人に尋ねたのですが、
3人目でようやく
まともに道順を教えてくれました。
エストリルの駅前は、
内陸側に大きなカジノがある以外は
ほとんど何もありません。
周囲に大きな一軒家が立ち並び、
富裕層者向けの住宅街
といった印象を受けます。
また線路を挟んで反対側には
タマリス海岸というビーチがあり、
繁盛期は人でごった返すようですが、
私が訪れた時は幸い
時期がずれていたため、
人は地元民ぐらいしかいませんでした。
(ちなみに、プライアとは
海辺、海水浴場の意味)
Praia do Tamariz/2016年筆者撮影
海岸沿いは遊歩道になっており、
一人プラプラと考え事をしたい方、
水の流れを長時間見ていても
飽きない方などは、
何もなくてもただ歩いているだけで
充分だと思います。
エストリルには何もありませんが、
電車で西に一駅先には
カスカイスという観光地があり、
ビーチはもちろん、
ショッピングモールや
観光用の売店が数多く立ち並んでおり、
こちらでも楽しめます。
今は新型コロナ禍ですので厳しいですが、
もしいつか落ち着いた際には
訪れてみてはいかがでしょうか。
落ち着くのはまだ当分先にはなると思いますが、
個人的にもまたそのうち
ポルトガルを訪れる日が来ることを
願っています。



