イルカに乗った少年
前回記事の鯉の話で
たこすけさんからお便りを頂きました。
聞くところによりますと、たこすけさんは過去に
鯉を自分で焼いて食べてお腹を壊したらしのですわ。
Σ(・ω・;|||
普通、刺身の洗いですわよね(笑)
たこすけさんは女傑かしら??
もしくは探究心豊かな食の冒険家とか( ´艸`)
まるで開高健 並の女性と思われるのでございます。
食の正統派である池波正太郎と比較すれば、
開高健の食の探究心の暴れっぷりには
目を白黒させた記憶がございますの。
さらに、タイムリー過ぎるのでございますが、
静岡の方と話をする機会がございまして、
イルカを食べるという驚愕の事実を
この歳になりまして初めて知り得たのでございます。
帰宅した亭主にその旨を尋ねると
「静岡では普通にイルカの肉がスーパーで売っているよ
味噌煮込みも皮付近のゼラチン質がとろりと美味しいし、
イルカの干し肉をスライスして焼いて食べると酒のツマミさ」
話を聞いていた息子が泣き出した。
イルカが可哀相ということではなく、
イルカを食べた父親にショックを受けてしまったのでございます。
恐る恐るわたくしにも「お母さんは食べたい?」
と目に涙をためながら伺ってきましたので、
「出されれば食べますわね」
と明快に答えたのでございます。
天草(熊本南西部)でイルカに乗った少年は
「いただきます」の意味合いの再認識と、
生きるという深いテーマを知り、また大人になっていく。
・・それはそうと「イルカは美味しいよ」
といったまま、そこで話を切り上げないでよ。
バカ亭主め!
イルカに乗った少年がショックのあまりに
海賊船の船長にでもなった日にはどうするのよ!
こんな女に誰がした?