甘味処 榧
つれない栗のしるこは季節まかせ
いつも未来が湯気で見えない
かすむ寒村のTear Drops
猫舌になるの
冷めたしるこ温めて欲しい
作詞: 僕のゴルフは2打目から
さて、岐阜県北部はすっかり冬の装いですね。昨日は岐阜県中津川市を営業してきましたが、栗きんとんの老舗 すや に併設されている甘味処 榧(かや)に行ってきました。
外観はノスタルジックな山あいの茶室を思わせる感じになっており、小道に飛石が配置され、晩秋の憂いを帯びた木々の紅葉を愛でながら、入口に入っていきます。
お客さんは私の他には1組しかおらず、ゆったりとした雰囲気で甘味を食することが出来ました。私が注文したのは、「栗しるこ」です。
茹でた栗に甘み付けに砂糖を少しだけ使い、ほぼほぼ栗だけのしるこです。ひょっとしたら砂糖はほんのりとした控えめな甘さなので和三盆かもしれません。やわらかく上品なお餅と箸休めの野沢菜がアクセントになっており、甘さをより感じさせる憎い演出がされておりました。
濃厚な栗の香りが、口蓋の中を木枯らしのように駆け抜け、さながら去り行く秋のクレッシェンドが耳朶を叩きましました。


