2018年7月、西日本の豪雨で100人以上の尊い命が奪われました。

本当に信じられません。

関東にいる僕は、映像でしかその様子を窺い知ることが出来ず、

実際にその場所にいた人達はどれ程の恐怖を感じたことでしょう。

もちろん、これは天災に違いないと思うのですが、

全てそうだといえるのでしょうか。

例えば、日本全国に、江戸時代、いや、もっと前から、

「山の木は切ってはならない。」

という言い伝えがあるような場所があります。

何故、木を切ってはならないのか、

それは雨が降った時に山から土砂が流れ出すから、

ということを先人達は知っていたのでしょうね。

自然災害というのは、人間が科学の力を手にした時、

そういった自然に対する畏怖を忘れ、

驕り高ぶってしまったということの表れでもあると思うのです。

人と地球の大きさを比べた時、人はちっぽけです。

だから、自然の豊かさの中で生きていけるのです。

だから、自然の豊かさを失うようなことはしてはならないのです。

どうやって、自然の恩恵を受けて、生きていくのか、

それが一番大切なことなのかも知れません。

 

災害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

亡くなられた方に慎んでお悔やみ申し上げます。

いつ自分がそうなるか分かりません。

大きな犠牲が出てしまった今、もう一度、自然を見つめ直し、

自分たちの生活を見つめ直す必要があるのだと思います。