2017年11月3日、古石場文化センターで開催されたバーチャルコンソール版ポケットモンスター金・銀を使ったオフラインの対戦会、第4回ヒストリアカップ「ヒストリアカップ for Nintendo Cup 2000」に参加してきました。4週間前に行われた前哨戦以来の2度目の金銀対戦で、結果は予選2勝6敗で予選落ちしました。
今回使用した構築
エース枠のガルーラ、フーディンは前回に引き続き使用。後は多くのタイプの技を受けられるようにポケモンを入れた感じです。やりたいことを優先してカビゴンもサンダーもガラガラもいない!無謀な構築になりましたが、それなりに戦えました。でもやっぱり勝負は甘くない。
それでは構築紹介に行きます。
前置き
ニンテンドウカップ2000ルールで強いパーティを作りたいと思ってこのブログをご覧になる方、ほとんど参考になりませんのであらかじめご了承下さい。
~個別解説~
カッコ内は個体値。A=攻撃、B=防御、C=特攻、D=特防、S=素早さ。
HP223(15)-A154(15)-B126(3)-C96(15)-D139(15)-S149(15)
技 捨て身タックル/地震/鈍い/吠える@食べ残し
3.5回使用個体。能力の高いポケモンです。でもね、私には使いこなせないんだよ。むしろ3.5回よりのときより立ち回りが下手になってました。本当はレベル54で使いたかったのですが、レベル配分が難しくて53になりました。
レベル54で受ける恩恵
・レベル50の100族(サンダー、ミルタンクなど)に先制できる。
・レベル55のサワムラー(87)に先制できる。
・食べ残しの回復HPが14になる。
レベル53 223÷16=13.9375
レベル54 227÷16=14.1875
他のノーマル連中(カビゴン、ケンタロス、ミルタンク)とどう差別化するかが鍵になりそうです。サンダースも一瞬候補に上がりましたが、対カビゴンに重くなると思って辞めました。
HP167(15)-A101(11)-B100(15)-C191(13)-D139(13)-S178(15)
技 サイコキネシス/冷凍パンチ/身代わり/自己再生@曲がったスプーン
3.5回使用個体。レベル55角ドリルケンタロスに先制できるレベル52のフーディン。サブ技は爆裂パンチでずっと考えていましたが、どうせカビゴンには勝てないだろうということで、凍結狙いの冷凍パンチにしてナッシー、サンダーに刺さりました。10%の確率ながら2回凍らせました。が、溶けてしまって負けました。
HP203(15)-A137(11)-B150(13)-C124(13)-D144(13)-S126(15)
技 波乗り/爆裂パンチ/眠る/寝言@光の粉
青版のNPC交換個体。もう一匹のレベル52枠を誰にしようか悩んでいたら「ニョロボン行けんじゃね?」ということで本番4日前から急遽厳選。格好の餌、バンギラスに先制できる。サンダーの雷、ナッシーのソーラービーム以外なら急所に当たらない限り1発は耐えられる耐久力で、眠る寝言は思いのほか強力だった。苦手な相手も寝言爆裂パンチで混乱させて突破も可能。光の粉が何度か作動して攻撃をかわしたので持たせたのは正解だった。次回はニョロボン軸で構築を…
HP186(15)-A127(9)-B130(11)-C151(15)-D151(15)-S131(15)
技 葉っぱカッター/宿木の種/眠り粉/吠える@麻痺治しの実
葉っぱカッターの火力の無さは事前にわかっていたので、初代流用個体で光合成を覚えていないから身代わりを使う相手に積ませないように毒々を吠えるに変更。吠えるは効果覿面で相手が積む展開にはしなかったし、受けだしてきた相手を眠らせることもできる。強化された宿木の種は強かった。
HP166(15)-A99(13)-B121(15)-C131(15)-D131(15)-S191(15)
技 10万ボルト/電磁波/リフレクター/大爆発@奇跡の実
孵化厳選約200回。前回レベル51のマルマインが使いやすかったので、使いづらさを感じてしまった。やはり対サンダーには力不足。先発のマルマインミラーでは相手の方と以心伝心して同じ技を何ターンも繰り出していた。
HP184(15)-A133(13)-B129(15)-C160(15)-D136(15)-S151(15)
技 日本晴れ/大文字/雷パンチ/爆裂パンチ@はっかの実
孵化厳選約220回。その間に♀の理想個体3匹産まれる。爆裂パンチ使いたい。
