2017年5月14日、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソール、ポケットモンスター赤・緑・青・ピカチュウを使ったニンテンドウカップ97ルールの対戦会 「ヒストリアカップ2017*3rd TRIAL!!!」 に参加してきました。
~対戦参加24名の中から頂点を決める最終決戦~
結果は予選1勝4敗の6人中5位で予選突破できず、ふすまを使った公開対戦を体験できませんでしたが、相手に簡単に勝たせない立ち回りはできたと思います。相手のポケモンの自覚が強かった。
使用構築 上段レベル52、下段レベル51
2月下旬に行われた初代VC対戦交流会(以下2.5回)と同じポケモンで挑みました(レベルの変更はありますが)。
第2回の使用構築はこちら
第2.5回の使用構築はこちら
~個別解説~
個体値は左からHP-攻撃-防御-素早さ-特殊。
ダグトリオ Lv52 個体値14-15-13-15-2
技 地震/地割れ/身代わり/影分身
第2.5回で多くのポケモントレーナーにトラウマを与えた張本人。身代わり影分身で吹雪10万ボルト影分身眠るラプラスの吹雪のPPを切らせて攻撃手段を無くす。高レベルフーディンもスターミーが電磁波で麻痺させた後に死に出しすると対等に戦える。(2.5回のトレーナーさんとの対戦が会心の試合でした。)素早さが最大の武器なので、麻痺されるのが一番辛い。(痺れ粉、のしかかりの追加効果)
対戦会後 選出回数 2/5
今回の地割れの命中率は50%(1/2、しかも身代わりを壊しただけ)。身代わりの仕様を失念していたのが情けない。皆さん対策してきたようで、レベル53以上のダグトリオがフーディンよりたちが悪かった(電磁波が効かない)。サンダースののしかかりも嫌い。
パルシェン Lv52 個体値14-13-9-15-12
技 吹雪/殻で挟む/大爆発/影分身
3匹目のレベル52を誰にするか悩んでいたが、選出パターンを決めた結果こうなった。毒々を大爆発に変更。ラプラスとの対面になったら、影分身を積む前に爆発してサンダースかフシギバナを出して一撃で倒せる状況にする。対ケンタロスはのしかかりが急所に入ったり、麻痺して動けないこともあり勝率は五分五分。
対戦会後 選出回数 1/5
マルマインの大爆発読みで出したら身代わりを張られ、しかも殻で挟むが外れて何もできなかった。
ケンタロス Lv52 個体値14-15-15-15-12
技 のしかかり/破壊光線/吹雪/影分身
レベル52にしてレベル55の100族(サンダーなど)に先制できるようにした。地割れが技候補にあったが、麻痺されると腐るので定番の技構成になった。角ドリルではなく地割れにした理由は、技を当てる優先度がゲンガー>飛行ポケモンと考えたから。
対戦会後 選出回数 3/5
予選唯一の勝利に大きく貢献。結局サンダーやゲンガーとの対面は無かった。やっぱり破壊光線がよく似合う。
フシギバナ Lv51 個体値14-15-15-15-12
技 葉っぱカッター/のしかかり/眠り粉/影分身
この構築は草技弱点が3匹(ダグトリオ、パルシェン、スターミー)いるので万全の草受け、そして他の参加者とのパーティを差別化するために起用。この枠は後で紹介する補欠2匹と迷ったが、草ポケモンで一番素早い。影分身でワンチャン作れるのがいい。
対戦会後 選出回数 2/5
フシギバナ布教の成果なのかKP3。ファイヤーの大文字をかわして眠らせたのは偉い(最終的に負けたけど)。後はフーディンのサイコキネシスを急所に受けて何もできなかった。毒々+宿り木の種コンボいいかも。
スターミー Lv51 個体値15-7-9-15-15
技 波乗り/サイコキネシス/電磁波/小さくなる
技バレしないようにレベルを変更。レベル51でも55フーディンの身代わりを波乗り一発で壊せる。対フーディンに特化して、麻痺さえ入れれば後は倒せなくてもフーディンのPPを減らす消耗型スターミー。ダグトリオとの相性が良く、2.5回ではこのコンビで4戦4勝。
対戦会後 選出回数 4/5
一番多く選出。それなりに活躍したと思われるが、フリー対戦でエドワードさんのナッシーとの泥仕合が一番印象に残っている。(あまりにもひどくて試合やりなおし。僕はスターミー、エドワードさんはナッシーを選出しない、5→3ルールという新たな対戦方式が誕生した。)
サンダース Lv51 個体値15-3-13-15-15
技 10万ボルト/砂かけ/影分身/眠る
2.5回で優勝してルイピカさんからもらったサンダース。定番の10万ボルト、影分身、眠る。そして攻撃の個体値が低いので砂かけにした。
