自分はもう実家を離れて暮らしている。
親はお墓(納骨)のことをどう考えているんだろう?
ご先祖さまと同じお墓に入ることを望んでいるのか、
それとも海洋散骨とか樹木葬とか、別の形を望んでいるのか、
終活の中でも、お墓のこと、お仏壇のこと、
親の本当の気持ちはどうなんだろう?
お墓も、お仏壇も、引き継いでいくのは限界がある。
今までの慣習を変えてもいいかどうか、本音で話したい。
50代くらいになると親子で終活しておくと、
どちらの人生も幸せな最期をイメージすることができます。
この記事は、
「親が亡くなったとき、お墓(納骨)やお仏壇はどうしたらいいか困っている」
「自分が引き継いだとしても、その後の世代に引き継がせられない、どうしよう」
そんな、お墓やお仏壇のこれからについて、
親と本音で話したいけど話せないでいるあなたへ
「本当はどうしたいのか?」を考えるきっかけになったり、
親の気持ち、自分の気持ちを正直に伝え合う、
終活につながる小さな一歩になれば、と思って書いています。
この記事を読み、質問に答えることで、
お墓(納骨)に関して、本当はどうしたいのか?
自分なりの答えが見つかり、家族と話すきっかけになったら幸いです。
ぜひ、気になる方は最後までお読みください。
わたしが終活の1つのツールとしてご提案している
マンダラエンディングノート®の中には、
主に、人生後半に悩むであろうテーマが9つ書いてあり、
そのテーマ1つにつき、8この質問を問いかけています。
お墓(納骨)も、
生きているうちに親子で話し合っておきたいテーマの1つです。
『亡くなってからのことは自分ではできない』
結局、本人がどうしたいのか、
生前、聞いて、親子で確認し合う時間をとることで、
その通りに叶えてあげることができます。
お墓など、亡くなってからのことは、
自分ではできないので、
誰かに託すしかないんですよね。
自分の思いを聞いて、叶えてくれるであろう誰かに、、、。
多くの場合、親であれば、わたしたち子どもたちの誰か。
そして、わたしたちの時は、、、誰に託しますか?
親のことを考えることで、
自分はどうしたいのか?も考えるきっかけになります。
『お墓は欲しいですか?』
実は、この質問をすると、表情が曇る方が多いです。
わたしの周りの40代後半から60代前半の方は、本音を言うと、
『欲しくないです』『要らないです』という答えがほとんどです。
他には、
『日頃からおつきあいしているお寺さんがあるから、お墓は決まっている』
とか、
『主人の家のお墓に入ることになるんだろうけど、本当は自分の実家のお墓に入りたい』
とか、
『子どももいないし、管理してくれる人がいないから、永代供養をしてくれるお寺にお願いしたい』
とか、
『希望は樹木葬がいいけど、、、家族には伝えていない』など、、、
本当に、聞いてみると、人それぞれの考え方があります。
葬儀やお墓が決まっている方は、その部分では安心ですよね。
でも、決まっていない方や、
本当はどうしてほしいのか、親に聞いたことがない方は、
「どうしてあげたらいいんだろう?」って、どこか不安ではないですか?
その時がくれば何とかなるかもしれませんが、
本人の意思や希望は、聞いておいてもいいのかもしれません。
『親と一緒のお墓には入りたくない』
生前の人間関係のもつれなどから、
「親と一緒の墓には入りたくない」という方もいらっしゃいます。
わたしの父がそうでした。
父は自分の父親のことを嫌っていたため、
「父親と同じ墓には入りたくない。自分の墓も要らない。
海が好きだから、俺が死んだら、海に散骨してくれ。」
そう強く頼まれていました。
2022年冬、父は亡くなりました。
本人の意思を尊重し、家族葬を執り行い、
わたしが父の遺骨を引き取りました。
来年あたり、タイミングを見て、海洋散骨をする予定でいます。
もし、何かの理由で、
ご先祖さまが眠るお墓には入りたくない場合、
生きている間のどこかのタイミングで、
お墓について、親子で話す時間をつくっておくと安心です。
50代くらいになると、
自分にもいつ何があるか分からないですよね。
お互いに元気なうちに、親子で終活しておくと、
どちらの人生も幸せな最期をイメージしながら、
離れていても、お互いを気にかけあって生きていくことができます。
もし、お墓のことを考えると不安な方がいらしたら、
親ごさんへも、自分にも、こう聞いてみてください。
【質問】お墓は本当はどうしたい?
今は、いろんな選択肢がありますので、
自分たちが望むお墓のあり方を一緒に見つけられるといいですよね♡

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0 人生の未来図
1 私の人生
2 病気・介護状態になったら
3 大切な人へのメッセージ
4 葬儀
5 お墓(納骨)
6 財産
7 相続・遺言
8 供養
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50歳からの生き方を考える
セカンドライフコンシェルジュ竹内はるみ

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