3月10日の衆議院財務金融委員会で、国民民主党・田中健議員が片山さつき金融担当大臣に「NISA貧乏という言葉、お聞きになったことはありますでしょうか」と質問しました。
片山大臣は「記事を見まして、これはちょっとショックを受けた」と答弁。そして「積み立て自体の目的化はまったく意図していない」と回答し、金融経済教育の必要性を訴えました。
この答弁、FPとして現場で相談を受けている立場からすると、本当にリアルな話だと思っています。
実は先日、こんな相談がありました。
年収600万円の方。 新NISAの成長投資枠と積立投資枠、合わせて毎月30万円を投資。 年間にすると360万円を積み立てているんです。
手元に残るのは年間150万円。月にすると約12.5万円。
さすがに心配になって、こう聞いたんです。
「それ、生活どうやってやっていかはるんですか?正直、このままやと破綻しますよ?」
そしたら…
「なんでそんなこと言うんですか!余計なお世話やわ!」
めちゃくちゃキレられました😅
さらに話を続けると、
「ずっとこのペースで続けなあかんとは思てへんし、いざとなったら生活保護でも受けたらええやん」
…正直、頭の中が追いつかず、しばらく言葉が出ませんでした。
※もちろん実際の相談の場では、お互い礼節をもって穏やかにお話ししています。ここでの会話はあくまで「本音ベース」のイメージです😅
さらにその方は、「家もあるし、いざとなったら売ったらそれなりの資産になる」「だからトータルで見たらなんとかやっていける」ともおっしゃっていました。
うーん…確かに不動産は資産ですが、住む場所を失ってまで投資を優先するのは本末転倒ですよね。「なんとかなる」という楽観が、実は一番リスクが高かったりします。
NISAは本来、家計の安定的な資産形成を後押しするための制度。長期・積立・分散投資を通じて、少額から無理なく資産形成を始めることを念頭に置いています。
つまり、生活を壊してまで優先するものでは絶対にないんです。
新NISAの年間投資上限は、つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円で合計360万円。「非課税枠を全部埋めないと損」という空気が、こういった状況を生んでいると感じています。
投資は「余裕資金」でやるもの。これが大原則です。
まず生活を守る→次に貯蓄→その上で余裕があれば投資。
この順番が崩れると、NISA貧乏どころか、本当に生活が破綻します。
何かお金のことで不安があれば、ぜひ一度FP相談を活用してみてください😊
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