と言っても、今年の1月の話です。

当初の目的を逸脱し、あらぬ方向へ迷走してしまったお話です。

 

昨年から、お寺での月参りを始めまして、勤行の際、

錫杖を使いたいと思うようになりました。

 

で、在家が勝手に法具を使うのはマズイだろうと考えていた時、

素晴らしい制度を見つけました。

 

それは大峯山護持院で戴ける、法具の所持許可状です。

大峯山へ一定期間登拝し、行を修めた者に戴ける有り難い免状です。

 

どこの講にも属さない一人行者であっても、ちゃんと認めてもらったら、

先達も夢じゃないそうです。

 

私は先達を拝命するような、できた人間じゃないので、

法具だけでも使えたら満足です。

 

で、その所持許可状を読むと、法螺の所持も書いてあります。

「なるほど、法螺貝か・・・。」

 

法螺貝を吹いてみたいな~という願望は、以前からありました。

大峯山の奥駈けの話を知人の行者さんから聞かされたり、

母親から御嶽山の行の話も聞かされていましたから、

修験道に憧れはありました。

 

ただ、過酷な行に耐えられるような芯の強い人間ではないので、

避けてきたのが本音です。

 

しかしながら、自分の年齢から考えると、山行を始めるなら、

今だと思いました。

 

既に錫杖の話が脱線事故です。

修験道と法螺貝に気持ちが移っています。

 

小学生になった息子たちと、ハイキング程度に京都の鞍馬寺奥の院や伏見稲荷のお山を繰り返していましたが、いよいよ大峯山!という気持ちが強くなりました。

 

で、大峯山に行くことから始めようと思ったのですが、

次男は小学2年生。

連れて行けるような山では無いと、いろいろな講社の方に聞かされました。

 

焦る必要はないかと思い、

「法螺貝の習得から始めよう!」という結論に・・・。

 

実際のところ、山伏全員が法螺貝を吹く訳ではないのですが、

息子たちが楽しめる事を考えると法螺貝かな?と思った次第です。

 

法螺貝の講習会がないかと、ネットで探してみました。

 

車で1時間半ぐらいの場所で見つかりました。

早速、申し込んで講習会に参加しました。

 

初めての法螺貝体験で、ワクワクが止まりません!!

 

講習会に参加してビックリしたのは、

本物の行者さんが全国各地から集まっていることです。

それでいて、厳しい指導も無く、和やかな雰囲気です。

 

行者さんや行者になりたい方ばかりではなく、

普通に法螺貝やってみたい人もたくさん見えて、

とても和気あいあいなグループです。

 

ここで得られたものは法螺貝の吹き方だけでなく、

多くの方と繋がったことです。

 

これが一番の成果でした。

 

神仏のお導きとしか思えないくらい、

人生の大きな節目となりました。