仕事がハードだったおかげで(?)あっという間に1週間経ちました。

さて、先週は割れたガラスの接着をしました。

乾かすのに1週間ほど、と教科書には書かれていたのですがとあるWEBサイトを見ると2週間と書かれておりまして、「今週作業進めるか、はたまた来週まで待つか」を悩みました30秒ほど。

とりあえず開けて様子見。


素手で触っても乾いてそうだったので作業をすることに。
乾いてなかったらかぶれてたな...
それとも俺がかぶれない体質なのかな?←驕り始めた

今日の大ステップは2つ。
1つ目が接着の続き。
2つ目が細かい傷や隙間の埋め。
となります。

小ステップに分けると
2-1.ペーストの作成
2-2.埋め作業
です。

まず接着の続きから。
とは言っても、乾いた麦漆を削る作業のみとなります。

とりあえずマスキングテープを剥がしてみましょう。

少し乾ききってない箇所がありましたが、致命的な部分ではなさそう(独断)なので進めます。

ではガリガリ削りますよ!

この為に替刃を用意しました。

丸くなってる刃なので、内側のカーブとかで使おうと思います。


割と時間がかかりました。

このコップ、クラック仕上げ(割れ加工)してるんです。
なので、芯まで届いてないヒビが最初からいくつもありまして、そこに入り込んだ漆が厄介です。

100%綺麗にするのは面倒&割れ部分以外なら後からでもできるということで90%くらい目処で満足しました


どうでしょうか、結構綺麗になったんじゃないかな?
接着面をフラッシュ焚いて撮影してみると...

ちゃんと金箔が仕事してるのがわかります!
あの一手間が大切。

では、次のステップに進みます。
<埋め>
関係ないけど、好きなお酒は梅酒です。

まず最初にペーストを作ります。
もちろん使うのは漆。
作り方は麦漆と同じです。

使うものの紹介からですね。
1.砥粉(とのこ)
これは、刃物を研ぐ時に使う砥石から出た粉です。つまり元砥石。
粒子が細かいのでこれに漆を混ぜてペーストを作ります。

2.水
H2O。

3.生漆
いつもの。


白い粉が茶色い粉になっただけの写真です。
砥粉と水を混ぜて、「カラシ」くらいの硬さになったら

生漆を混ぜます。

砥粉と水を混ぜたものを10とすると、生漆は6くらい。
これでペーストが完成です。
名前は錆漆(さびうるし)といいます。よろしくおねがいします。

次に割れ目ちゃんに塗りたくっていきます。

割れ目に対して垂直に、割れ目に錆漆を食い込ませるような感じで塗っていきます。
そしたら不要な部分を出来るだけ掬いとる。
これを割れ目全てに行います。
ちなみに、この写真は「内側からやればよかった」と後悔してる写真となります。



手短だけど、こんな感じ。
案の定クラックに入り込んでるから次がまためんどくさいんだろうなと嫌な顔している私です。

これをいつもの室で1日寝かせます。

今日の感想としては、率直にくっついてるのが嬉しかった。
装飾抜きにしたら、コップとして機能しますので復活!って感じがしますね。
残りの作業はまだいくつかステップあるんですけど、大まかに2つです。
今日やったのが細かいところの埋め。
明日予定が大きい欠けの埋め。
最後に金での装飾です。

最後まで丁寧に頑張ります!

次回
〜パテ〜

お楽しみに!