対戦会後 選出回数 3/5
現在の初代対戦環境にエースとして使う場合、レベル53以上にしないと使いづらい。攻撃技が10万ボルトだけだとサンダースミラーで地獄を見る。やはりのしかかりかミサイル針が必要で、砂かけも便利だし分身眠るも捨てがたい。
結論 どの技構成が最適なのか未だによくわからない。
補欠1
ウツボット Lv51 個体値15-9-5-15-13
技 葉っぱカッター/眠り粉/痺れ粉/巻き付く
ダグトリオ対策の痺れ粉、自分より遅い相手にはひたすら巻き付いて倒せるが、練習では攻撃が外れて吹雪やサイコキネシスをくらうことが多々あったので起用しなかった。
補欠2
ギャロップ Lv52 個体値15-9-9-15-15
技 大文字/炎の渦/破壊光線/高速移動
直前まで起用するか悩んだポケモン。高KPのルージュラ、そしてKPが上がりそうなナッシーの両方に相性が良く、レベル50のケンタロス、ゲンガーより素早い。高速移動+炎の渦は強力だが、炎の渦の命中に不安があって(地割れを使うくせに何言ってんだ)起用は見送った。
~対戦ログ~
フシギバナ推しにもかかわらず、第1回から3回連続のカメックスブロックに決まる。今回の予選の対戦相手は前回同ブロックのルイピカさんとくぼっちさん。今回初対戦になる、かけるさんと鷹さん。そしてファイヤーの人、しもべさん。
1試合目 vsしもべ 負け
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
レベル50の3匹にレベルで勝っている上、相手の最速催眠技を使えるポケモンは50フシギバナ。まさかファイヤーを先発で使わないだろうと読み、51フシギバナを先発。後はファイヤーの弱点を突けるスターミーとサンダース。
いきなりフシギバナの前に立ちはだかったのは、神々しく輝く火の鳥。運よく大文字をかわして眠り粉でファイヤーを眠らせる。サンダースに交代すると、相手はフシギバナに交代。砂かけで命中率を下げるが、宿り木の種が命中。今度は影分身で回避率を上げて眠り粉をかわすが、後になってここは眠ってもらった方がよかった。10万ボルトを当てて、相手の毒々が命中。砂かけでもう1段階命中率を下げてフシギバナに交代。のしかかりを2発当てたところで相手のフシギバナの眠り粉が命中。ここはファイヤーに替えてくるだろうと読み、スターミーに交代したら案の定ファイヤー登場。相手はサンダースに交代。波乗りを急所で受ける。スターミーをサンダースに交代して、相手のサンダースの砂かけをくらう。相手はフシギバナに交代して10万ボルトを受ける。次のターンの10万ボルトでフシギバナが麻痺して、葉っぱカッターと宿り木の種で減ったHPを眠って回復。目を覚ましたターンに毒々を当てられ、砂をかけて後続に託すつもりがここで1/256が発動して砂が当たらない。葉っぱカッターでサンダースが倒されスターミーを出す。サイコキネシス(有効急所?)を当ててフシギバナを倒す。相手のサンダースは10万ボルトではなく砂をかけて波乗りで倒される。眠ったファイヤーに波乗りを当てられず、すぐ目を覚ましてしまう。炎の渦に備えて小さくなって、ファイヤーは高速移動。毒々+炎の渦を決められ、スターミーは波乗りを1発しか当てられない。スターミーの命中率をリセットしようと眠ったフシギバナに交代するが炎の渦は命中。再びスターミーに交代しても炎の渦を当ててくる。ここは居座って渦外し眠り粉でよかった。とどめの大文字を外して波乗りを当てるがファイヤーは倒れない。次は大文字を当ててスターミー、フシギバナ倒されて負け。
感想
これだけの熱戦だったら勝っても負けてもどっちでもいいかなと思います。スターミーの波乗りを2発耐える55ファイヤー。毒々を宿り木の種や炎の渦を組み合わせて、自分が有利な対面でも交代せざるを得ない状況を作り上げるのは素晴らしいと思います。
しもべさん目線の対戦ログ
2試合目 vsくぼっち 勝ち
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
飛行ポケモンが2匹いるのでダグトリオが使いにくく、ケンタロスの通りが良さそうなので先発。スターミーとサンダースで速攻で勝てるようにした。
相手の先発はブーバー。ケンタロスののしかかりが急所に当たり1発ダウン。2匹目のエレブーにのしかかって、電磁波でケンタロス麻痺。相手はカイロスに交代してのしかかりを受ける。ハサミギロチンを警戒してスターミーに交代すると、カイロスは影分身。波乗りでカイロス、エレブーを倒して勝ち。
感想
