水の分子と強く結合(水和)するマグネシウムイオンは体内に吸収されにくい。

これを人間が摂取すると、大腸に長時間留まり、水の吸収を妨害する。

この結果、腸内に水分が溜まり、下痢を起こすこととなる。
このような理由で、硫酸マグネシウムを多く含む硬水を飲むと下痢をしやすくなる。

しかし硬水の中でも飲用に適しているものも存在し、水に含まれているミネラルを栄養として利用するために、飲料として販売されているものもいくつか存在する。

軟水は金属石鹸(石けんカス)が出来にくく、硬度60の水と硬度1の水では、石けんを溶かす能力に2倍の差がある。

硬水に比べて泡立ちがよく、体を洗う時ぬめりを感じる。

日本の水は外国に比べて、硬度が低いとされている。

日本の水道水は、硬度80前後で軟水と言われており、日本では、沖縄本島や関東地方の一部を除く地域の水はおおむね軟水に属する。

水の硬度は{カルシウム濃度 (mg/L)×2.5 + マグネシウム濃度 (mg/L)×4.1}で近似され、WHOの定義では、硬度120以下を軟水と定義している。

軟水は、腐葉土や泥炭層の間を流れて出来たような水で、目安としては、水100mLに対してCaCO3換算で10mg以下の水をさす。 飲んだとき、まろやかな感じなのが特徴。

一般的に和食やコーヒー、お茶などの用途には軟水がよいとされている。 

金属イオンが少ないことから、染色にも良いとされている。