技構成は定番中の定番。決勝戦のバクフーンのように55エースで使った方がよさそうです。
~基本選出~
サポート役 + 物理アタッカー + 特殊アタッカー
~対戦ログ~
1試合目 vs 鷹 ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フーディンとサンダーの先発。フーディン身代わり、サンダー10万ボルトで身代わりが壊れる。冷凍パンチが急所に当たって10万ボルトを受ける。相手はスイクンに交代。冷凍パンチでスイクンを凍らせて身代わりを張るが、早くも凍りが解けてしまう。サイコキネシスと波乗りの撃ち合いでフーディンが倒れてガルーラを出す。捨て身タックルでスイクンを倒して相手はカビゴン。鈍いと捨て身タックルの応酬でカビゴンに倒されてしまいマルマインを出す。鈍いを積んだカビゴンを倒せるはずが無く、地震で倒されて負け。
感想
スイクンを凍らせて喜んでいたら、あっという間に凍りが解けてしまった。相手は55カビゴンで自爆を覚えている可能性が低いと思われるので、さっさと吠えて鈍いを積ませない方がよかった。
2試合目 vs うぉるかむ ○
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フーディンとフォレトスの先発。相手はハピナスに交代、フーディン身代わり。ハピナスのプレゼントで身代わりが壊れる。これはフーディンがすぐやられるやつだと察してニョロボンに交代。相手はムウマに交代して爆裂パンチを無効にする。自分はフシギバナに交代、怪しい光で混乱する。相手はフォレトスに交代、フシギバナが混乱している間に撒きびしを撒かれる。眠り粉でフォレトスを眠らせて宿り木の種と葉っぱカッターでHPを削っていく。熟睡のフォレトスをムウマに交代。ムウマは怪しい光、滅びの歌、痛み分け、泥棒と掻き回してきたが、構うことなく葉っぱカッターでムウマを倒す。滅びのカウントが0になる前にニョロボンに交代、相手は爆睡のフォレトス。交代したハピナスに爆裂パンチを当らず、どくどくをもらうが眠って回復、寝言爆裂パンチでハピナスが混乱。波乗りでハピナス、フォレトスを倒して勝ち。
感想
もしかしてニョロボン強くないか?と思い始めた試合。フシギバナもムウマを倒して、フォレトスを停止されたのがよかった。
3試合目 vs Oden ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
マルマイン同士の先発。リフレクター→電磁波→10万ボルトと同じような攻撃。自分はフーディンに交代、相手はカビゴンに交代。冷凍パンチでカビゴンが凍らず、ガルーラに交代。吠える前に自爆を決められて、フーディンも相手の大爆発を喰らう。何とか耐えたがケンタロスの捨て身タックルを喰らって負け。
感想
全体的に後手後手になって負けた感じ。マルマインミラーは同速で運要素になるので避けたい。麻痺治しの実持ちのフシギバナを先発すればよかったか。
4試合目 vs トレーナー ○
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フシギバナとマルマインの先発。一発でマルマインを眠らせられずに麻痺をもらったが眠らせる。相手はナッシーに交代、自分はフーディンに交代して眠り粉で眠ってしまう。ナッシーの大爆発で相討ちになって、自分ニョロボン、相手ケンタロス。捨て身タックルを受けて爆裂パンチでケンタロス混乱。相手はマルマインに交代するが、目を覚まさず爆裂パンチで混乱。再びケンタロスに交代して波乗りでダメージを与えるが眠ってはっかの実で目を覚ます。ならばとニョロボンも眠って、寝言爆裂パンチ2発でケンタロスを倒して、マルマインもお目覚め波乗りで倒して勝ち。
感想
前戦の反省を踏まえてマルマインミラーを避けたのがよかった。ニョロボンの苦手なマルマインを眠らせたことにより動きやすくなった。
5試合目 vs まっち ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フシギバナとサンダーの先発。身代わりで眠り粉が効かない、目覚めるパワーをくらって吠えて出てきたマルマイン。マルマインを眠らせるも奇跡の実で起きて大爆発で相討ち。自分フーディン、相手ブラッキー。身代わりを張って黒い眼差しを受ける。冷凍パンチを撃ち続けるも凍らず眠って回復。相手のブラッキーは直接攻撃する技が無くフーディンの身代わりを壊せないという、嫌な予感しかしない展開。やっとブラッキーを凍らせたが倒す前に凍りが解ける、冷凍パンチのPPが無くなる、実質負け状態。相手はサンダーに交代してここからサイクル戦。爆裂パンチでサンダーを混乱させたが、雷で倒されて、フーディンも威張る身代わりを決められて負け。