努力の積み重ねの差もあって快勝。1勝してここから立て直すつもりだったが思い通りにいかなかった。
3試合目 vsかける 負け
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
ダグトリオパルシェンサンダースの基本選出パターンA。
相手の先発はマルマイン。交代読みでパルシェンに交代したがマルマインは身代わり。爆発してこない。電磁波で麻痺して殻で挟むが当たらない。サンダースに交代して10万ボルトを受ける。電磁波でサンダースも麻痺して、影分身をするが大爆発が命中。相手はエースのサンダースを出して影分身をして砂かけをかわす。相手のサンダースののしかかりで自分のサンダースは倒されダグトリオを出す。のしかかりが急所に当たり、ダグトリオは身代わり。のしかかりで身代わりを壊され、影分身するがのしかかりが当たりダグトリオ倒れる。53サンダースの10万ボルトをパルシェンは耐えるはずが無く負け。
感想
交代読みで身代わりを張ったり、サンダースがのしかかりを覚えている点。本来自分がやるべき立ち回りを見事に決められて負け。ダグトリオマルマイン対面の大爆発読み交代は今回も失敗。(2.5回ではおかしょーさんのマルマインが爆発ではなく眩い光を照らしてきた。)やっぱり相討ちになってもいいから居座って身代わりを選んだほうがいいです。
4試合目 vsルイピカ 負け
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
相手にフーディンがいるのでスターミーを選出。サンダースが先発で出てきたときに備えて控えにダグトリオ。3匹目はナッシー、ルージュラに対応できるケンタロス。基本選出パターンB。
相手の先発はフーディンで身代わり。スターミーは小さくなる。フーディンはのしかかり、スターミーは電磁波で両者麻痺状態。スターミーはまた小さくなって波乗りで身代わりを破壊。すると相手はナッシーに交代して波乗りを受ける。スターミーが動けない間にサイコキネシスを2発当てられ、スターミーのサイコキネシスでナッシーの特殊ダウンするとフーディンに交代。そこから消耗戦が始まりフーディンが身代わりを残した状態でスターミーを倒す。ダグトリオを出して身代わりを張るが、フーディンは自覚が強くサイコキネシスを当ててくる。ここでフーディンが身代わり状態であることを忘れて地割れを撃つ。2発目に地割れを当てたが、一撃必殺!したのは身代わり人形。結局ダグトリオも倒される。最後の1匹ケンタロスは影分身1積みからのしかかりでフーディンを倒すが、サンダースに屈して負け。
感想
スターミーとフーディンの先発対面で、電磁波を受けるためにナッシーに交代してくるのではないかと読んで小さくなったが、ここは電磁波でよかった。後はダグトリオの凡ミスが悔やまれる。影分身から地震や身代わりで展開して行けばよかったのに。
5試合目 vs鷹 負け
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フーディンラプラスダブルエース用基本選出で挑む。
先発ケンタロス…フーディンが来たらスターミーに交代。それ以外はまあ戦える。
中堅スターミー…対フーディン。
大将フシギバナ…対ラプラスサイドンマルマイン。
相手の先発は予想通りマルマイン。電磁波をもらって吹雪を当てるが凍らない。大爆発読みでフシギバナに交代するが、相手はフーディンに交代。またかよ。サイコキネシスを耐えて眠らせるつもりが急所に命中してフシギバナ倒れる。スターミーを出すと相手はルージュラに交代して電磁波を受ける。悪魔のキッスをかわすため麻痺状態のケンタロスに交代してキッスをかわす。相手はフーディンに交代して、くらえ!のしかかり!のはずが痺れて動けない。スターミーに交代してサイコキネシスを受ける。相手はまたルージュラに交代。スターミーは2回り小さくなって波乗りで倒す準備を整えるが、波乗りを1発当てたところで凍り付く。自分はケンタロスに交代、相手はマルマインに交代。マルマインの大爆発を凍ったスターミーで受けて狙い通り相討ち。影分身1積みから破壊光線でルージュラを倒して、HP満タンでフーディンに挑む。フーディンは影分身。くらえ!のしかかり!のはずがまた痺れて動けない。そしてサイコキネシスがまた急所に当たり負け。
感想
どうやら私のケンタロスは鷹さんのフーディンの前では緊張するらしく、動きが固くなるようです。そんな自覚の強いフーディン、どうあがいても勝てません。
~まとめ~
今回で初代のオフ会は最終回ですが、参加された皆さんの誰かとどこかで会って目が合った際はポケモンバトルやりましょう!
終