数年に一回という少ないペースですが、
有名な絵画展が開催されると観に行きます。
今回はフランダースの犬で有名なルーベンスの絵を
観てきました。
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/2018rubens.html
もちろん絵画に詳しいわけでもなく、
とても興味があるというわけでもなく、
ただ本物の絵を観たいという気持ちだけで、
行くのですが、
いつもその素晴らしさに感動しています。
そして今回も心を奪われるような作品に出会いました。
おそらく当時の画家たちは、
貴族や王族といったパトロンのために絵を描き、
生活していたと思うのですが、その作品は小さくて、
自分自身のために描いたのだと思ったのです。
そういう先入観で観てしまったからなのか、
とても感傷的な気持ちになりました。
全ての作品を観るのに2時間以上かかり、
疲労感も覚えましたが、
とても貴重な経験が出来たと思いました。
小・中学生は無料なので、
生徒たちにも勧めてはいるのですが、
京都や奈良の寺社巡りと同様に、
興味を持ってもらうのは難しいですね。