J1第19節
△ 7/27 18:30 雷雨
鹿島 1-1 浦和
(カシマ 36412人)


選手やサポーターにとって意地のぶつかり合い、激しい試合になった。激しい雷雨で、試合が1時間以上中断になったが、激しい雷雨に負けないぐらい首位攻防戦に相応しい試合になったのではないか。

前半は鹿島の二列目の選手に手を焼いていたが、後半は啓太や阿部を中心によく修正していた。決して安心して観れるほどでなく細い糸で結ぶようだったが、パスを回しや選手達も良く動いていた。

アウェー戦ということもあり、引き分けで御の字と考えるべきか、逆転出来なかったと悔やむべきか。そう迷うぐらいに試合内容も決して悪くなかった。鹿島のカウンターを喰らうもDFは集中していたし、攻撃も守備は前節までと数段に違うぐらい、良く動き集中力を欠くことなくチームとしての一体感が感じられた。それだけに試合再開直後の失点が悔やまれる。

前節までの浦和なら、ここで攻められずに停滞し、追加点を取られるパターンだった。しかし諦めずにモチベーションを保ち攻め続けた結果、同点に追いついた。

引き分けながら、選手達も手応えを感じたようだ。チームでまとまり、やれば出来ると今後の自信と結果に繋がれば、この引き分けが引き分け以上に生きてくるに違いない。

試合後に3月以来の“We are Reds!”が出た。このコールが、ここから始まる再出発への合図になると信じたい。


(サッカースタジアムにて観戦)