パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -2ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

 

 昨日、私が保有するBESJピラティス資格の更新のため、渋谷にあるトレーニングスタジオ・アランチャにて行われたセミナーに参加してきました。テーマは「レッスン・ムーブメントの組み立て方」。


 私がこの日のセミナーに申し込んだ時点では日程だけが決まっていてテーマは未定のまま、ホームページでは「Coming Soon」と表示されている状態でした。その数日後にタイトルが決まり、”これからレッスンを始めるトレーナー、インストラクターの方は是非ご参加下さい”という触れ込みを見た時、場違いな感じになるのではないかと少々不安を感じていましたが、担当された顔馴染みのトレーナーさんとその内容により、何事もなく二時間のセミナーを終えました。この機会を通して、テーマに合わせた予習の段階から、自分がこれまでやってきたピラティスのグループレッスンやパーソナルトレーニングの構成を再確認することが出来ましたし、結果的には大変有意義な時間が過ごせました。

 グループレッスンで難しいのは個々の主訴や目的だけでなく、年齢や身体の状態も違うので、どこで平均を取るか。高齢者や初心者寄りの内容にすると、中上級者や向上意欲の高い方は離れていきますし、かといって高負荷だったりハイレベルな動きを多く盛り込めば、ついていけない方やそこまでを求めていない方は自然と脱落していきます。均等に提供するのが難しいため、オーソドックスなムーブメントの構成で、トレーナー主導で進めていくのが主体になるかと思います。

 パーソナルトレーニングの場合は個々の主訴や目的が明確になる分(基本的には)、ムーブメントの選択は絞りやすいですが、状況によっては多くの引き出しが必要になる場合もあります。私もレッスンをし始めの頃は資格の教科書で習ったものだけでは事足りず、本屋で自分のレッスンに組み合わせやすそうなテキストを購入し、実際のレッスンで紆余曲折しながらアレンジしていたのを覚えています。

 またどのポジションの順番で進めていくのかも当時はよく考えていました。ムーブメントの強度や難易度のみで組み合わせようとするとポジションがバラバラになりがちで、何だか忙しない展開になってしまいます。セミナーの資料にもありましたが、負担の軽いポジションから進めるのであれば、仰臥位(仰向け)、側臥位(横向き寝)、腹臥位(うつ伏せ)、四つ這い、座位、膝立ち、立位の順番がセオリーです。これは赤ちゃんの発育過程と同じで、私もグループレッスンを行う際はこの順番をベースにして行っていました。もちろん、あえてアドバンスのムーブメントからスタートするケースもありますので、この順番が正解なわけではありません。

 ただ、一番の肝となるムーブメントは、やはり“呼吸”です。これはセミナー内でも言及がありましたが、呼吸が適正に行われないと全ての機能が改善しないとも言われます。それぐらい呼吸は最重要事項で、姿勢改善にしても、背骨の動きにしても、筋肉の抑制、活性化、競技パフォーマンスの向上、メンタルの改善に至るまで、正常な呼吸が一助にも二助にも五助にもなります。その意味でも、呼吸の仕方が具体化、体系化されたピラティスを取り入れてみることは、運動習慣のない方からアスリートまで幅広く有効なのではないかと思います。