ようやく東京でも、わずかではありますが、
涼しい風
を朝晩は感じられるようになりました。もう、9月になるというのに、遅すぎる!一体いつまで日中の猛暑が続くのやら![]()
今日は8月31日、明日から学校が始まるところが多いですね。
今週になって、テレビや新聞でよく見かけるのは
不登校
に関する特集や記事です。夏休みも終わるこの時期、子どもの自殺が多く、不登校の始まりとなるケースが多いためです。
昨日もNHKのあさイチで取り上げていて、録画して見ました。
ゲストに、松居直美さんと宮本亜門さんが出ていて、お二人の実体験やメッセージはとても心に響くものでした。一般の親子2組がNHKの取材に協力していて、勇気ある行動に敬意を表します。
我が家の娘(17歳)も、不登校経験者です。3年前から学校というところには、所属していません。中学1年の夏休み明けから不登校になり、中学2年で再登校、2か月頑張らせてしまい、親子でギブアップ。その翌年には父親の転勤で一緒に海外へ行き、ちょうど新型コロナのパンデミックと重なった時期でした。現地の日本人学校は教師の受け入れできず新規転校生の入学は不可、インターナショナルスクールは入学できても登校できず、2か月ほどで退学。親子とも失意に暮れ、娘の「死にたい」「消えたい」がひどくなり、日系クリニックの心療内科を受診しました。
この時、医師から
どうやら学校へ行く時期は、 人によって違うみたいですよ。
目標は学校へ行くことではなく、 どう生きていくか。
というようなことを言われ、はっ
とさせられました。
学校という場所から離れ、今はその時期ではないと割り切り、海外で日本人との接触もほぼなく、かつ新型コロナで引きこもり状態がよしとされたこともあり、のんびりペースで生活すること約1年が経ったある日、2021年12月17日23:23、彼女は突然トンネルを抜けました。
それまで真っ暗な中を歩いていて、絶望感、自己否定感、人類への嫌悪感など抱いていたものが、生きることの喜び、感謝の気持ちなどなどに一気に変わり、その瞬間、悟ったように涙を流したのです。何がきっかけだったのか、わかりません。でも、確実にその日を境に、彼女は前を向いて歩き始めました。私は、この日を
第2の出産日
としています。娘の新たな人生の始まりという意味で。難産だったけど、立ち会わせてくれてありがとうという気持ちでした。
自分の職業柄、助産師なので、無理やりこじつけてるかも。
啐啄(そったく)という言葉もありますが、まずは殻の中の雛がつつき始め、そのタイミングで親鳥もつつく。思春期の親子関係でも、子どもの力を信じて待つ、タイミングをみて支援することが、何よりも大事なことなのではないでしょうか。
そして、大学進学を目指して高卒認定試験の勉強も始めました。
翌年の夏、1人で日本に一時帰国し、3科目(英語・国語・現代社社会)を受験、合格。今年の3月、受験準備のため母親と2人で帰国し、この夏に残り5科目(数学・地理・世界史・生物・
科学と人間生活)を受験しました。数学だけは独学が難しく、
家庭教師の先生に3ヶ月ご指導いただきました。
今年は、8月3日(木)4日(金)の2日間。娘の会場は、東大駒場キャンパスでした。さすが東大、緑も多く立派な構内でした。
結果は8月29日発表、郵送。昨日、我が家に結果が届きました。
合格証書
が入っていました!
NHKの番組では、通信制の高校は紹介してましたが、高卒認定試験には触れていませんでした。うちの場合、中学中退なので・・・
たぶん、最終手段だから。
正直言って、娘は、合格証書を手にしても、それほど喜んでいませんでした。だって、高校へは行きたかったし、今でも制服姿のJKを見かけるとイラっとすると言ってます。
でも、この先、進みたい道はあるので、自分のペース、方法で、一歩づつ前進あるのみと母は思うのです。普通のルートじゃないけど、たぶん、だからこそ違った色を出せて、だからこそ価値があるってもんじゃないでしょうか。
まだまだ道は続きます。
Enjoy your life !