感想
フーディンの冷凍パンチのPPをケチって増やさなかったのが悔やまれる。悪タイプの存在、サイコキネシスの追加効果の弱体化で初代みたいにサイコキネシス一本でゴリ押しできなくなってしまった。
6試合目 vs ミーサ ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
マルマイン同士の先発。互いにリフレクターを張って相手はナッシーに交代。マルマイン電磁波、ナッシーのサイコキネシスが急所に入り、フーディンに交代。身代わりを張るが目覚めるパワーで身代わりを壊される。冷凍パンチを当てて相手は痺れて動けない。相手はマルマインに交代。10万ボルト2発でフーディンが倒されて、マルマインもニョロボンも10万ボルトに倒されて負け。
感想
ドーブルの存在でフシギバナを先発に出せなかった。きのこの胞子で眠ってしまうから。エースのケンタロスを引きずり出すことなく終わってしまったのが情けない。
7試合目 vs PKマスタ ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
バクフーンとナッシーの先発。相手はカビゴンに交代、バクフーン大文字。爆裂パンチをカビゴンに当てるも、のしかかりが急所と麻痺を引いてバクフーンは倒れる。ガルーラでカビゴンを倒して次はナッシー。痺れ粉で麻痺して吠えてラプラス登場。痺れて動けない間にラプラスは影分身を積んで冷凍ビーム。吠えてナッシーを引きずり出すが、サイコキネシスで倒されてフシギバナを出す。ナッシーを眠らせて葉っぱカッターを急所に当て続けるが黄金の実で回復。目を覚ましたナッシーをラプラスに交代して眠らせる。眠らなくなったナッシーにサイコキネシスを喰らって負け。
感想
バクフーンを初選出したがカビゴンが想像以上に堅く、大文字→爆裂パンチ2発で倒せなかった。ナッシーの弱点を突けなくなり、麻痺されてラプラスの起点にされてしまった。
8試合目 vs ゴールド ●
選出したポケモン
控え
自分が選出したポケモン
フーディンとサンダーの先発。フーディンサイコキネシス、サンダー雷。冷凍パンチで凍らず、目覚めるパワーで倒れてフシギバナを出す。サンダーは眠って、寝言目覚めるパワーで攻撃。自分はニョロボンに交代して相手はスイクンに交代。爆裂パンチでスイクン混乱。混乱している間に爆裂パンチが当たらず、ニョロボンが眠ると相手はサンダーに交代。光の粉の効果で雷をかわし続けるが、その間にサンダーを倒すに至らず雷が命中。フシギバナもめざパ氷で倒されて負け。
感想
試合がだいぶ進んだところで通信エラーが起きてしまい、負けが込んでいたのも重なり集中の糸が切れてしまった。サンダー対策が不完全で選出されやすかった。今後の課題です。
全体の感想など
・スイクン、スイクン、またスイクン
今回スイクンのKPは4でしたが、その内、フシギバナブロックで3体確認されるという、三犬厳選すらしてない人間には、ちょっと意味が分からない事象が発生。実際に対面しましたが硬かったです。
追記
クリスタルVC配信決定が決まって、スイクン厳選が楽になりました。あの鬼畜な厳選に手を出す前に、この朗報だったので余計な時間を費やさずに済みました。なお、ライコウ…(以下略)
・次回は基本に立ち返ろう!
私は、人と違うことをやるのが好きな人間なので、どうしてもマイナーなポケモンを使って難易度を上げるようなことをしてました。金銀は初代ほどの対戦知識が無いので、基礎というか初心者でも使いこなせるパーティで次回は挑もうかと。なんだかんだ初代でも、素早いポケモンが強くて使いやすい!というのを意識して、サンダース、ダグトリオ、スターミーとか使ってました。
・
まとめ
金銀編初のヒストリアカップとても楽しかったです。スタッフ、参加者のみなさま、どうもありがとうございました。現在は燃え尽きてふしぎなおくりものだけをやる日々ですが、またメラメラと炎を燃やすでしょう。第1回ヒストリアカップ終了時並みにやる気はあるので、次回もあったら対戦よろしくお願いします!