J1第24節
△ 9/13 14:00 晴
浦和 0-0 大分
(埼スタ 45831人)

達也の怪我と啓太の不調と心配されるも、ホームで必ず勝つと望んだ大分戦。

それもそのはず相手の大分は、現在優勝争いをしているチームだし、勝ち点でも肩を並べるとくれば負けるわけには。しかもホームだし、今季アウェーでは負けているとくれば勝たなければならない相手である。

序盤からペースを握りながらもなかなか相手の堅守をこじ開けられない。フィニッシュにいくも点が入らない。相手も臆する事なく守備からゲームを組み立てようと、まさに一進一退の攻防。

後半に入っても、やや浦和が優位に進めるも大分の堅守を崩せない。真夏のような天気のデーゲームにスタミナや集中力が大きく落ちないも徐々にスピードが落ちていく。それでも浦和は必死に攻めていた。

しかしまたしても、監督の不可解な采配が飛び出した。攻撃のポンテに代えて守備的な位置に暢久。交代に気づいた瞬間からポンテが怒りをあらわにする。当然である。最後まで諦めずに攻め立てる攻撃の起点である彼を代えたのだ。スタジアムも一瞬異様な雰囲気が漂った。またしても首を傾げる采配と思ったサポーターも多かっただろう。後から聞けば、攻撃を減らしてトリプルボランチにしたかったのだとか。相手のカウンターを恐れたと言うが誰よりも早く監督は、点を取るよりも点を取られることを恐れたのだ。いわば勝つ事よりも負ける事を恐れた。

結局、スコアレスドローで試合終了。互いに勝ち点を分けあった。ホームで引き分けということもあるが、勝つために攻めての0点だったチームとしっかり守り抜いて0点に押さえたチームとでは、スコアには見えない充実感の差があったに違いない。


サッカースタジアムにて観戦)
2010 FIFAワールドカップ南アフリカ
アジア最終予選グループA第1戦
○ 9/6 21:30
バーレーン 2-3 日本
(マナマ バーレーン国立競技場)


泣いても笑っても2010年のワールドカップの出場が決まるアジア最終予選。

初戦をアウェーで戦い、勝利を納めた。
結果だけをみれば最終予選の初戦であり、それも中東のアウェーでの勝利を得たとなれば両手を上げて喜びたいところである。しかし内容を加味すれば、上げた両手の片手は下げなければならない。

確かにアウェーで3点を取り勝利したのは、今のチーム力を考えれば御の字だろう。しかし3点のリードを奪い、相手に退場者を出しながら終了間際に2点を返されたのはいただけない。いろいろな原因が必ずあると思うが、油断したと思われても仕方がない。リードが3点で本当に良かったと思う。

次節はホームでのウズベキスタン戦。ホームでの勝利は当然ながら、試合終了の笛がなるまで戦い抜く姿をみせてもらいたい。

(ニュースのみの観戦?)