離れて暮らす親に万が一のことがあったら、

実家に駆けつけて、様々な手続きをするのは自分。


その日が、いつか来ることは覚悟している。


例えば、
親が病気や怪我で入院をする時、施設に入る時、
考えたくはないけど、急に亡くなってしまった時、


大切な貴重品関係や保険、書類等について、
何がどこにあるんだろう?
自分は何をすればいいんだろう?


親に万が一のことがあった時、
「何も心配しなくて大丈夫だよ」って言える自分でありたい。



お互いの安心のために、
親が元気なうちに、そろそろ親子で終活しておきたい。




 

この記事は、
「親に万が一のことがあった時、何がどこにあるか分からず不安」
「そろそろ終活のをしたいけど、自分からは切り出せない」


そんなあなたへ向けて、
「普段から親子で終活の話をしておくと、万が一のことがあった時安心ですよ」
というご提案をさせていただきます。


ぜひ、気になる方は最後までお読みください。




誰にでも、誕生日と命日がある


なぜ、『死』にまつわる話は切り出しづらいのでしょうか?

それは、多くの方が、まだ元気なうちから、
『死』にまつわることを考えたくない
からではないでしょうか。


悲しい、辛い、怖い、避けたい、縁起でもないなど、
『死』にマイナスなイメージを持っている方にとっては、
できれば向き合いたくないテーマなのかもしれません。


しかし、この世に誕生し、1年1年歳を重ね、
この地球で様々な経験をして、肉体の死を迎える日は、
誰にでも、遅かれ早かれ、必ず来ます。


誰にでも、誕生日と命日があるのです。


生まれて、生きて、死んでいく、それは、自然なことなのです。




まずは、『死』に対する捉え方を変えていきましょう。


歳を重ねていくことや、死ぬことを、
悲しい、辛い、怖い、寂しいと感じながら生きていくのか、


歳を重ねていくことや、死ぬことを、

自然なこと、誰もが経験することと受け入れて生きていくのか、


まずは、あなた自身の『死』に対する意識や捉え方を、
切り出しづらい話題から→自然な話題へと変えていきましょう。



最初は少し勇気がいるかもしれませんが、大丈夫!


ニュートラルに、深刻にならずに、タイミングを見て、
自分から、親に、終活の話を切り出す日を決めましょう。




終活は愛、親子の究極のコミュニケーション


ここで、わたし自身の体験談を話します。


わたしの母は2012年秋、72歳の時、
老後を苦に遺書を書いて自ら死を選びました。



ひとりで死の準備をしていたので、
残されたモノは整理整頓されていて、
所々メモが残されていて、何をどうしてほしい、と意思が書いてありました。


残された父は、ショックを受け、
しばらくは悲しみに暮れていましたが、
母の遺書の中に、「子どもたち、孫をお願いします」
「お父さんは長生きしてください」と書かれていたので、


「お母さんの分も生きて、天国でいろんな報告をする!」
と、頑張って生き切ってくれました。


父は2022年冬に、葉山の海が見える施設で亡くなりました。


母が生きているうちに、
母の不安や寂しさに気づいてあげられなかったことが、
わたしの中では後悔として残りましたが、


その後の父の終活に普段から寄り添うことで、

人生は、自分らしく生き切ると、
本人も、残された家族も、幸せだな、
って実感したんです。


終活って、残された人生をどのように生きたいか、
どんなことを大切にして生きたいか、明るい希望や夢も話しますが、
自分に万が一のことがあった時や、死んだ後のことも話します。


心を開いて、信頼して、弱さも怒りも見せながら、何でも話しました。


そうしたら、
何十年も父に対して持っていた反発心や抵抗や嫌悪感が、
徐々に、理解や、愛や、感謝に変わっていったんです。



親子で終活したことで、やっと本音で大切な話ができたように思います。





いかがだったでしょうか?
親子で終活するイメージが湧いてきましたでしょうか?


普段から親子で終活しておくと、
万が一のことがあった時安心です。


こんなことを話せておけたら安心だな、
って思うことを、リストアップしておいて、


ぜひ、タイミングを見て、親子で、
自然に、終活の話、してみてくださいね♡








終活について、
もう少し本格的に知りたい、進めたい方へは、
〜人生の地図を描くことができる〜
マンダラエンディングノート®ワークショップを随時開催しております。

0 人生の未来図
1 私の人生
2 病気・介護状態になったら
3 大切な人へのメッセージ
4 葬儀
5 お墓(納骨)

6 財産
7 相続・遺言
8 供養

これらのことを、書き記すことができます。

人生で大切なことを考えたり、言語化したり、
家族や大切な人へ意思を伝える時間を取りたい方は、
↓ぜひ、こちらの案内をご覧ください。↓

 

 

ご案内している日時や場所以外でも、
ご希望を伺いながら、自由に調整させていただきます。
親子で一緒に描くこともできますので、お気軽にご相談くださいね。





 

50歳からの生き方を考える
セカンドライフコンシェルジュ竹内はるみ


 

人生後半からの生き方、

考え方のエッセンスが詰まった、
 

【読むだけで、】

歳を重ねるのが楽しみになるメール
↓ご登録はこちら↓
https://resast.jp/subscribe/210084