やはりであった。テレビ・新聞・ネットと報道されていた物をいつくか見たが、多くが正確性に欠けた内容だった。事実と食い違うもの、事実に近くても不十分だったものと多々あった。

改めて、報道する側の伝える力の情報力とそれを見る側の判断が問われる。

今回の一件だけではないが、報道の仕方によって善悪が大きく変わってしまうことがある。非常に非常に残念な事である。

もちろん自分もスタジアムにいたが、すぐ近くにいたワケではないので本当の事実は分からない。見えたものでしか認識出来ない。

しかしこれだけは言いたい。
ほとんど報道では「試合後の選手同士のいざこざが発端」となっていた。確かに一つ要因であるが、事の発端は試合開始前のガンバサポからのレッズサポへの水風船やペットボトルの投げ込みである。

しかもそれが人に当たっている。それでもレッズサポは投げ返さなかった。もちろんヒートアップしたが、それを投げ返しではなく自分のチームへのコール(応援)で応戦した。
しかし止まない投げ込みとエスカレートに、ついに浦和側も行動に出てしまった。そして囲い込み。

発端はどうであれ、こうゆう結果になったのは本当に本当に残念です。埼スタになってからこうゆう大きな騒動が、なかっただけに残念。

両チームのサポーターは、ピッチ同様に皆熱い思いを持ち闘っている。ただ同じ思いでも、暴動という表現は正しくないし、暴動というのに善しとしない人達も巻き込まれたのが残念です。(ガンバ側にも投げ込みを制止する人もいたと聞く。)

両チームは、HPで今回の件についてコメントを出した。今後、再発がないように話し合っていくとコメントしている。

子供や女性や年配の人が、安心してスタジアム観戦で出来る。これは日本が世界に胸を張って言える事だ。出来る事ならば、いつまでも胸を張っていたい。