リーグ戦も半分を消化し、いよいよ後半戦に入る。

折り返し時点で首位をキープ。あれだけ開幕からのスタートダッシュにつまづきながらである。本来であれば両手を上げて喜べるはずなのだが、そんな感じにはならない。

個人的な意見かもしれないが、今の浦和には“強さ”感じることがない。試合には勝つけども、内容に乏しかったり、チームとしてではなく“個人”の力で打開しているだけだからかもしれない。そしてチームの方向性が、ぼやけていて明確に見えない。

これからの後半戦をどう戦っていくのだろう。実名まで出た新外国人の話はどうなったのだろう。もう少しでポンテも再復活するだろう。ゲルトは立て直しできるのか。

スタジアムからも“We are Reds”今だに聞かれず、勝利の時の“We Are Diamonds”さえも封印されてしまった。

今年のリーグは稀にみる混戦。しかしこれから少しずつ差が開いていくだろう。今は、一戦一戦を大事に勝利を積み重ねていかなければならないのは当然だが、いつまで綱渡りが続くのだろうか。リーグ戦も半分。まだ半分あるか、もう半分しかないのか。

これからACLも始まる。もちろん目指すは、リーグ奪還とACL連覇だ。最後に笑うのは自分達であると信じたい。