J1リーグも残り3節。
残り3試合の時点で首位の鹿島から6位のFC東京までの勝ち点差が3しかなく、希にみる大混線模様。
さらに来年のACL出場権獲得する3位以内も考えれば、9位の清水まで射程圏内になる。

そしてさらに残留争い。
こちらも大混線であり、最下位の札幌は既に決まっているが、残りの自動降格と入れ替え戦の2つをめぐり、数字上では下から10位の柏まで降格の可能性がある。

つまり優勝・ACL出場権をかけて1位から9位まで、残留をかけて10位から17位までと札幌を除く全チームに順位確定だけではない付加価値があるということになる。Jリーグは今、史上最大の大混線になっている。

ここからは予想になるが、優勝争いにこれだけのチームに可能性がある。1敗すればその時点で脱落だが、恐らく3戦全勝したチームが優勝になるのではないだろうか。負ければ終わり、まさにトーナメントである。

降格も全敗はもちろんアウトだが、3戦を1勝1敗の勝ち点4を積み重ねたたあたりが、残留のボーダーラインになるのではないだろうか。

勝てば天国、負ければ地獄とサバイバル戦線。

戦術や技術のチーム力も大事だが、ここまでくると最後は“気持ち”の強いチームが勝利を掴むに違いない。